ゲーリー・クーパー
   (1901.5.7-1961.5.13)(アメリカ、モンタナ州ヘレナ生まれ)(ゲイ リー・クーパーの表記も)-Gary Cooper-
プロフィール 独自の作品解釈 年譜

〜プロフィール〜

 好 ましい人柄というと、まず、クーパーを思い浮かべる。
  はにかんだような眼つきをして、にやりと笑う。
  その表情が実にいい。
  私が初めてクーパーの出演している作品を観たのは『昼 下りの情事』(1957)(オー ドリー・ヘプバーン共演)だった。
  大人の優しさ・温かさを感じ惹かれた。
  その後、1950年前後の数作品を観ても、やはり温かい風貌に好感度が増すばかりだった。
  そんなイメージを持ち続けていたある日『モ ロッコ』(1930)を観た。
  驚いた。
  クーパーが若い。
  私が観ていた作品より20年も前なのだから当然なのだが、若い。キュートだ。カッコイイ。
  おじさんのクーパーだけ見ている人には、是非、『モ ロッコ』を観て頂きたい。
  大いに楽しめると思う。

『ヨーク軍曹』(1941)『真昼の決闘』(1952)ア カデミー主演男優賞を 2度受賞。1961年にア カデミー特別賞受賞

Top

〜独自の作品 解釈〜

1930
『モ ロッコ』-Morocco-
ストーリーの結末を載せていますので、映画をご覧になっていない方 は、ご了承下さい。
1936
『オ ペラ・ハット』-Mr.Deeds goes to Town-(米.コロンビア)
1938
『青 髭八人目の妻』-Bluebeard's Eighth Wife-
1957
『昼 下りの情事』-Love in the Afternoon-
ストーリーの結末を載せていますので、映画をご覧になっていない方 は、ご了承下さい。

Top

〜年譜〜
[1901][1925][1926 夢想の楽園][1927 あれ 離婚時代 アリゾナの天地 つばさ ネ バダ男 令嬢馬賊][1928 ボー・サブルウ 空征かば 大尉の娘 試験結 婚 ライラック・タイム 希望の船 店曝らしの天使]
[1929
 狼の唄 裏切者 ヴァージニアン]
[1930 勇者ならでは パラマウント・オン・パレイド  テキサス無宿 七日間の休暇 ワイオミングの男 スポイラース モロッコ 久 遠の誓い][1931 戦う隊商 市街 
失われた抱擁 彼の女
][1932 ハリウッドは大騒ぎ 悪魔と深海 百万円貰っ たら 戦場よさらば]
[1933 今日限りの命 ある日曜日の午後 生活の設計  不思議の国のアリス 硝煙と薔薇][1934 久遠の誓ひ]
[1935 結婚の夜 ベンガルの槍騎兵 永遠に愛せよ][1936 真珠の頸飾 オペラ・ハット ハ リウッド大通 り 将軍暁に死す 平原児][1937 海の魂][1938 マルコ・ポーロの冒険 青髭八人目の妻 牧童 と貴婦人]
[1939
 ボー・ジェスト 暁の討伐隊][1940 西部の男 北西騎馬警官隊 群衆]
[1941 ヨーク軍曹 教授と美女][1942 打撃王][1943 誰が為に鐘は鳴る][1944 ワッセル博士物語 花婿物語][1945 無宿者 
サラトガ本線
]
[1946 外套と短剣][1947 征服されざる人々 ハリウッド・アルバム][1948 善人サム 摩天楼][1949 機動部隊][1950 ダラス][1951 遠い太鼓][1952 真昼の決闘 スプリングフィールド銃]
[1953
 楽園に帰る 吹き荒ぶ風][1954 悪の花園 ヴェラクルス][1955 軍法会議][1956 友情ある説得]
[1957 昼下りの情事][1958 秘めたる情事 西部の人][1959 縛り首の木 腰抜け列車強盗 コルドラへの道  
メリー・ディア号の難破
][1961 六年目の疑惑]
[2000 20世紀映画スターベストテン][写真][雑誌]

1901

5月7日、アメリカ、モンタナ州ヘレナ生まれ。本名フランク・ジェームズ・クーパー。 愛称クープ。
両 親の民族的な希望からイギリスで育つ。
ア メリカで大学(アイオワ州グリネル大学美術部)を終えて漫 画を描きながら、映画入りを狙う。(芳賀書店「シネアルバ ム10 静かなる男、甦るアメリカの夢と魂 ゲーリー・クーパー」筈見有弘責任編集 “ゲーリー・クーパー  ハリウッドの世界史とともに”荻昌弘著 参考)

Top

1925

『轟く牛の群れ』-Thundering Herd-(米、パラマウント)(白黒)
-監督:ウィリアム・K・ハワー ド
-出演:ノア・ピアリー/ゲー リー・クーパー(エ キストラ)

『荒馬のメサ』-Wild Horse Mesa-(米、パラマウント)(白黒)
-監督:ジョージ・B・サイツ
-出演:ジャック・ホルト/ゲー リー・クーパー(エ キストラ)

『幸運の馬蹄』-The Lucky Horseshoe-(米、20世紀フォックス)(白黒)
-監督:ジョン・G・ブライス トーン
-出演:トム・ミックス/ゲー リー・クーパー(エ キストラ)

『滅び行く民族』-The Vanishing American-(米、パラマウント)(白黒)
-監督:ジョージ・B・サイツ
-出演:リチャード・ディックス /ゲーリー・クーパー(エキストラ)

『荒鷲』-The Eagle-(米、ユナイテッド・アーチスツ)(白黒)
-監督:クラレンス・ブラウン
-出演:ルドルフ・ヴァレンチノ /ゲーリー・クーパー(エキストラ)

『トリックス』-Tricks-(米、デヴィス・ディスト リビューティング)(短編)
-監督:ブルース・ミッチェル
-出演:マリリン・ミルス/J・ フランク・グレンドン/ゲーリー・クーパー

『三人の仲間』-Three Pals-(米、デヴィス・ディストリビューティング)(短編)
-監督:ブルース・ミッチェル
-出演:マリリン・ミルス/J・ F・グレンドン/ゲーリー・クーパー

Top

1926

『魅せられし丘』-The Enchanted Hill-(米、パラマウント)(白黒)
-監督:アーウィン・ウイラート
-出演:フロレンス・ヴィダー/ ゲーリー・クーパー(エキストラ)

『妻を見張れ』-Watch Your Wife-(米、ユニヴァーサル・インターナショナル)(白黒)
-監督:スヴェン・グード
-出演:ヴァージニア・ヴァリ/ ゲーリー・クーパー(エキストラ)

『ライトニング勝つ』-Lightnin'Wins-(米、イン デペンデントピクチュア)(短編)
-監督:ハンス・ティースラー
-出演:ライトニング号(犬)/ゲーリー・クーパー

『夢想の楽園』-The Winning of Barbara Worth-(米、ユナイテッド・アーチスツ)(白黒)(西部劇)
-監督:ヘンリー・キング
-製作:サミュエル・ゴールド ウィン
-原作:ハロルド・ベル・ライト(小説「バーバラ・ワースの勝利」を映画化)
-脚本:フランシス・マリオン
-出演:ロナルド・コールマン(東部の投資家ジェーム・グリーンフィール ドの養子/ウェラード・ホームズ)/ヴィルマ・バンキー(資本家ジェファーソン・ワースの愛娘/ バーバラ)/チャールズ・レー ン(ジェファー ソン・ワース)/ポール・マッ カリスター/E・J・ラトクリフ/ゲーリー・クーパー(青年技師/エイブ・リー)/クライド・クック
-サミュエル・ゴールドウィンに拾われて、この作品の役を貰い、初めてタイトルに名をつ らねた。
映 画デビュー。

この年はアメリカ映画が、一か八かのサウンド映画『ドン・ファン』の興 行的大成功で、一斉にトーキーのほうへ眼を向けかえた時代で、映画産業は嵐の激動期にあったそうだ。また、 この20年代後半はハリウッド映画が完全に世界征覇を完了した波瀾含みの一黄金期だったという。
合 衆国で映画が第一線のベストテン産業に入った時期で、“スター”が派手なゴシップと豪華生活の中で、世界の 偶像に祭られることになった時代だったと荻昌弘著に記されている。(芳賀書店「シネアルバム10 静かなる男、甦るアメリカの夢と魂 ゲーリー・クー パー」筈見有弘責任編集 “ゲーリー・クーパー ハリウッドの世界史とともに”荻昌弘著 参考)


『夢想の楽園』ゲーリー・クーパー

Top

1927

『あれ』-It-(米、パラマウント)(白黒)
-監督:クラレンス・バジャー
-出演:クララ・ボウ/ゲー リー・クーパー(新 聞記者)
-クララ・ボウのご指名で2カット出演。クララ・ボウのアパートの前をうろうろする新聞 記者役だそうだ。(芳賀書店「シネアルバム10 静かなる 男、甦るアメリカの夢と魂 ゲーリー・クーパー」筈見有弘責任編集 参考)

『離婚時代』(「赤ちゃん母さん」の表記も)- Children of Divorce-(米、パラマウント)(白黒)
-監督:フランク・ロイド
-原作:オウエン・ジョンソン
-脚色:ホープ・ロアリング/ル イス・ライトン
-撮影:ノーバート・ブロディン /ヴィクター・ミルナー
-出演:クララ・ボウ/エス ター・ロールストン/ゲーリー・クーパー/アイナル・ハンソン/ノーマン・トレヴァー
-2人の女性の狭間で恋のよろこび、苦しみを味わう作品。


『離婚時代』エスター・ロールストン、ゲーリー・クーパー

『アリゾナの天地』-Arizona Bound-(米、パラマウント)(白黒)(西部劇)
-監督:ジョン・ウォーターズ
-原作:リチャード・アレン・ゲ イツ
-脚本:マリオン・ジャクソン
-脚色:ジョン・ストーン/ポー ル・ガンジェリン
-撮影:チャールズ・エドガー・ シェーンバウム
-出演:ゲーリー・クーパー(カウボーイ/デーヴ・ハーパー)/ベティー・ジュウエル(アン・ウインスロー)/エル・ブレンデル/ジャック・ドハーティー(バック・ハンナ)/クリスチャン・J・フランク(テキサス・ジャック)
-金魂強盗をやっつけ、愛する女性を手に入れるカウボーイ役。

『つばさ』-Wings-(米、パラマウント)(白 黒)(ア カデミー作品賞)
-監督:ウィリアム・A・ウェル マン
-脚本:ジョン・モンク・ソーン ダース
-脚色:ホープ・ロアリング/ル イス・D・ライトン
-出演:クララ・ボウ/チャール ズ・バディー・ロジャース /リチャード・アーレン/ジョビナ・ラルストン/ヘンリー・B・ウォルソール/ジュリア・スウェイン・ゴードン /ゲーリー・クーパー/エル・ブレンデル /ガンボート・スミス/リチャード・タッカー/アルレット・マルシャル
-日本でクーパーが注目された作品。

『ネバダ男』-Nevada-(米、パラマウント)(白 黒)(西部劇)
-監督:ジョン・ウォーターズ
-脚本:ゼーン・グレイ
-脚色:ジョン・ストーン/L・ G・リグビー
-出演:ゲーリー・クーパー(ネバダ)/セルマ・トッド/フィリップ・ストレンジ/アーニー・S・アダムス/ウィリ アム・パウエル
-愛のため、正義のために、悪の一味と対決する西部劇。


