一人息子
日守新一、坪内美子
☆ →
記号[☆:スタッフ・キャスト →: 始めに]
(1936)(白黒)(松竹大船)(キ
ネマ旬報第4位)-The
Only Son-
監督…小津安二
郎
原作…ゼーム
ス・槇(小津安二郎のペン ネーム)
脚色…池田忠雄/荒田正男
撮影…杉本正次郎
録音…茂原英雄/長谷川栄一
音楽…伊藤宣二
美術…浜田辰雄
音響効果…斎藤六三郎
衣裳…斎藤耐三
出演…飯田蝶子(野々宮つね)
………日守新一(野々宮良助)
………吉川満子(おたか)
………葉山正雄(良助の少年時代)
………坪内美子(良助の妻/杉子)
………笠智衆(大久保先生)
………浪花友子(大久保先生の妻)
………爆彈小僧(大久保先生の子)
………突貫小僧(富坊)
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小津監督、初のトーキーで、飯田蝶子は茂原英雄の妻。
トーキー時代になっていたのにずっと土橋式トーキーを使わなかったのは、親友・茂原英雄の
茂原式トーキーの 完成を待つ約束があったからだそうだ。
息子(日
守新一)の立身出世を夢み て必死に働き仕送りを続けていた母(飯
田蝶子)が東京の息子を訪ねてゆく。
が…
「親 とは、子とは」と問いかける作品で、飯田蝶子、日守新一、
笠智 衆、吉川満子らの味わいのある演技が見られる。
殆どの小津作品に出演していた笠智衆の、この作品での演技を気に入った小津監督は、「笠智衆は人間がいい、人間がいいとそれが演技に出る」といってその後『父ありき』の主演に抜擢した。
『一人
息子』飯田蝶子
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1995
[日
本映画オールタイム・ベストテン]映画100年特別企画
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1位
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2位
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3位
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4位
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5位
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6位
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7位
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8位
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9位
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10位
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作
品
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@東
京物語(小
津安二郎) |
A七人の侍(黒澤 明) |
B浮
雲(成
瀬 巳喜男) |
C人情紙風船(山中 貞雄) |
D西鶴一代女(溝口 健二) |
E飢餓海峡(内田 吐夢) |
F羅生門(黒澤 明) |
G生きる(黒澤 明) |
H丹下左膳餘話・百万両の壷
(山中 貞雄) |
I幕末太陽傳(川島 雄三) |
監
督
|
@小
津安二郎 |
A黒澤明 |
B溝口健二 |
C大島渚
C成
瀬巳喜男 |
D
-
|
E市川崑 |
F川島雄三 |
G内田吐夢 |
H山中貞雄
H木
下恵介
H岡本喜八
H鈴木清順 |
I
-
|
男
優
|
@森
雅之 |
A三国連太郎 |
B笠智衆 |
C三船敏郎 |
D高倉健 |
E市川雷蔵 |
F石原裕次郎 |
G松田優作
G勝新太郎 |
H
-
|
I志村喬
I阪東妻三郎
I大河内傳次郎 |
女
優
|
@原
節子
@山田五十鈴 |
A
-
|
B高
峰秀子 |
C田中絹代 |
D若尾文子 |
E京マチ子 |
F岸恵子 |
G藤純子 |
H香川京子 |
I久我美子
I吉永小百合 |
※キネマ旬報 臨時
増刊 1995.11.13号
1995年の[日本
映画オールタイム・ベストテン]映画100年特別企画は、映画100年を総括する特別企画として、評論家・作家・ジャーナリストなど104人の選考委員の
全体点数(各個人選出ベストテンの第1位を10点、第2位を9点、以下第10位を
1点)を集計、合計数の多い作品 から抽出するという方法で、映画史を通
じての日本映画ベストテンを発表した。
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2000
※2000.6.1 朝日新聞記事
映画誌『キネマ旬報』が、映画評論家
や俳優、脚本家ら74人に回答を求めて「20世紀の映画スター」を選出し、ランキングを発表した。
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参
考文献
小津安二郎
邦画
サ
イトマップ
映
画ありき2
映画あり
き
〜クラシック映画に魅 せられて〜
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