陽のあたる場所

     エリザベス・テイラー、モンゴメリー・クリフト

※ストーリーの結末を載せていますので、映画をご覧になっていない方は、ご了承下さい

 

記号[☆:スタッフ・キャスト : 始めに] web拍手 by FC2
(1951)(米、パラマウン ト)(キ ネマ旬報ベストテン10位)(アメ リカ 映画ベスト100で92 位)-A Place in the Sun-
監督…ジョージ・スティーブンス(ア カデミー監督賞)
製作…ジョージ・スティーブンス
原作…セオドア・ドライサー(『アメリ カの悲劇』の映画化)
脚色…マイケル・ウィルソン/ハ リー・ブラウン(ア カデミー脚色賞)
撮影…ウィリアム・C・メラー(ア カデミー撮影賞)
SFX…ゴードン・ジェニングス
美術…ハンス・ドライヤー/ウォル ター・タイラー
編集…ウィリアム・ホーンベック(ア カデミー編集賞)
音楽…フランツ・ワックスマン(ア カデミー音楽賞)
衣装(デ ザイン)… イーディス・ヘッド(ア カデミー衣装デザイン賞)
出演…モ ンゴメリー・クリフト(貧しい青年/ジョージ・イーストマン)
………エ リザベス・テイラー(富豪の令嬢/アンジェラ・ヴィカース)
………シェリー・ウィンターズ(ジョージと同じ縫製工場で働く工員/アリス・ トリップ)
………アン・リヴィア(ハンナ・イース トマン)
………キーフ・ブラッセル
………フレッド・クラーク
………レイモンド・バー(地方検事/ マーロウ)
………テッド・デ・コーシア
………ダグラス・スペンサー
ア カデミー監督・脚色撮 影・衣装デザイン・編集・音楽の6部門受賞

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 不安定な時代に生きる青年ジョージの 成功 と挫折を、繊細さと鋭い感受性を持つモンティ(モ ンゴメリー・クリフト)が見事に演じた。
  「凝視法」と呼ばれる手法を確立したカメラマン出身のジョージ・スティーブンス監督ならではの演出で、 愛と 殺意の間で揺れ動くジョージの胸の内が効果的にスクリーンから伝えられたことも大きい。
  悟りの境地に至るまでのジョージの苦渋が切なく響いてくる作品だ。

  リズ(エ リザベス・テイラー)が一番輝いていた頃 の作品で美しい。
  モンティがプライベートでも夢中になっていたのも頷ける。

※ジョゼフ・フォン・スタン バーグ監督、フィリップ・ホームズ、シルヴィア・シドニー主演『アメリカの悲劇』(1931)のリメイク。
※ジョージ・スティーブン スの『シェー ン』(1953)『ジャイアンツ』(1956)とこの作品は“スティーブンスのアメリカ史3部作”と 呼ばれている。
ア カデミー脚色賞を受賞したマイケル・ウィルソンは政治が映画界に介入する厳しいマッカシー旋風に巻 き込まれ、この作品のあとは表立って仕事ができなくなったそうだ。
『友情ある説得』(1956)『戦 場にかける橋』(1957)の脚本も 名前を変えて出していたという。

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『陽の あたる場所』エリザベス・テイラー、モンゴメリー・クリフト


『陽のあたる場所』モンゴメリー・クリフト、エリザベス・テイラー

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1997

ア メリカ映画ベスト100で92 位

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