『ネバダ男』ゲーリー・クーパーら

『令嬢馬賊』-The Last Oautlaw-(米、パラマウント)(白黒)
-監督:アーサー・ロッスン
-脚本:リチャード・アレン・ゲ イツ
-脚色:ジョン・ストーン/J・ ウォルター・ルーベン
-撮影:ジェームズ・マレイ
-出演:ゲーリー・クーパー(新任保安官/バディ・ヘール)/ベティー・ジュウエル/ジャック・ルーデン/ハーバート・プライアー

Top

1928

『ボー・サブルウ』-Beau Sabreur-(米、パラマウント)(白黒)
-監督:ジョン・ウォーターズ
-脚本:パーシヴァル・クリスト ファー・レン
-脚色:トム・ジェラ ティ 
-出演:ゲーリー・クーパー(フランス士官/アンリー・ド・ボージョレ 少佐)/イヴリン・ブレント /ジョーン・スタンディング/ウィリアム・パウエル/ノア・ビアリー
-サハラ沙漠に駐屯する外人部隊の物語。


『ボー・サブルウ』ウィリアム・パウエル、ゲーリー・クーパー

『空征かば』-The Legion of the Condemned-(米、パラマウント)(白黒)
-監督:ウィリアム・A・ウェル マン
-原作:ジョン・モンク・ソーン ダース
-脚本:ジョン・モンク・ソーン ダース/ジャン・ド・リミュール
-撮影:ヘンリー・ジェラード
-出演:ゲーリー・クーパー(元ワシントンの新聞記者で俗に「罪人部 隊」と称せられた航空隊員/ゲール・プライス)/フェイ・レイ(クリスチン)/バリー・ノートン/レーン・チャンドラー/フランシス・マクドナルド
-第1次大戦で活躍するヒコーキ野郎役。


『空征かば』ゲーリー・クーパーら

『大尉の娘』-Doomsday-(米、パラマウント) (白黒)
-監督:ローランド・V・リー
-原作:ウォーウィック・ディー ピング
-脚本:ドリス・アンダーソン
-脚色:ドナルド・W・リー
-撮影:ヘンリー・ジェラード
-出演:フローレンス・ヴィダー(大尉の娘/メリー)/ゲーリー・クーパー(農夫/アーノルド)/ローレンス・グラント/チャールズ・A・スティーヴンソン

『試験結婚』-Half a Bride-(米、パラマウント)(白黒)
-監督:グレゴリー・ラ・カヴァ
-原作:アーサー・ストリン ジャー
-脚色:ドリス・アンダーソン/ パーシー・ヒース
-撮影:ヴィクター・ミルナー
-出演:エスター・ロールストン(パトリシア・ウィンスロウ)/ゲーリー・クーパー(エドマンズ船長)/フリーマン・ウッド/メアリー・ドーラン/ウィリアム・ウォーシントン

『ライラック・タイム』-Lilac Time-(米、ファースト・ナショナル)(白黒)(サスペンス)
-監督:ジョージ・フィッツモー リス
-原作戯曲:ジェーン・カウル/ ジェーン・マーフィン
-脚本:ウィリス・ゴールドベッ ク/ケイリー・ウィルソン
-撮影:シド・ヒコックス/アル ヴィン・クネヒテル
-出演:コリーン・ムーア(ジャニンヌ)/ゲーリー・クーパー(フイリップ・ブライス大尉)/バー・マッキントッシュ/ユージェニー・ベッセラー/キャスリン・マクガイ ア
-航空映画。


『ライラック・タイム』ゲーリー・クーパー、コリーン・ムーア

『希望の船』-The First Kiss-(米、パラマウント)(白黒)
-監督:ローランド・V・リー
-原作:トリストラム・タッパー
-脚本脚色:ジョン・ファーロウ
-撮影:アルフレッド・ギルクス
-出演:フェイ・レイ(アンナ・リー)/ゲーリー・クーパー(漁師/マリガン・タルボット)/レーン・チャンドラー/レスリー・フェントン/ポール・フィックス

『店曝らしの天使』-The Shopworn Angel-(米、パラマウント)(白黒)
-監督:リチャード・ウォーレス
-原作:ダナ・バーネット
-脚色:ハワード・エスタブルッ ク/アルバート・シェルビー・ル・ヴィノ
-撮影:チャールズ・ラング
-出演:ゲーリー・クーパー(テキサス生まれの兵士/ウィリアム・タイ ラー)/ナンシー・キャロル(ショー・ガール/デイジー・ヒース)/ポール・ルーカス/ロスコー・カーンス
-ショーガールが好きになってしまった一兵卒の役。

Top

1929

『狼の唄』-Wolf Song-(米、パラマウント)(白黒)
-監督:ヴィクター・フレミング
-原作:ハーヴェイ・ファーガス ン
-脚色:ジョン・ファーロウ/ キーン・トンプソン
-撮影:アレン・G・シーグラー
-出演:ゲーリー・クーパー(毛皮猟師/サム・ラッシュ)/ルーペ・ヴェレス/ルイス・ウォルハイム/コンスタンチン・ロマノフ/ミカ エル・ヴァヴィッチ

『裏切者』-Betrayal-(米、パラマウント) (白黒)
-監督:ルイス・マイルストーン
-アソシエイト・プロデュー サー:デイヴィッド・O・セルズニック
-原作:ヴィクター・シェルツィ ンゲル/ニコラス・スーサニン
-脚本:ハンス・クレーリー
-脚色:ハンス・クレーリー/レ オ・ビリンスキー
-撮影:ヘンリー・ジェラード
-出演:エミール・ヤニングス/ エスター・ロールストン/ゲーリー・クーパー(ウィーンの芸術家/アンドレ・フレイ)

『ヴァージニアン』-The Virginian-(米、パラマウント)(白黒)
-監督:ヴィクター・フレミング
-原作:オーエン・クーパー/ カーク・ラ・シェル
-脚色:グローヴァー・ジョーン ズ/ハワード・エスタブルック
-撮影:J・ロイ・ハント
-出演:ゲーリー・クーパー(牧童頭/ヴァジニアン)/ウォルター・ヒューストン/リチャード・アーレン/メアリー・ブライアン /チェスター・コンクリン
-クーパーが一番好きと語っていたという作品。


『ヴァージニアン』ゲーリー・クーパー、リチャード・アーレン

28才の時、父チャールズ・H・クーパー判事と。


ゲーリー・クーパー、チャールズ・H・クーパー

Top

1930

『勇者ならでは』-Only the Brabe-(米、パラマウント)(白黒)
-監督:フランク・タトル
-原作:キーン・トンプソン
-脚色:アグネス・ブランド・ リー
-撮影:ハリー・フィッシュベッ ク
-出演:ゲーリー・クーパー(北軍騎兵隊大尉/ジェームス・ブレイド ン)/メアリー・ブライアン /フィリップス・ホームス/ジェームズ・ニール/モーガン・ファーレイ

『パラマウント・オン・ パレイド』-Paramount on Parade-(米、パラマウント)(白黒)(全20景)
-監督:ドロシー・アーズナー/ オットー・ブラワー/エドモンド・グールディング/ヴィクター・ヒアマン/エドウィン・H・ノッフ/ローラン ド・V・リー/エ ルンスト・ルビッチ/ロウ ター・メンディス/ヴィクター・シェルツィンゲル/エドワード・サザーランド/フランク・タトル
-撮影:ハリー・フィッシュベッ ク/ヴィクター・ミルナー
-スクリプター:エルシー・ジャ ニス
-振り付け:デイヴィッド・ベ ネット
-出演:リチャード・アーレン/ジーン・アーサー/ウィリア ム・オースティン/ジョージ・バンクロフト/クララ・ボウ/イヴリン・ブレント/メアリー・ブライアン/クライ ヴ・ブルック/ヴァージニア・ブ ルース/ナンシー・キャロル/ルース・チャッタートン/モーリス・シュヴァリエ/ゲーリー・クーパー/レオン・ エロール/スチュアート・アーウィン/ケ イ・フランシス/スキーツ・ギャラガー/ハリー・グリーン/ミッチー・グリーン/ジェームズ・ホール/フィリッ プス・ホームス/ヘレン・ケーン/デニス・ キング/エイブ・ライマン・オーケストラ/フレドリック・マーチ/ニノ・マルティニ/デイヴィッド・ニュウェル /ジャック・オーキー/ワーナー・オーラン ド/ゼルマ・オニール/ユージン・ポーレット/ジョーン・ピアース/ウィリアム・パウエル/チャールズ・バ ディー・ロジャース/リリアン・ロス/スタン リー・スミス/フェイ・レイ
1[美女の行進]-Showgirls on Parade-:コーラ ス・ガールの唄と踊り/2[オープニング・タイトルズ]-Opening on Titles-:ミッ チー・メイフェアのトーダンス/3[前説]-Introduction-:ジャック・オーキー/スキーツ・ギャラガー/レオン・エロール♪We're the Masters of Ceremony/4[恋をする時]-Love Time-:チャールズ・バ ディー・ロジャース/リリアン・ロス♪Any Time's the Time to Fall in Love/5[人殺しは無くなる]-Murder Will Out-:ウィリア ム・パウエル(ヴァ ンス)/クライヴ・ブルック(ホームズ)/ワーナー・オランド(フーマンチュー)/ジャック・オーキー(被害者)のナンセンス探偵劇/6[アパッシュの起源]-Origin of the Apache-: モーリス・シュヴァリエ/イヴリン・ブレントの寝室アパッシュ・ダンス/7[ゴンドラ船頭の唄]-Song of the Gondolier-:テノー ル歌手ニノ・マルティニ♪Torna a Sorriento/8[病院で]-In a Hospital-:レオ ン・エロール/ジー ン・アーサー/フィリップス・ホームス/デイヴィッド・ニュウェルの笑劇/9[女子体育場で]-In a Girls' Gym-: ジャック・オーキー/ゼルマ・オニールの喜劇♪I'm in Training for You/10[トレアドル]-The Toreador-:ハリー・ グリーン(闘牛 士)/ケイ・フランシス(カルメン)喜歌劇♪I'm Isadore the Toreador/11[モ ンマルトルの女]-The Montmartre Girl-:ルース・チャッタトン/スチュアート・アーウィン/スタンリー・スミス/フ レドリック・マーチ♪My Marine/12[巴里の公園]-Park in Paris-:モーリ ス・シュヴァリエ♪All I Want Is Just One Girl/13ミッチー・グリーン♪All I Want Is Just One Girl/14[教室]-Schoolroom-:ヘレン・ケーン♪What Did Cleopatra Say?/15[絞 首台の唄]-The Gallows Song-: デニス・キング♪Nichavy/16[ダンス狂]-Dance Mad-:ナンシー・キャロル /エーブ・ライマン指揮オーケストラ演奏♪Dancing to Save Your Sole/17[夢の乙女]-Dream Girl-:ゲーリー・クー パー/リチャード・アーレン/ジェームズ・ホール/メアリー・ブライアン/フェイ・レイ/ジーン・アーサー♪Let Us Drink to the Girl of My Dream/18[赤い髪]-The Redhead-:クララ・ボ ウ/オーキー/ギャラハー♪I'm true to the Navy Now/19[怒髪衝天]-Impulses-:ジョージ・バンクロフト/ケイ・フランシス/ウィリアム・オースティンの寸 劇/20[天空騒動]-The Rainbow Revels-: モーリス・シュヴァリエ♪Sweeping the Clouds Away
-エルシー・ジャニス女史指導のもとにパラマウントの全監督、全俳優を総動員して製作さ れたレヴュー映画。

