原節子、司葉子 監督…小 津安二郎 製作…山内静夫 原作…里見*(*=弓と享/とん) 脚本…野田高梧/小津安二郎 撮影…厚田雄春 美術…浜田辰雄 音楽…斎藤高順 録音…妹尾芳三郎 照明…石渡健蔵 編集…浜村義康 装置…高橋利男 装飾…石井勇 衣裳…杉山利和 美粧…杉山和子 出演…原 節子(三 輪秋子) ………佐分利信(間宮宗一) ………司葉子(秋子の娘/アヤ子) ………岡田茉莉子(佐々木百合子) ………佐田啓二(後藤庄太郎) ………桑野みゆき(間宮の娘/路子) ………三上真一郎(平山の息子/幸一) ………笠智衆(三輪周吉) ………中村伸郎(田口秀三) ………三宅邦子(田口の妻/のぶ子) ………沢村貞子(間宮の妻/文子) ………北竜二(平山精一郎) ………渡辺文雄(杉山常男) ………千之赫子(高松重子) ………田代百合子(田口の娘/洋子) ………須賀不二男(旧部下の社員) ………高橋とよ(若松の女将) ………桜むつ子(佐々木ひさ) ………十朱久雄(桑田種吉) ………南美江(桑田の妻栄) ………岩下志麻(受付係) ………菅原通済(すし屋の客) ………設楽幸嗣(田口の息子/和男) ………島津雅彦(間宮の息子/忠雄) ………竹田法一(ひさの夫/芳太郎) ………長谷部朋香 ………城谷皓治 ………末永功 ※昭和35年度芸術祭参加作品 亡夫の7回忌を終えた美しい未亡人秋子と その娘で婚期を迎えたアヤ子に、亡夫の友人たちが波風を立てる。
味わいのある役者たちのユーモア溢れる会話が秀逸だ。 巻 き込まれた母娘の間の心の波風も細やかに描かれている。 『晩
春』の父娘関係を母娘に置き換えている作品で、娘が嫁いでいった
夜に寝支度を済ませた秋子が一人でポツリと座っている姿に涙が溢れて止まらなかった。
1995
1995年の[日本 映画オールタイム・ベストテン]映画100年特別企画は、映画100年を総括する特別企画として、評論家・作家・ジャーナリストなど104人の選考委員の 全体点数(各個人選出ベストテンの第1位を10点、第2位を9点、以下第10位を 1点)を集計、合計数の多い作品 から抽出するという方法で、映画史を通じての日本映画ベストテンを発表した。 2000
映画誌『キネマ旬報』が、映画評論家 や俳優、脚本家ら74人に回答を求めて「20世紀の映画スター」を選出し、ランキングを発表した。 Top |