『テキサス無宿』-The Texan-(米、パラマウント)
-監督:ジョン・クロムウェル
-原作:オー・ヘンリー
-脚色:オリヴァー・H・P・ ギャレット/ダニエル・N・ルービン
-撮影:ヴィクター・ミルナー
-出演:ゲーリー・クーパー(お尋ね者/リャノ・キッド)/フェイ・レイ/エマ・ダン/オスカー・アッフェル
-行方不明の息子をしのんでいる老母のもとへ、名乗り込むお尋ね者役。


『テキサス無宿』フェイ・レイ、ゲーリー・クーパー、エマ・ダン

『七日間の休暇』-Seven Days Leave-(米、パラマウント)(白黒)
-監督:リチャード・ウォーレス
-原作:ジェームズ・M・バリー
-脚色:ジョン・ファーロウ/ダン・トザロー
-撮影:チャールズ・ラング
-出演:ゲーリー・クーパー(カナダ兵/ケネス・ドウェイ)/ベリル・マーサー/デイジー・ベルモア/ノラ・セシル/テンプ・ピゴット
-ロンドンでの休暇に、同姓の老母から息子のように可愛がられるカナダの兵士役。


『七日間の休暇』ベリル・マーサー、ゲーリー・クーパー

『ワイオミングの男』-A Man From Wyoming-(米、パラマウント)(白黒)
-監督:ローランド・V・リー
-原作:ジョセフ・モンキュア・マーチ/ルウ・リ プトン
-脚色:ジョン・V・A・ウィーヴァー/アルバー ト・シェリイ・レヴィン
-撮影:ハリー・フィッシュベック
-出演:ゲーリー・クーパー(ワイオミングの男/ジム・ベーカー大尉)/ジューン・コリアー/レジス・トゥーミー/モーガン・ファーレイ/E・H・ カルヴァート
-野戦病院の娘との愛をめぐる戦場メロドラマ。


『ワイオミングの男』ゲーリー・クーパー、ジューン・コリアー

『スポイラース』(「掠奪者」の表記も)-The Spoilers-(米、パラマウント)(白黒)(アクション)
-監督:エドウィン・カリュー
-原作:レックス・ビーチ
-脚色:バートレット・コーマッ ク
-撮影:ハリー・フィッシュベッ ク
-出演:ゲーリー・クーパー(グレニスター)/ケイ・ジョンソン/ベティー・カンプソン/ウィリアム・ボイド/ハリー・グ リーン
-アラスカの金鉱をめぐるアクション。


『スポイラース』ゲーリー・クーパー、ベティー・カンプソン

『モ ロッコ』-Morocco-(米、パラマウント)(白黒)
-監督:ジョセフ・フォン・スタ ンバーグ
-原作:ベノ・ヴィグニー
-脚色:ジュールス・ファースマ ン
-撮影:リー・ガームス
-出演:ゲーリー・クーパー(サハラ沙漠駐屯の外人部隊の兵士/トム・ ブラウン)/マ レーネ・ディートリッヒ(キャバレーの歌姫/アミー・ジョリー)/アドルフ・マンジュウ(金持ちの男/ラ・ベシエール)/ウルリッヒ・ハウプト/ジュリエット・コンプトン
-日本語スーパー字幕作品の第1号。(字幕:田村幸彦)
ジョ セフ・フォン・スタンバーグ監督とマ レーネがハリウッドデビューした作品で圧倒な映像美と粋な演出で観客を酔わせた。
ま た、クーパーの人気を決定的にした名作。
マレーネはシルク ハットを被り燕尾服を着てズボンのポケットに片手を入れて煙草を吹かし、頬がこけ(奥歯を抜 いて作られたそうだが)陰影に富んだ顔で上眼づかいに兵士クーパーを見詰めハ スキー・ボイスで歌いだす。
指 を2本クルクルと回すポーズをするクーパーに官能的な目で同じポーズを返す。
キュー トでカッコいいクーパーと、ハンサムないい女が交わす愛のポーズの粋でカッコイイことといったらない。[全 文へ]


『モロッコ』マレーネ・ディートリッヒ


『モロッコ』マレーネ・ディートリッヒ


『モロッコ』マレーネ・ディートリッヒ、ゲーリー・クーパー


『モロッコ』マレーネ・ディートリッヒ、ゲーリー・クーパー


『モロッコ』ゲーリー・クーパー、マレーネ・ディートリッヒ


『モロッコ』ゲーリー・クーパー、マレーネ・ディートリッヒ、アドルフ・マンジュ ウ


『モ ロッコ』ゲーリー・クーパー、マレーネ・ディートリッヒ

『久遠の誓い』-Now And Forever-(米、パラマウント)(白黒)
-監督:ヘンリー・ハサウェイ
-原作:ジャック・カークランド/メルヴィル・ベ イカー
-脚本:ヴィンセント・ローレンス/シルヴィア・ サルバーグ
-撮影:ハリー・フィッシュベック
-出演:ゲーリー・クーパー/ キャロル・ロンバード/シャーリー・テンプル/サー・ガイ・スタンディング/シャーロット・グランヴィル

Top

1931

『戦う隊商』(「激斗の河」の表記も)- Fighting Caravans-(米、、パラマウント)(白黒)
-監督:オットー・ブラワー/デ イヴィッド・バートン
-原作:ゼーン・グレイ
-脚色:エドワード・E・パラモア・ジュニア/ キーン・トンプソン/アグネス・ブランド・リー
-撮影:リー・ガームス/ヘンリー・ジェラード
-出演:ゲーリー・クーパー(クリント・ベルメット)/リリー・ダミタ/アーネスト・トーレンス/フレッド・コーラー/タリー・ マーシャル


『戦う隊商』ゲーリー・クーパー、リリー・ダミタ

『市街』-City Streets-(米、パラマウント)
-監督:ルーベン・マムーリアン
-原作:ダシール・ハメット
-脚本:マックス・マーシン
-脚色:オリヴァー・H・P・ギャレット
-撮影:リー・ガームス
-出演:ゲーリー・クーパー(ギャング/キッド)/シルヴィア・シドニー/ポール・ルーカス/ウィリアム・ボイド/ガイ・キッ ビー
-「悪くおもうなよ」の台詞で一世を風靡したギャング役。


『市街』ゲーリー・クーパー

『失われた抱擁』-I Take This Woman-(米、パラマウント)(白黒)
-監督:マリオン・ゲーリング
-原作:メアリー・ロバーツ・ラインハート
-脚色:ヴィンセント・ローレンス
-撮影:ヴィクター・ミルナー
-出演:ゲーリー・クーパー(カウボーイ/トム・マックネアー)/キャロル・ロンバード/ヘレン・ウェーア/レスター・ヴェイル/チャール ズ・トロウブリッジ

『彼の女』(「貨物船と女」の表記も)-His Woman-(米、パラマウント)(白黒)
-監督:エドワード・スローマン
-原作:デール・コリンズ
-脚色:アデレード・ヒールブロン/メルヴィル・ ベイカー
-撮影:ウィリアム・スタイナー
-出演:ゲーリー・クーパー(サム・ワーラン船長)/ク ローデット・コルベール/エヴリル・ハリス

Top

1932

『ハリウッドは大騒ぎ』-Make Me a Star-(米、パラマウント)(ゲスト出演)
-出演:/ゲーリー・クーパー(ゲスト出演)

『悪魔と深海』-Devil and The Deep-(米、パラマウント)(白黒)
-監督:マリオン・ゲーリング
-原作:ハ リー・ハーヴェイ
-脚本:ベ ン・W・レヴィー
-撮影:チャー ルズ・ラング
-美術:ベルナルド・ ヘルッブルン
-編集:オソー・ラ ヴァリング
-衣装(デザイン): トラヴィス・バントン
-出演:タルラー・バンクヘッド/ゲーリー・クーパー(センプター少佐)/チャールズ・ロートン/ケー リー・グラント/ポール・ポルカシ

『百万円貰ったら』-If I Had A Million-(米、パラマウント)(白黒)(8つのエピソードからなるオムニバス)
-監督:エ ルンスト・ルビッチ/ノーマン・タウログ/スティーブン・ロバーツ/ノーマン・Z・マクロード /ジェームズ・クルーズ/ウィリアム・A・サイター/H・ブルース・ハンバーストーン
-原作:ロバート・ハーディ・アンドリュース
-脚色:クロード・ビニヨン/ウィットニイ・ボル トン/マ ルコム・スチュアート・ボイラン/ジョン・ブライト/シドニー・バックマン/レスター・コール/イザベル・ドー ン/ボイス・デゴウ/ウォルター・デレオン /オリヴァー・H・P・ギャレット/ハーヴェイ・ゲイツ/グローヴァー・ジョーンズ/エ ルンスト・ルビッチ/ロートン・マッコール/ジョセフ・L・マンキーウィッツ/ウィリアム・スレイ ヴンス・マクナット/シートン・I・ミラー/ティファニー・セイヤー
-出演:「悪魔と深海」ゲー リー・クーパー(海 兵隊員/ギャラガー)/ 「夜毎来る女」ジョージ・ラフト/「歓呼の涯」ウィン・ギブソン/「悪魔と深海」チャールズ・ロートン/「拳骨 大売出し」ジャック・オーキー/「七万人の 目撃者」チャールズ・ラグルズ/「頬は薔薇色」フランセス・ディー/リチャード・ベネット/「鉄窓と花束」ジー ン・レイモンド/「進めオリンピック」W・ C・フィールツ/「小間使(1931)」 メアリー・ボーランド /「夜毎来る女」アリソン・スキップワース/「女傑」メイ・ロプスン/ロスコー・カーンス/ルシアン・リトル フィールド
-パラマウントの監督、俳優、脚本部等をほとんど総動員して製作した作品。

『戦場よさらば』-A Farewell to Arms-(米、パラマウント)
-監督:フランク・ボザーギ(フランク・ボーゼージの表示も)
-原作:アーネスト・ヘミング ウェイ(「武器よさらば」)
-脚色:ベンジャミン・グレイ ザー/オリヴァー・H・P・ギャレット
-撮影:チャールズ・ラング
-出演:ヘレン・ヘイズ(従軍看護師)/ゲーリー・クーパー(米将校/フレデリック・ヘンリー)/アドルフ・マンジュウ/メアリー・フィリップス/ジャック・ラルー
-第1次大戦のイタリア戦線。米将校と従軍看護師の苛酷なる恋。


『戦場よさらば』ゲーリー・クーパーら

『すべすべの真珠』-The Slippery Pearls-(短編)
-出演:/ゲーリー・クーパー
-チャリティ・ショーの記録映画。

『ハリウッドの声』-Voice of Hollywood-(米、ティファニー)(短編)
-出演:/ゲーリー・クーパー /ジョン・ウェイン(アナウンサー)
-チャリティ・ショー。

Top

1933

『今日限りの命』-Today We Live-(米、MGM)
-監督:ハワード・ホークス
-原作:ウィリアム・フォークナー
-脚色:エディス・フィッツジェラルド/ドワイ ト・テイラー
-撮影:オリヴァー・T・マーシュ
-出演:ジョーン・クロフォード /ゲーリー・クーパー(留学生/ボガード)/ロバート・ヤング/フランチョット・トーン/ロスコー・カーンス


『今日限りの命』ゲーリー・クーパー、ロバート・ヤング、ロスコー・カーンス、 ジョーン・クロフォード

『ある日曜日の午後』-One Sunday Afternoon-(米、パラマウント)(白黒)
-監督:スティーブン・ロバーツ
-原作:ジェームズ・ヘイゲン
-脚色:グローヴァー・ジョーンズ/ウィリアム・ スレイヴンス・マクナット
-撮影:ヴィクター・ミルナー
-出演:ゲーリー・クーパー(歯科医/ビフ・グライムス)/フェイ・レイ(エミーの友達/ヴァージニア)/ニール・ハミルトン(仇敵/ヒューゴー・バーンステッド)/ロスコー・カーンス(ペンキ屋/スナッピー・ダウナー)/フランセス・フラー(ビフの妻/エミー)


『ある日曜日の午後』ゲーリー・クーパー、フランセス・フラー

『生活の設計』-Design for Living-(米、パラマウント)(白黒)
-監督:エ ルンスト・ルビッチ
-原作:ノ エル・カワード

-脚色:ベン・ヘクト
-撮影:ヴィクター・ミルナー
-美 術:ハンス・ドライヤー
-出演:フレドリック・マーチ/ ゲーリー・クーパー(画家/ジョージ・カーチス)/ミリアム・ホプキンス/エドワード・エヴァレット・ホートン/フランクリ ン・パングボーン
-ルビッチが最も得意とする男女の三角関係をコミカルに描いた恋愛喜劇。
2 人の男の間で揺れ動く女心を見事に描き出していている。


『生活の設計』ゲーリー・クーパー、ミリアム・ホプキンス、フレドリック・マーチ


『生活の設計』ミリアム・ホプキンス、ゲーリー・クーパー

『不思議の国のアリス』-Alice in Wonderland-(米、パラマウント)(白黒)
-監督:ノーマン・Z・マクロー ド
-製作:ルイス・D・ライトン
-原作:ルイス・キャロル
-脚色:ジョセフ・L・マンキーウィッツ/ウィリ アム・キャメロン・メンジース
-撮影:ヘンリー・シャープ/バート・グレノン
-SFX:ゴードン・ジェニングス /ファーシオッ ト・エドワード
-音楽:ディミトリ・ティオムキン
-衣装(デザイン):ウォーリー・ウェストモア/ニュート・ ジョーンズ
-出演:シャーロット・ヘンリー(アリス)/ レオン・エロール/ルイズ・ファゼンダ/フォード・スターリング/スキーツ・ギャラガー/レイモンド・ハットン /ポリー・モーラン/ネッド・スパークス /スターリング・ホロウェイ/ロスコー・エイツ/アリソン・スキップワース/リリアン・ハーマー/リチャード・ アーレン/エドワード・エヴァレット・ホー トン/ジャッキー・サール/チャールズ・ラグルズ/ベビー・ルロイ/メイ・ロブソン/アレック・B・フランシス /ウィリアム・オースティン/ケー リー・グラント/エドナ・メイ・オリヴァー/ジャック・オーキー/ロスコー・カーンス/メエ・マー シュ/W・C・フィールズ/ゲーリー・クーパー(白騎士)

『硝煙と薔薇』-Operator 13-(米、MGM)(白黒)
-監督:リチャード・ボレスラウ スキー
-製作:ルシエン・ハバード
-原作:ロバート・W・チェンバース
-脚本:ハーヴェイ・シュウ/ゼルダ・シアース /イヴ・グリーン
-撮影:ジョージ・J・フォルシー
-出演:マリオン・デイヴィス/ ゲーリー・クーパー(南軍大尉/ジャック・ゲイリアード)/ジーン・パーカー/キャサリン・アレクサンダー/テッド・ヒーリー

12月15日、ヴェロニカ・ヴァルフ(芸名サンドラ・ショー)(愛称 ロッキー)と結婚。一女(マリア・ヴェロニカ・ヴァルフ・クー パー)あり。
※ヴェロニカ・ヴァルフはニュー ヨークのパーク・アヴェニューに邸をもつ名家の娘。
MGMの美術部長セドリック・ギ ボンズ(オスカー像をデザインをした)の姪。
ハリウッドに遊びにきて、当時ギ ボンズ夫人だった大女優ドロレス・デル・リオにすすめられるままにキャメラの前に立った女優だったそうだ。
クーパーと2年ほどの交際ののち に結婚し、芸名を捨てて主婦に専念したという。(芳賀書店「シネアルバム10  静かなる男、甦るアメリカの夢と魂 ゲーリー・クーパー」筈見有弘責任編集より)

Top

1934

『久遠の誓ひ』-Now and Forever-(米、パラマウント)
-監督:ヘンリー・ハザウェイ
-出演:ゲーリー・クーパー(詐欺師/ジェリー・デイ)/キャロル・ロンバード/シャーリー・テンプル


『久遠の誓ひ』シャーリー・テンプル、ゲーリー・クーパー、キャロル・ロンバード

Top

1935

『結婚の夜』-The Wedding Night-(米、サミュエル・ゴールドウィン=ユナイテッド・アーチスツ)(白黒)
-監督:キング・ヴィダー
-製作:サミュエル・ゴールドウィン
-原作:エドウィン・H・ノッフ
-脚本:エディス・フィッツジェラルド
-撮影:グレッグ・トーランド
-音楽:アルフレッド・ニューマン・サウンド etc
-出演:ゲーリー・クーパー(作家/トニー・バーレット)/アンナ・ステン/ヘレン・ヴィンソン/ラルフ・ベラミー/シグ・ルーマン

『ベンガルの槍騎兵』-The Lives of a Bengal Lancer-(米、パラマウント)
-監督:ヘンリー・ハサウェイ
-製作:ルイス・D・ライトン
-原作:フランシス・イエーツ・ブラウン
-脚本:ウォルデマー・ヤング/ジョン・L・ボル ダーストン/アクメッド・アブダラー
-脚色:グローヴァー・ジョーンズ/ウィリアム・ スレイヴンス・マクナット
-撮影:チャールズ・ラング
-出演:ゲーリー・クーパー(マグレガー)/フランチョット・トーン/リチャード・クロムウェル/サー・ガイ・スタン ディング/C・オーブリー・スミス/キャサリン・バーク


『ベンガルの槍騎兵』キャサリン・バーク、ゲーリー・クーパー

『永遠に愛せよ』-Peter Ibbetson-(米、パラマウント)
-監督:ヘンリー・ハサウェイ
-製作:ルイス・D・ライトン
-原作:ジョルジュ・デュ・モーリア
-原作戯 曲:ジョン・ナサニエル・ラファエル
-脚本:コンスタンス・コリアー
-脚色:ヴィンセント・ローレンス/ウォルデ マー・ヤング
-撮影:チャールズ・ラング
-美 術:ハンス・ドライヤー/ロバート・アッ シャー
-ス クリプター:ジョン・ミーハン/エド ウィン・ジャスタ ス・メイヤー
-出演:ゲーリー・クーパー(建築家/ピーター・イベットスン)/アン・ハーディング/ジョン・ハリデイ/アイダ・ルピノ/ダグラス・ダンブ リル


『永遠に愛せよ』ゲーリー・クーパー、アン・ハーディング

『ココナッツ・グローヴ のスターの夜』-Star Night at The Coconut Grove-(短編)
-出演:/ゲーリー・クーパー
-ナイト・クラブのスケッチ。

Top

1936

『真珠の頸飾』(「真珠の首飾」の表記も)-Desire-(米、パラマウント)(白 黒)
-監督:フランク・ボーゼー ジ 
-製作:エ ルンスト・ルビッチ
-原作:ハンス・スツェケリー /R・A・ステムレ
-脚色:エドウィン・ジャスタ ス・メイヤー/ウォルデマー・ヤング/サミュエル・ホフェンシュタイン
-撮影:チャールズ・ラング
-音楽:フレデリック・ホラン ダー/レオ・ロビン
-出演:マ レーネ・ディートリッヒ/ゲーリー・クーパー(アメリカ人/トム・ブラッドレー)/アーネスト・コサート/ジョン・ハリディ/ウィリアム・フローリー/エイキ ム・タミロフ


『真珠の頸飾』マレーネ・ディートリッヒ


『真 珠の頸飾』マレーネ・ディートリッヒ


『真珠の頸飾』マレーネ・ディートリッヒ、ゲーリー・クーパー


『真 珠の頸飾』ゲーリー・クーパー、マレーネ・ディートリッヒ


『オ ペラ・ハット』-Mr.Deeds goes to Town-(米、コロンビア)
-監督製作:フ ランク・キャプラ(ア カデミー監督賞)
-原作:クラレンス・バディント ン・ケランド 
-脚本:ロバート・リスキ ン 
-撮影:ジョセフ・ウォー カー 
-音楽:ハワード・ジャクソン/ エドワード・バーンズ
-出演:ゲーリー・クーパー(ロングフェロー・ディーズ)(初めてオスカーにノミネート)/ジー ン・アーサー/ジョージ・バンクロフト/ライオネル・スタンダー/ダグラス・ダンブリル/メイヨ・ メソット/レイモンド・ウォルバーン/ウォルター・キャトレット
-『或 る夜の出来事』(1934)『我 が家の楽園』(1938)『群衆』(1941)といった名作を連発したフ ランク・キャプラとロバート・リスキンの名コンビの作品。
こ の作品も『ス ミス都へ行く』のように民主主義の【光と影】を描いた名作で、純朴なゲーリー・ クーパーを手玉に取る記者のジー ン・アーサーがいい。



『オペラ・ハット』ゲー リー・クーパー

『ハリウッド大通り』-Hollywood Boulevard-(米、パラマウント)(特別出演)
-監督:ロバート・フローリー
-制作:A・M・ボッツフォード
-脚本・原案:マルグリット・ロ バーツ/フェイス・トーマス
-撮影:ジョージ・T・クレメン ス/カール・ストラッス
-編集:ハーヴェイ・ジョンスト ン/ウィリアム・シア
-音楽:グレゴリー・ストーン/ サム・コスロウ/アーサー・ジョンストン
-出演:ルイーズ・ブルックス/ メエ・マーシュ/エスター・ラルストン/ゲーリー・クーパー(特別出演)

『将軍暁に死す』-The General Died at Dawn-(米、パラマウント)
-監督:ルイス・マイルストーン
-製作:ウィリアム・ルバロン
-原作:チャールズ・G・ブース
-脚色:クリフォード・オデッツ
-撮影:ヴィクター・ミルナー
-音楽:ワーナー・ジャンセン/ボリス・モロス
-出演:ゲーリー・クーパー(アメリカ軍人/オハラ)/マデリーン・キャロル/エイキム・タミロフ/ダッドリー・ディグス/ポー ター・ホール
-動乱の中国に乗り込んだアメリカ軍人役。日本でのクーパーの人気の最絶頂で日劇前に長 蛇の列がつづいたという。

『平原児』-The Plainsman-(米.パラマウント)(西部劇)
-監督製作:セシル・B・デミル
-原作:コートニー・ライリー・ クーパー/フランク・J・ウィルスタック 
-脚本:ウォルデマー・ヤング/ ハロルド・ラム/リン・リッグス
-撮影:ヴィクター・ミルナー
-音楽:ボリス・モロス/ジョー ジ・アンシール
-出演:ゲーリー・クーパー(ワイルド・ビル・ヒコック)/ジー ン・アーサー/ジェームズ・エリソン/チャールズ・ビックフォード/ポーター・ホール/ヴィク ター・ヴァルコニ/ヘレン・バージェス/ジョン・ミルジャン/ギャビー・ヘイズ/アンソニー・クイン/フランシ ス・フォード
-二挺拳銃使いのワイルド・ビル・ヒコックを演じ、見事なガンさばきを見せる。


『平原児』ゲーリー・クーパー

『サンタ・バーバラの 祭』-La Fiesta de Santa Barbara-(米、.MGM)(短編)
-出演:/ゲーリー・クーパー
-南米親善使節の記録。

Top

1937

『海の魂』-Souls at Sea-(米.パラマウント)
-監督:ヘンリー・ハサウェイ
-原作:テッド・レッサー
-脚色:グローヴァー・ジョーンズ/デール・ヴァ ン・エヴァリー
-撮影:チャールズ・ラング/メリット・B・ガー スタッド
-音楽監督:ボリス・モロス
-作曲:W・フランク・ハーリン グetc
-歌:ラルフ・レインジャー/レ オ・ロビン
-出演:ゲーリー・クーパー(奴隷船の船員/テイラー)/ジョージ・ラフト/フランセス・ディー/ヘンリー・ウィルコクスン/ハ リー・ケイリー


『海の魂』ゲーリー・クーパー

『われらを忘れずに』-Lest We Forget-(米.MGM)(短編)
-監督:フランク・ホワイトベッ ク
-出演:/ゲーリー・クーパー
-ウィル・ロジャース記念病院設立のPR。

9月15日、一人娘マリア・ヴェロニカ・ヴァルフ・クーパーが生まれる。

Top
1938

『マルコ・ポーロの冒 険』-The Adventures of Marco Polo-(米、サミュエル・ゴールドウィン=ユナイテッド・アーチスツ)
-監督:アーチー・L・メイヨ
-製作:サミュエル・ゴールドウィン
-原作:N・A・ポグスン
-脚本:ロバート・E・シャーウッド
-撮影:ルドルフ・マテ/アー チー・スタウト
-美 術:リチャード・デイ
-音楽:ヒューゴー・フリードホーファー
-出演:ゲーリー・クーパー(マルコ・ポーロ)/シングリッド・ギューリー/ベイジル・ラスボーン/アーネスト・トルエック ス/アラン・ヘイル


『マルコ・ポーロの冒険』ゲーリー・クーパー、シングリッド・ギューリー


『マルコ・ポーロの冒険』ゲーリー・クーパー、シングリッド・ギューリー

『青 髭八人目の妻』-Bluebeard's Eighth Wife-(米.パラマウント)
-監督製作:エ ルンスト・ルビッチ
-原作:アルフレッド・サヴォ アール
-脚本:チャールズ・ブラケット /ビ リー・ワイルダー
-撮影:レオ・トーヴァー
-美術:ハンス・ドライヤー/ロ バート・アッシャー
-編集:ビリー・シャイ
-スクリプター:チャール トン・アンドリュース
-音楽:ウェルナー・リヒャル ト・ハイマン/フレデリック・ホランダー
-出演:ゲーリー・クーパー(紳士“青ひげ”/マイケル・ブランドン)/ク ローデット・コルベール/デヴィッド・ニーヴン/エドワード・エヴェレット・ホートン/エリザベ ス・パターソン/ハーマン・ビング
-リビエラでパジャマの上と下だけを買おうとする男女の出会いをゲーリー・クーパー(大 富豪のアメリカ人/マイケル)と クローデット・コルベール(フ ランス没落貴族の娘/ニコル)が、コミカルに演じ惹きつけ てゆ く。 
こ の男女の出会いは、オフィスに“ルビッ チならどうしただろうか?”と書 かれた額を飾っているほど、ル ビッチを崇拝していたビリー・ワイルダーが、ル ビッチから男女の出会いのシチュエーションを求められたのに答えたものだったとい う。(田中雄二著『ビリー・ワイルダー』参考)
ルビッチは満面に笑みを 浮かべて…[全 文へ]

『牧童と貴婦人』-The Cowboy and the Lady-(米、サミュエル・ゴールドウィン=ユナイテッド・アーチスツ)
-監督:H・C・ポッター
-製作:サミュエル・ゴールドウィン
-脚本:レオ・マッケリー/フランク・R・アダム ス
-脚色:S・N・ベールマン/ソニア・レヴィーン
-撮影:グレッグ・トーランド
-音楽:アルフレッド・ニューマン
-出演:ゲーリー・クーパー(カウボーイ/ストレッチ)/マール・オベロン/パッシー・ケリー/ウォルター・ブレナン/ファジー・ナ イト

Top

1939

『ボー・ジェスト』-Beau Geste-(米、パラマウント)
-監督製作:ウィリアム・A・ウェルマン 
-原作:パーシヴァル・クリストファー・レン
-脚色:ロバート・カースン
-撮影:テオドール・スパルクール/アーチー・ス タウト
-美 術:ハンス・ドライヤーetc
-出演:ゲーリー・クーパー(長兄/ボー)/レイ・ミランド(ジョン)/ ロバート・プレストン(ィグビー)/ブライアン・ドンレヴィ(マーコフ軍曹)/スーザン・ヘイワード(イソベル)


『ボー・ジェスト』ゲーリー・クーパー、レイ・ミランド、ロバート・プレストン

『暁の討伐隊』-The Real Glory-(米、サミュエル・ゴールドウィン=ユナイテッド・アーチスツ)
-監督:ヘンリー・ハサウェイ
-製作:サミュエル・ゴールドウィン
-アソシエイト・プロデューサー:ロバート・リスキン
-原作:チャールズ・L・クリフォード
-脚色:ジョー・スワーリング/ロバート・R・プ レスネル
-撮影:ルドルフ・マテ
-美 術:ジェームズ・バセヴィ/ジュリア・へロン
-編集:ダニエル・マンデル
-音楽:アルフレッド・ニューマン
-衣装(デザイン):ジーン・バセヴィ
-出演:ゲーリー・クーパー(軍医/ビル・キャナヴァン)/デイヴィッド・ニーヴン(中尉/マックール)/アンドリア・リーズ(ハートリイ大尉の娘/リンダ)/レジナルド・オーウェン(ハートリイ大尉)/ブローデリック・クロウフォード(ラースン)/駒井哲(モロ族/アリパン)

Top

1940

『西部の男』-The Westerner-(米、サミュエル・ゴールドウィン=ユナイテッド・アーチスツ)
-監督:ウィ リアム・ワイラー
-製作:サミュエル・ゴールド ウィン
-原作:スチュアート・N・レイ ク
-脚本:ジョー・スワーリング/ ナイヴン・ブッシュ
-撮影:グレッグ・トーランド
-音楽:ディミトリ・ティオムキ ン
-出演:ゲーリー・クーパー(馬泥棒/コール・ハーディン)/ウォルター・ブレナン(ア カデミー助演男優賞)/フレッド・ストーン/ドリス・ダヴェンポート/フォ レスト・タッカー/チル・ウィルス/ダナ・アンドリュース
-農民たちがテキサスへ移動してきて、この土地の牧畜業者との間にいさかいが起る。その 中で流れ者(ゲーリー・クーパー)が活躍する西部劇。
脇 役として名高いウォルター・ブレナンの名演が圧巻。


『西部の男』ウォルター・ブレナン、ゲーリー・クーパー

『北西騎馬警官隊』-North West Mounted Police-(米、パラマウント)
-監督製作:セシル・B・デミル
-脚本:アラン・ルメイ/ジェシー・L・ラス キー・ジュニア/C・ガードナー・サリヴァン
-撮影:ヴィクター・ミルナー/ハワード・グリー ン
-SFX:ゴードン・ジェニングス
-美 術:ハンス・ドライヤー/ローランド・アン ダーソン
-ス クリプター:ヘンリー・ジャッファ
-音楽:ヴィクター・ヤング
-出演:ゲーリー・クーパー(警備隊員/ダスティ・リヴァース)/マデリーン・キャロル(警官隊看護婦/エイプリル)/ポーレット・ゴダード(メチス娘/ルヴェット)/プレストン・フォスター(ジム・ブレット軍曹)/ロバート・プレストン(隊員/ロニイ)/ジョージ・バンクロフト(武器密輸者/ジャック・コルボー)


『北西騎馬警官隊』ゲーリー・クーパー、ポーレット・ゴダード


『北西騎馬警官隊』ゲーリー・クーパー、マデリーン・キャロル、プレストン・フォ スター

『群衆』- Meet John Doe-(米、ワーナー・ブラザーズ)
-監督製作:フ ランク・キャプラ
-原作:リチャード・コネル/ロ バート・プレスネル
-脚本:ロバート・リスキン
-撮影:ジョージ・バーンズ
-音楽:ディミトリ・ティオムキ ン
-音楽監督:レオ・F・フォーブ ステイン
-出演:ゲーリー・クーパー(失業野球選手/ロング・ジョン・ウィロー ビー)/バー バラ・スタンウィック(新聞記者/アン)/ウォルター・ブレナン(相棒「大佐」)/エドワード・アーノルド/スプリング・バイイントン/ジェームズ・グリーソ ン(編集長/コ ネル)/ジーン・ロックハート


『群衆』ゲーリー・クーパー、バーバラ・スタンウィック

Top

1941

『ヨーク軍曹』-Sergeant York-(米、ワーナー・ブラザーズ)
-監督:ハワード・ホークス
-製作:ジェシー・L・ラスキー /ハル・B・ウォリス
-脚本:エイベム・フィンケル/ハリー・チャンド リー/ハワード・コッチ/ジョン・ヒューストン
-撮影:ソル・ポリート
-編集:ウィリアム・ホームズ
-音楽:マックス・スタイナー/レオ・F・フォー ブステイン
-出演:ゲーリー・クーパー(第一次大戦の英雄/アーヴィン・ヨーク)(ア カデミー主演男優賞)/ウォルター・ブレナン/ジョーン・レスリー/ワード・ボンド/マーガレッ ト・ウィチャリー


『ヨーク軍曹』ゲーリー・クーパー

『教授と美女』(『火の男』の表記も)-Ball of Fire-(米)
-監督:ハワード・ホークス
-出演:ゲーリー・クーパー(教授/バートラム・ポッツ)/バー バラ・スタンウィック/オスカー・ハモルカ/ダ ナ・アンドリュース

『自由の土地』-Land of Liberty-(米、MGM)(アンソジー)(1939-41)
-編集:セシル・B・デミル
-出演:ゲーリー・クーパー
-アメリカ史の決定的瞬間をニュース・フィルムその他で構成。
『硝 煙と薔薇』『平原児』『マルコ・ポーロの冒険』のフィルム使用。

Top

1942

『打撃王』-The Pride of the Yankees-(米、サミュエル・ゴールドウィン=RKO)
-監督:サム・ウッド
-製作:サミュエル・ゴールド ウィン
-原作:ポール・ギャリコ
-脚色:ジョー・スワーリング/ハーマン・J・マ ンキーウィッツ
-撮影:ルドルフ・マテ
-音楽:リー・ハーライン
-出演:ゲーリー・クーパー(ヤンキースの強打者/ルー・ゲーリック)/テ レサ・ライト/ベーブ・ルース/ウォルター・ブレナン/ダン・デュリエ


『打撃王』テレサ・ライト、ゲーリー・クーパー


『打撃王』ベーブ・ルース、ゲーリー・クーパーら

Top

1943

『誰が為に鐘は鳴る』-For Whom the Bell Tolls-(米、パラマウント)
-監督製作:サム・ウッド
-製作総指揮:バディ・G・デシ ルヴァ
-原作:アーネスト・ヘミング ウェイ(同名小説映画化)
-脚本:ダドリー・ニコルズ
-撮影:レイ・レナハン
-SFX:ゴードン・ジェニング ス
-美術:ハンス・ドライヤー etc
-編集:ジョン・F・リンク etc
-音楽:ヴィクター・ヤング
-出演: ゲーリー・クーパー(フランコ政府と斗う共和国側の理想主義の 青年/大学教授ロバート・ジョーダン)/イ ングリッド・バーグマン(マリア)/ エーキム・タミロフ(パブロ)/ アルトゥーロ・デ・コルドヴァ/カティーナ・パクシヌー(パブロの妻/ピラール)/イヴォンヌ・デ・カーロ/ジョゼフ・キャレイア(ジプシーの頭目/エル・ソルド)/ウラジムル・ソコロフ(ジプシー/アンセルモ)


『誰が為に鐘は鳴る』ゲーリー・クーパー


『誰が為に鐘は鳴る』イングリッド・バーグマン、ゲーリー・クーパー


『誰が為に鐘は鳴る』イングリッド・バーグマン、ゲーリー・クーパー


『誰が為に鐘は鳴る』イングリッド・バーグマン、ゲーリー・クーパー、カティー ナ・パクシヌーら


『誰が為に鐘は鳴る』ゲーリー・クーパー、イングリッド・バーグマン


『誰 が為に鐘は鳴る』イングリッド・バーグマン、ゲーリー・クーパー

Top

1944

『ワッセル博士物語』-The Story of Dr. Wassell-(米、パラマウント)
-監督:セシル・B・デミル
-出演:ゲーリー・クーパー(町医者/コリドン・ワッセル博士)/ラレーン・デイ
-国策映画。

『花婿物語』-Casanova Brown-(米、クリスティ=インターナショナル=RKO)
-監督:サム・ウッド
-製作:ナナリー・ジョンソン
-原作:フロイド・デル/トーマス・ミッチェル
-脚本:ナナリー・ジョンソン
-撮影:ジョン・サイツ
-美 術:ペリー・ファーガソン
-編集:ウォルター・トンプソン
-音楽:アーサー・ランジ
-出演:ゲーリー・クーパー(マッジの婚約者/カサノヴァ・ブラウン教 師)/テ レサ・ライト(イサベル)/アニタ・ルイズ(令嬢/マッジ・フェリス)/フランク・モーガン/パトリシア・コリンジ


『花婿物語』ゲーリー・クーパー、テレサ・ライト

『ジョーのためのメモ』-Memo for Joe-(米、RKO)(短編)
-監督:リチャード・O・フライ シャー
-出演:/ゲーリー・クーパー
-戦時公債募集。

Top

1945

『無宿者』-Along Came Jones-(米、シネマ・アーチスツ=インターナショナル=RKO)
-監督:スチュアート・ハイス ラー
-製作:ゲーリー・クーパー
-原作:アラン・ルメイ
-脚色:ナナリー・ジョンソン
-撮影:ミルトン・クラスナー
-美 術:ジュリア・へロン
-編集:ウォルター・トンプソン
-録音:フレッド・ロウetc
-音楽:アーサー・ランジ
-出演:ゲーリー・クーパー(風来坊/メロディ・ジョーンズ)/ロレッタ・ヤング(チェリイ)/ウィリアム・デマレスト(ジョージ・フュリイ)/ダン・デュリエ/フランク・サリイ


『無宿者』ゲーリー・クーパー、ロレッタ・ヤング

『サラトガ本線』-Saratoga Trunk-(43年製作)(米、ワーナー・ブラザーズ)(白黒)
-監督:サム・ウッド
-製作:ハル・B・ウォリス
-原作:エドナ・ファーバー(ベストセラーの映画化)
-脚本:ケイシー・ロビンソン
-撮影:アーネスト・ホーラー
-音楽:マックス・スタイナー
-出演:イ ングリッド・バーグマン(クリオ)/ ゲーリー・クーパー(カウボーイ/クリント・マルーン)/フローラ・ロブソン(フロラ・ロブソンの 表記も)/ジェリー・オースティン/ジョン・ウォーバートン(金持ちの男/バン・スティード)


『サラトガ本線』ゲーリー・クーパー、イングリッド・バーグマン


『サラトガ本線』ゲーリー・クーパー、イングリッド・バーグマン

Top

1946

『外套と短剣』-Cloak and Dagger-(米、ユナイテッド・ステーツ=ワーナー・ブラザーズ)
-監督:フリッツ・ラング
-製作:ミルトン・スパーリング
-原作:ボリス・イングスター/ジョン・ラーキン
-原案:コリー・フォードetc
-脚色:アルバート・マルツ/リ ング・ラードナー・ジュニア
-撮影:ソル・ポリート
-音楽:マックス・スタイナー
-音楽監督:レオ・F・フォーブステイン
-編曲:ヒューゴー・フリードホーファー
-出演:ゲーリー・クーパー(米国ミドウェスタン大学の物理学教授/ア ルヴァ・ジェスパー)/リ リー・パルマー(ジー ナ)/ロバート・アルダ(パルチザン/ピンキー)/ウラジミール・ソコロフ/J・エドワード・ブロムバーグ

Top

1947

『征服されざる人々』-Unconquered-(米、パラマウ ント)
-監督製作:セシル・B・デミル
-原作:ネイル・H・スワンスン
-脚本:チャールズ・ベネット/フレドリック・ M・フランク/ジェシー・L・ラスキー・ジュニア
-撮影:レイ・レナハン
-ス クリプター:ナタリー・カルマス
-音楽:ヴィクター・ヤング
-出演:ゲーリー・クーパー(騎兵隊大尉/クリストファー・ホールデ ン)/ポーレット・ゴダード /ハワード・ダ・シルヴァ/ボリス・カーロフ/セシル・ケラウェイ


『征服されざる人々』ゲーリー・クーパー、ポーレット・ゴダード

『ハリウッド・アルバ ム』-Variety Girl-(米、パラマウント)(ミュージカル・コメディ)
-監督:ジョージ・マーシャル
-製作:ダニエル・デア
-脚本:エドモンド・L・ハートマン/フランク・ タシュリン/ロバート・L・ウェルチ/モンテ・ブライス
-撮影:ライオネル・リンドン/スチュアート・ト ンプソン
-音楽監督・作曲:ジョセフ・J・リリー
-出演:メアリー・ハッチャー/ オルガ・サン・ファン/デ フォレスト・ケリー/ウィリアム・デマレスト/フランク・フェイレン/フランク・ファーガソン/ビング・クロスビー/ボブ・ホープ/ゲーリー・クーパー /レイ・ミランド/アラン・ラッド/バーバラ・スタンウィック/ポーレット・ゴダード/ドロシー・ラムーア/ソ ニー・タフツ/ジョーン・コールフィールド /ウィ リアム・ホールデン/リザ ベス・スコット/バート・ランカスター/ゲイル・ラッセル/ダイアナ・リン/スターリング・ヘイドン/ロバート・プレストン/ヴェロニカ・レイク/ジョ ン・ランド/ウィリアム・ベンディックス/バリー・フィッツジェラルド/ハワード・ダ・シルヴァ/マクドナル ド・ケイリー
-スター連総出演の顔見世ミュージカル・コメディ。

Top

1948

『善人サム』-Good Sam-(米、レインボー=RKO)
-監督製作:レオ・マッケリー
-原作:レオ・マッケリー/ジョン・クローラー
-脚本:ケン・イングランド
-撮影:ジョージ・バーンズ
-作曲:ロバート・エメット・ドーラン
-出演:ゲーリー・クーパー(ボーデン百貨店の支配人“善人サム”/サ ム・クレイトン)/アン・シェ リダン/レイ・コリンズ/エドモンド・ロウ/ジョーン・ローリング


『善人サム』ゲーリー・クーパー、アン・シェリダンら

『摩天楼』-The Fountainhead-(米、ワーナー・ブラザーズ)
-監督:キング・ヴィダー
-製作:ヘンリー・ブランク
-原作脚色:エイン・ランド
-撮影:ロバート・バーク
-音楽:マックス・スタイナー
-出演:ゲーリー・クーパー(革新的な建築家/ハワード・ローク)/パトリシア・ニール/レイモンド・マッセイ/ケント・スミス/ロバート・ダ グラス
※教養と才能に輝くパトリシア・ ニール(25才の年の差)と共演したクーパーはパトリシアに接 近するが、愛妻家で子煩悩といわれていたクーパーの家庭を乱したくないと願ったパトリシアが身をひいた。
家を出ていたクーパーはロッキー とマリアのもとへ帰ったという。


『摩天楼』パトリシア・ニール、ゲーリー・クーパー

Top

1949

『すてきなフィーリング』-It's a Great Feeling-(米、ワーナー・ブラザーズ)
-監督:デヴィッド・バトラー
-出演:/ゲーリー・クーパー
-ワーナー のスター、監督が特別出演。
クー パーはパトリシア・ニールと『摩 天楼』の撮影シーンに登場しているという。

『機動部隊』-Task Force-(米、ワーナー・ブラザーズ)
-監督脚本:デルマー・デイヴス
-製作:ジェリー・ウォルド
-撮影:ロバート・バークス/ウィルフリッド・ M・クライン
-編集:アラン・クロスランド・ジュニア
-録音:チャールズ・ラング
-ス クリプター:ナタリー・カルマス
-作曲:フランツ・ワックスマン
-音楽演奏:レオニード・ラーブ
-出演:ゲーリー・クーパー(海軍少将/ジョナサン・スコット)/ジェーン・ワイアット(未亡人/メイリー)/ウェイン・モリス(マッキニー)/ウォルター・ブレナン(リチャード少佐)/ジュリー・ロンドン


『機動部隊』ゲーリー・クーパー、ジェーン・ワイアット

『雪のカーニヴァル』-Snow Carnival-(米、ワーナー・ブラザーズ)(短編)
-出演:/ゲーリー・クーパー
-スポーツ短編。

Top

1950

『燃えつきた欲望』(「輝ける葉」の表記も)-Bright Leaf-(米、ワーナー・ブラザーズ)
-監督:マイケル・カーティス
-製作:ヘンリー・ブランク
-脚本:ロナルド・マクドゥガル
-撮影:カール・フロイント
-音楽:ヴィクター・ヤング
-出演:ゲーリー・クーパー(ブラント・ロイル)/ローレン・バコール/パトリシア・ニール()/ジャック・カーソン/ドナルド・クリスプ

『ダラス』-Dallas-(米、ワーナー・ブラザー ズ)
-監督:スチュアート・ハイス ラー
-製作:アンソニー・ヴェイラー
-脚色:ジョン・ツウィスト
-撮影:アーネスト・ホーラー
-録音:オリヴァー・S・ギャレットソン
-音楽:マックス・スタイナー
-出演:ゲーリー・クーパー(元南軍ゲリラ隊長/ブライド・ホリス ター)/ルース・ローマン(トニア)/スティーヴ・コクラン(ブライアント)/レイモンド・マッセイ(ウィル)/バーバラ・ペイトン/リーフ・エリクソン(ボストンの旧家の息子/マーティン)


『ダラス』ゲーリー・クーパー、ルース・ローマン

Top

1951

『君はいま海軍にいる』-You're in the Navy Now-(米、20世紀フォックス)
-監督:ヘンリー・ハサウェイ
-出演:ゲーリー・クーパー(海軍中尉/ジョン・ハークネス)

『スターリフト』-Starlift-(米、ワーナー・ブラ ザーズ)
-監督:ロイ・デル・ルース
-出演:ゲーリー・クーパー

『大いなる国』-It's a Big Country-(米、MGM)(8つのエピソードからなるオムニバス形式の“アメリカ讃歌”)(第6話「テキサス」に出演)
-監督:クラレンス・ブラウン
-出演:ゲーリー・クーパー

『遠い太鼓』-Distant Drums-(米、ユナイテッド・ステーツ=ワーナー・ブラザーズ)
-監督:ラウール・ウォルシュ
-製作:ミルトン・スパーリング
-原作:ナイヴン・ブッシュ
-脚色:ナイヴン・ブッシュ/マーティン・ラッキ ン
-撮影:シド・ヒコックス
-編集:フォーマー・ブラングステッド
-録音:オリヴァー・S・ギャレットソン
-音楽:マックス・スタイナー
-出演:ゲーリー・クーパー(クインシー・ワイアット大尉)/マリ・アルドン(ジュディ)/リチャード・ウェッブ/レイ・ティール/アーサー・ハニカット


『遠い太鼓』ゲーリー・クーパー

Top

1952

『真昼の決闘』-High Noon-(米、スタンリー・クレイマー=ユナイテッド・アーチスツ)(西部劇)
-監督:フレッド・ジンネマン
-製作:スタンリー・クレイマー
-原作:ジョン・W・カニンガム
-脚色:カール・フォアマン
-撮影:フロイド・クロスビー
-美術:ルドルフ・スターナド
-編集:エルモ・ウィリアムス(ア カデミー編集賞)
-録音:ジーン・L・スピーク(ア カデミー録音賞)
-音楽:ディミトリ・ティオムキ ン
-主題歌:♪ハイ・ ヌーン(作曲:ディミトリ・ティオムキン/作詞:ネッド・ウォシ ントン)(ア カデミー主題歌賞)
-出演:ゲーリー・クーパー(保安官/ウィル・ケイン)(2 度目のアカデミー主演男優賞)/トーマス・ミッチェル(町長)/ロイド・ブリッジス(保安官補/ハーヴェイ・ベル)/カティ・フラード(ケティ・フラドーの表 記も)(酒場の女主人のメキシコ人/ヘレン・ラミレス)/グ レース・ケリー(ウィルの妻/エミイ)/オットー・クルーガー(判事)/ロン・チャニイ/ヘンリー・モーガン/アイアン・マクドナルド
-人間の良心と、己の心の中の恐怖と戦う心理描写が、劇中と同時進行させる手法で固 唾を呑ませる西部劇の傑作。
グレース・ケリーは新人を探 していたプロデューサーのスタンリー・クレーマーのお目がねにかなったそうだ。(1989.11.10 小藤田千栄子著 雑誌『スクリーン 増刊 50周年記念 風 と共に去りぬ特集号 クラシック映画の美しきヒロイン女優たち』近代映画社 参考)
※西部劇の代表的な監督ハワー ド・ホークスとスターのジョン・ウェインは、クーパーが演じた保安官が町の人々に助勢を求めたり、女性に助けら れるのは腰抜けでウェスタンとは認められないといっていたそうだ。
また、ジョン・ウェインはラスト シーンで保安官がバッチを道に捨てて去って行くのに「米国のシンボルを侮辱したからアカだ。共産主義の映画だ」とののしったという。
※脚本のカール・フォアマンは撮 影当時、ハリウッドに吹き荒れていた赤狩りの標的にされ、この作品後数年間、米国の映画界から完全に追放された と記されている。(1992.9.6 朝日新聞鈴木雅人記事 参考)


『真昼の決闘』ゲーリー・クーパー

『スプリングフィールド 銃』-Springfield Rifle-(米、ワーナー・ブラザーズ)
-監督:アンドレ・ド・トス
-製作:ルイス・エデルマン
-原作:スローン・ニブレー
-脚色:チャールズ・マーキス・ウォーレン/フラ ンク・デイヴィス
-撮影:エドウィン・B・デュパー
-美 術:ジョン・ベックマン
-録音:チャールズ・ラング
-音楽:マックス・スタイナー
-出演:ゲーリー・クーパー(北軍少佐/アレックス・カーネー)/フィリス・サクスター(カーニーの妻/エリン)/デイヴィッド・ブライアン(牧場主/マックール)/ポール・ケリー(テニック大尉)/ロン・チャニー

Top

1953

『楽園に帰る』-Return to Paradise-(米、アスペン=ユナイテッド・アーチスツ)
-監督:マーク・ロブソン
-製作:スローン・ウォース
-原作:ジェームズ・A・ミッチェナー
-脚色:チャールズ・カウフマン
-撮影:ウィントン・C・ホック
-編集:ダニエル・マンデル
-音楽監督・作曲:ディミトリ・ティオムキン
-出演:ゲーリー・クーパー(白人/モーガン)/ロバータ・ヘインズ(ミーヴァ)/バリー・ジョーンズ/モイラ・マクドナルド/ジョン・ハドスン

『吹き荒ぶ風』-Blowing Wild-(米、ユナイテッド・ステーツ=ワーナー・ブラザーズ)
-監督:ヒューゴー・フレゴネー ズ
-製作:ミルトン・スパーリング
-脚本:フィリップ・ヨーダン
-撮影:シド・ヒコックス
-美術:アルフレッド・ヤバラ
-編集:アラン・クロスランド・ジュニア
-音楽:ディミトリ・ティオムキン
-出演:ゲーリー・クーパー(山師/ジェフ・ドースン)/バー バラ・スタンウィック(パコの妻/マリナ)/ルース・ローマン(サル)/アンソニー・クイン(パコ・コンウェイ)/ワード・ボンド(ダ ッチ)

Top

1954

『悪の花園』-Garden of Evil-(米、20世紀フォックス)(シネマスコープ)
-監督: ヘンリー・ハサウェイ
-製作:チャールズ・ブラケット
-原作:フレッド・フリーバーガー/ウィリアム・ ターンバーグ
-脚色:フランク・フェントン
-撮影:ミルトン・クラスナー/ホルヘ・スタール
-美 術:ライル・ウィーラー/エドワード・フィッ ツジェラルド
-編集:ジェームズ・B・クラーク
-録音:ニコラス・デ・ラ・ロサ・ジュニア/ロ ジャー・ヒーマン
-音楽:バーナード・ハーマン
-歌:エミリオ・D・ウランガ/ケン・ダー ビイ/ライオネル・ニューマン
-出演:ゲーリー・クーパー(元保安官/フッカー)/スー ザン・ヘイワード(アメリカ女/リー)/リチャード・ウィドマーク(イカサマ賭博師/フィスク)/ヒュー・マーロウ/キャメロン・ミッチェル(やくざ/デイリー)

『ヴェラクルス』-Veracruz-(米、ヘクト・ランカ スター=ユナイテッド・アーチスツ)
-監督:ロバート・アルドリッチ
-製作:ジェームズ・ヒル
-原作:ボーデン・チェイス
-脚色:ローランド・カイビー/ジェームズ・R・ ウェッブ
-撮影:アーネスト・ラズロ
-編集監督:アラン・クロスランド・ジュニア
-音楽・作曲:ヒューゴー・フリードホーファー
-作 詞:サミー・カーン
-出演:ゲーリー・クーパー(南軍の敗残将校/ベンジャミン・トレイ ン)/バート・ランカスター(奴隷農夫/ジョー・エリン)/デニーズ・ダーセル(マリイ・デュヴァアル伯爵令嬢)/シーザー・ロメロ(フランス貴族/デ・ラボルデエル侯爵)/サリタ・モンティール(娘/ニナ)


『ヴェ ラクルス』バート・ランカスター、ゲーリー・クーパーら

Top

1955

『軍法会議』-The Court-Martial of Billy Mitchell-(米、=ユナイテッド・ステーツ=ワーナー・ブラザーズ)
-監督:オットー・プレミン ジャー
-製作:ミルトン・スパーリング
-脚本:ミルトン・スパーリング/エメット・レイ ヴリー
-撮影:サム・リーヴィット
-編集:フォーマー・ブラングステッド
-出演:ゲーリー・クーパー(陸軍航空部隊/ビリー・ミッチェル将軍)/チャールス・ビックフォード(裁判長/ガスリー将軍)/ラルフ・ベラミー(下院議員/フランク・リード)/ロッ ド・スタイガー/エリザベス・モンゴメリー


『軍法会議』ゲーリー・クーパー、ラルフ・ベラミーら

『ハリウッドの母たち』-Hollywood Mothers-(米、コロムビア)(短編)
-監督:ラルフ・スタウブ
-出演:ゲーリー・クーパー
-スターの私生活集。

Top

1956

『友情ある説得』-Friendly Persuasion-(米、ウィリアム・ワイラー=アライド)
-監督製作:ウィ リアム・ワイラー
-原作脚本:ジェサミン・ウェスト
-脚色:ハリー・クライナー/ウィリアム・ワイ ラー
-脚本:マイケル・ウィルソン
-撮影:エルスワース・フレデ リックス
-音楽:ディミトリ・ティオムキ ン
-作詞:ポール・フランシス・ ウェブスター
-出演:ゲーリー・クーパー(クェーカー教の牧師/ジェス・バードウェ ル)/ド ロシー・マクガイア(妻/エリザ)/アンソニー・パーキンス/マージョリー・メイン/リチャード・アイアー
-南インディアナのクェイカー教徒の家庭生活を描いた作品。


『友情ある説得』アンソニー・パーキンス、ゲーリー・クーパー、ドロシー・マクガ イアら

Top

1957

『昼 下りの情事』-Love in the Afternoon-(米、ビリー・ワイルダー=アライド)
-監督製作:ビ リー・ワイルダー
-原作:クロード・アネ
-脚本:ビ リー・ワイルダー/I・A・L・ダイアモンド
-撮影:ウィリアム・C・メラー
-ス クリプター:ロバート・トレーシー
-音楽:フィルモ・ダンテ・マル チェッティ/モーリス・ド・フェラウディ/アンリ・ベッティ/アンドレ・オレネス/シャルル・トレネ/マティ・ マルネック
-編曲:フランツ・ワックスマン
-衣装(デザイン):ユベール・ド・ジバンシー
-出演:オー ドリー・ヘプバーン(アりアーヌ)/ゲーリー・クーパー(大富豪/フランク・フラナガン)/モーリス・シュバリエ(クロード)/ジョン・マッギーヴァー/ヴァン・ドード
-挿入曲:♪魅惑のワルツ 
-小粋なタッチのラブ・コメディーで私が17・8才の時に、オー ドリーの出演作の中で一番最初に観た作品で、クーパーを知った。
大 富豪のフラナガン(クーパー)は、名うてのプレイボーイで いつもスキャンダルの種がつきない。
フ ラナガン役のクーパーが魅力的で作品と共に惹かれた。
そ のフラナガンの素行調査をしていた探偵の娘アりアーヌオー ドリーが彼に恋をしてしまう。 
彼 女は彼に近づくために見栄を張り大人のフリをして翻弄する。


『昼下りの情事』オードリー・ヘプバーン

そのアリアーヌが別れを告げられたフラナガンを駅で見送るラストシーンが好きだ。
アリアーヌは
「私は平気よ」
と瞳を涙でう るわせてフラナガン が乗った電車を追い走る。
 いじらしい。
彼は彼女のことを父親から聞いて自分が彼女の初恋の相手だと知っている。

堪らない気持ちで彼女を見詰めている。
アリアーヌは涙を溢れさせ、なおも
「20人目の恋人にも誘われているの いえ あなたが20人目だわ だから寂しくないわよ」
と言い追いかけて走る、走る。
[全 文へ]


『昼下りの情事』オードリー・ヘプバーン、ゲーリー・クーパー


『昼下りの情事』ゲーリー・クーパー、オードリー・ヘプバーン


『昼下りの情事』オードリー・ヘプバーン、ゲーリー・クーパー

Top

1958

『秘めたる情事』-Ten North Frederick-(米、20世紀フォックス)
-監督:フィリップ・ダン
-製作:チャールズ・ブラケット
-原作:ジョン・オハラ
-脚色:フィリップ・ダン
-撮影:ジョー・マクドナルド
-美 術:ライル・R・ウィラー/エディソン・ハー
-編集:デイヴィッド・ブレザートン
-音楽:リー・ハーライン
-衣装(デザイン):チャールズ・ル・メア
-出演:ゲーリー・クーパー(社交界の名門/ジョー・チェーピン)/ダイアン・ヴァーシ/スージー・パーカー/ジェラルディン・フィッツジェラ ルド/トム・タリー


『秘めたる情事』スージー・パーカー、ゲーリー・クーパー

『西部の人』-Man of the West-(米、アシュトン=ウォルター・ミリッシュ=ユナイテッド・アーチスツ)
-監督:アンソニー・マン
-製作:ウォルター・ミリッシュ
-原作:ウィル・C・ブラウン
-脚色:レジナルド・ローズ
-撮影:アーネスト・ホーラー
-音楽:リー・ハーライン
-出演:ゲーリー・クーパー(無法者/リンク・ジョーンズ)/ジュリー・ロンドン/リー・J・コッブ/アーサー・オコンネル/ジャック・ ロード


『西部の人』ゲーリー・クーパー

Top

1959

『縛り首の木』-The Hanging Tree-(米、バローダ=ワーナー・ブラザース)
-監督:デルマー・デイヴス
-製作:マーティン・ジュロー/リチャード・シェ ファード
-原作:ドロシー・M・ジョンソン
-脚本:ウェンデル・メイス/ハルステッド・ウェ ルズ
-撮影:テッド・マッコード
-編集:オーウェン・マークス
-音楽:マックス・スタイナー
-出演:ゲーリー・クーパー(医師/ジョー・フレール)/マ リア・シェル/カール・マルデン/ベン・ピアザ/ジョージ・C・スコット


『縛り首の木』マリア・シェル、ゲーリー・クーパー

『腰抜け列車強盗』-Alias Jesse James-(米、ホープ・エンタープライズ=ユナイテッド・アーチスツ)(特別出演)
-監督:ノーマン・マクロード
-出演:/ゲーリー・クーパー(特別出演)

『コルドラへの道』-They Came to Cordura-(米、ゲーツ・バローダ=コロムビア)(シネマスコープ)
-監督:ロバート・ロッセン
-製作:ウィリアム・ゲーツ
-原作:グレンドン・スウォースアウト
-脚本:アイヴァン・モファット/ロバート・ロッ セン
-撮影:バーネット・ガフィ
-音楽:モリス・W・ストロフ
-出演:ゲーリー・クーパー(トーマス・ソーン少佐)/リ タ・ヘイワース/ヴァン・ヘフリン/リチャード・コンテ/タブ・ハンター


『コルドラへの道』ゲーリー・クーパー、リチャード・コンテ

『メリー・ディア号の難 破』-The Wreck of the Mary Deare-(米、ブラウスタイン・バローダ=MGM)
-監督:マイケル・アンダーソン
-製作:ジュリアン・ブロースタイン
-原作:ハモンド・イネス
-脚本:エリック・アンブラー
-撮影:ジョセフ・ルッテンバーグ
-美 術:ハンス・ペーターズ/ポール・グロッシー
-音楽:ジョージ・ダニング
-出演:ゲーリー・クーパー(ギデオン・パッチ船長)/チャールトン・ヘストン/マイケル・レッドグレーヴ/エムリン・ウィリアム ズ/セシル・パーカー


『メリー・ディア号の難破』ゲーリー・クーパー、チャールトン・ヘストンら

1960年の後半になって、体力が急激に衰えをみせはじめる。
12月中旬、若い主治医レックス・ケナマー博士がクーパー夫人に、クーパーが癌に侵さ れていて、死期が迫っていることを告げる。(芳賀書店「シ ネアルバム10 静かなる男、甦るアメリカの夢と魂 ゲーリー・クーパー」筈見有弘責任編集 “ゲーリー・ クーパー物語”筈見有弘著より)

Top

1961

『六年目の疑惑』-The Naked Edge-(米英、ベネベーカー・ボローダ=ユナイテッド・アーチスツ)
-監督:マイケル・アンダーソン
-製作:ウォルター・セルツァー/ジョージ・グラ ス
-原作:マックス・エーリッヒ
-脚色:ジョゼフ・ステファノ
-撮影:アーウィン・ヒリヤー
-美術:カーメン・ディラン
-ス クリプター:ゴードン・ピルキントン
-音楽:ウィリアム・オルウィン
-出演:ゲーリー・クーパー(ジョージ・ラドクリフ)/デ ボラ・カー/エリック・ポートマン/ダイアン・シレント/ハーミオン・ジンゴールド
-遺作となったサスペンス映画。


『六年目の疑惑』ゲーリー・クーパー、デボラ・カー


『六年目の疑惑』エリック・ポートマン、デボラ・カー、ゲーリー・クーパー

1月9日の夜、フライアー・クラブでクーパーのための大パーティがひらかれる。
そ の席上、「今夜の僕は世界一の幸せものだ」と言って涙を流す。
3月、ケナマー博士が思い切ってクーパーに病状を伝える。
ケ ナマー博士によるとクーパーは始終無言だったそうで、帰宅後に電話があって「お若い先生、君はだいぶ神経質になっているようだが、どうか安 心してくれたまえ。僕は君が教えてくれたことを心からありがたく思っているのだよ」といわれ胸がいっぱいになったという。(芳賀書店「シネアルバム10 静かなる 男、甦るアメリカの夢と魂 ゲーリー・クーパー」筈見有弘責任編集 “ゲーリー・クーパー物語”筈見有弘著 より)
4月17日アカデミー賞授賞式が行われた。
こ の頃クーパーの重体の噂が流れていた。
ア カデミーは名誉賞を与 え永年の功績を称えた。
こ の時、代理に舞台に立ったジェー ムズ・ステュアートがいまにも涙しそうに「クーパーは私たちの誇りです」と、まるで弔辞のようなスピーチをやったそ うだ。
そ のため、クーパー重体の噂は真実味をおびたという。
クー パーはベッドで静かにそのテレビ中継を聞いていたそうだ。(芳 賀書店「シネアルバム10 静かなる男、甦るアメリカの夢と魂 ゲーリー・クーパー」筈見有弘責任編集  “ゲーリー・クーパー物語”筈見有弘著 参考)
2 日後、彼がガンであることが公表され約1ヶ月後この世を去った。
5月11日、ローマン・カソリックによる堅信式が自宅で行われる。
5月13日の早朝、クーパーが妻と娘に「すべては神のおぼしめしだ よ」と言い、午後 12時27分に永眠した。(享 年60才)(芳賀書店「シネアルバム10 静かなる男、甦るアメリカの夢と魂  ゲーリー・クーパー」筈見有弘責任編集 “ゲーリー・クーパー物語”筈見有弘著より)
※出演本数92本。(他にエキストラ出演、短編あり)(芳賀書店「シネアルバ ム10 静かなる男、甦るアメリカの夢と魂 ゲーリー・クーパー」筈見有弘責任編集 “GARY COOPER 身上調書”より)

Top

2000
 
[20 世紀の映画スター ベストテン]
/
1位
2位
3位
4位
5位
6位
7位
8位
9位
10位



@三船敏郎 A石原裕次郎 B森 雅之 C高倉健 D笠智衆 E市川雷蔵 F勝新太郎
F阪東妻三郎
G
-
H渥美清
H中村錦之助
H森繁久弥
I
-



@原 節子 A吉永小百合 B京マチ子
B高 峰秀子
C
-
D田中絹代 E山田五十鈴 F夏目雅子 G岸恵子
G若尾文子
H
-
I岩下志麻
I藤純子



@ゲーリー・クーパー Aチャー ルズ・チャップリン
Aジョン・ウェイン
B
-
Cマーロン・ブランド
Cア ラン・ドロン
Cジャ ン・ギャバン
D
-
E
-
Fハ ンフリー・ボガート
Fスティーブ・マックイーン
G
-
Hショーン・コネリー
Hポー ル・ニューマン
I
-



@オー ドリー・ヘプバーン Aマ リリン・モンロー Bイ ングリッド・バーグマン Cヴィ ヴィアン・リー Dマ レーネ・ディートリヒ Eグ レース・ケリー Fフ ランソワーズ・アルヌー ル
Fベティ・デイビス
Fジョディ・フォスター
Fグ レタ・ガルボ
Fアンナ・カリーナ
Fジャンヌ・モロー
Fロ ミー・シュナイダー
Fエ リザベス・テーラー
G
-
H
-
I
-
※2000.6.1 朝日新聞記事
映画誌『キネマ旬報』が、映画評論家 や俳優、脚本家ら74人に回答を求めて「20世紀の映画スター」を選出し、ランキングを発表した。

Top

〜写真〜


ゲー リー・クーパー


ゲー リー・クーパー


ゲーリー・クーパー


ゲーリー・クーパー


ゲーリー・クーパー

〜雑誌〜


1976.5『文藝春秋デラックス 懐かしのロマン 世界の映画 5月号』文藝春秋 表紙


1969.1.15『スクリーン 思い出のスター30人集 1月号臨時増刊』近代 映画社 表紙

Top

※ 記号[:特に好きな作品 :面白い作 品]
Top
前 へ-次 へ
参 考文献
『モ ロッコ』
『青 髭八人目の妻』
『昼 下りの情事』
イ ングリッド・バーグマン
オー ドリー・ヘプバーン
ク ローデット・コルベール
グ レース・ケリー
ジー ン・アーサー
スー ザン・ヘイワード
テ レサ・ライト
デ ボラ・カー
ド ロシー・マクガイア
バー バラ・スタンウィック
マ リア・シェル
マ レーネ・ディートリッヒ
リ タ・ヘイワース
ウィ リアム・ホールデン
ケー リー・グラント
ダ ナ・アンドリュース
ロッ ド・スタイガー
ウィ リアム・ワイラー
エ ルンスト・ルビッチ
ビ リー・ワイルダー
フ ランク・キャプラ
男 優
サ イトマップ
映 画ありき2
映画ありき

〜クラシック映画に魅せら れて〜
inserted by FC2 system