イレーヌ・ジャコブ
  
   『トリコロール 赤の愛』 (1966.7.15)(フランス、 パリ生まれ)-Irene Jacob-
プロフィール 独自の作品解釈 写真館
年譜

〜プロフィール〜

 『トリコロール 赤の愛』の イレーヌ・ジャコブが好きだ。
  これは『トリコロール3部作(青の愛・白の愛・赤の愛)の幕下ろしで、フランス国 旗三色の持つ青(自由)、白(平等)、赤(博 愛)の意味をテーマにク シシュトフ・キェシロフスキ監督が 作った運命と偶然の恋愛物語だ。
  この作品は孤独な元判事(ジャン=ルイ・トランティニャン)と 純真な女子大生(イレーヌ・ジャコブ)の出会いによってもたら せられる心理描写が見事である。
  この作品を観てイレーヌ・ジャコブに改めて惹かれた。

 実をいうと私は以前『さ よなら子供たち』でジャコブを観ていた。「感 じのいい女優だなー」と 好感を持っていた。
  だがそのまま、名前も確認しないで過ごしていた。
  その彼女が『ト リコロール 赤の愛』のイレーヌ・ジャコブだと後になって知った。

 『ト リコロール 赤の愛』の彼女 は品格があり知的だ。
  戸惑い、揺らいでいる表情がいい。
  そして、温かい眼差しで見詰める彼女は例えようがないほどいい。
  優しい人ではないかと思ってしまう。

 共演のジャン=ルイ・トランティニャンも渋いいい味を出して、人生のひだを演じてい る。

 キェシロフスキ監督は生前『ト リコロール 赤の愛』はイレーヌ・ジャコブをイメージして作った」とコメントしている。
  ジャコブの清楚なところに惚れ込んだそうだ。

 ジャコブは『ふたりのベロニカ』でも、いい味を出している。
  この作品で1991年カ ンヌ映画祭主演女優賞を獲得している。

Top

〜独自の作品 解釈〜

1987
『さ よなら子供たち』-Au revoir les enfants-(仏/西独)
1994
『ト リコロール 赤の愛』-Trois couleurs:Rouge-

Top

〜年譜〜
[1966][1985][1987 さよなら子供たち][1988 彼女たちの舞台][1991 ふたりのベロニカ][1993 秘密の花][1994 トリコロール 赤の愛][1995 愛のめぐりあい オセロ リュミエールの子供 たち 
ヴィクトリー/遥 かなる大地
]
[1997 迷宮のレンブラント][1998 追跡者][1999 スパイゲーム 第 一の嘘][2000 Resonances(V) Madame Melville][2001 Madame Melville(V)][2002 Mille milliemes 
かもめ(V)
][2003 火刑台のジャンヌ(V)][2008 Collegiens  エレニの帰郷][2009 
いか したガキども][2010 Rio Sex Comedy][2014 The Easy Way Out ラ スト・リベンジ][2015 さ ようなら]
[2016 
エ タニティ 永遠の花たちへ]

1966

7月15日パリ生まれ、父と二人の兄は物理学者で、もう一人の兄は音楽家。母は心理学 者。
10才で ジュネーブに移住する。

Top

1985

パリに戻り、国立高等芸術演劇学校(ENSATT)の予科を経てコンセルヴァトワールに入学、舞台、TVに出演を始める。

Top

1987

『さ よなら子供たち』-Au revoir les enfants-(仏/西独)
-監督・製作・脚本:ルイ・マル
-撮影:レナート・ベルタ
-セット:ウィリー・ホルト
-編集:エマニュエル・カストロ
-音楽:フランツ・シューベルト /カミーユ・サン・サーンス
-衣装(デザイン):コリンヌ・ジョリー
-出演:ガスパール・マネッス(ジュリアン・カンタ ン)/ラファ エル・フェジト(ジャン・ボネ)/ フランシーヌ・ラセット/フィリップ・モリエ・ジェヌー(ジャン神 父)/フランソワ・ベルレアン/フランソワ・ネグレ(ジョセ フ)/ペーター・フィッツ(ミュラー)/ イレーヌ・ジャコブ(ピアノ教師)
-脇役(ピアノ教師)で映画 デビュー。
ルイ・マル監督が
ナチス占領下の寄宿舎での実体 験に基づいて描いた傑作。
素晴らしい
少年の心理描写と、 切ないピアノの音色がいつまでも忘れられない。


『さよなら子供
たち』
イレーヌ・ジャコブ、ラファエル・フェジト


『さよなら子供たち』 ガスパール・マネッス

『さよなら子供たち』がキュシロフスキ監督の目に留まり『ふたり のベロニカ』のヒロインに大抜擢される。

1988

 『彼女たち の舞台』-La bande des quatre-(仏/スイス)
-監督:ジャック・リヴェット
>

-製作:マルティーヌ・マリ ニャック
- 脚本:ジャック・リヴェット/パスカル・ボニツェール/クリスティーヌ・ローラン
- 撮影:カロリーヌ・シャンプティエ
- 音楽:モンテヴェルディ
-出演:
ビュル・オジエ(演劇学校教師)/ブノ ワ・レジャン/ロランス・コート/イネス・デ・メディロス/イレーヌ・ジャコブ(マリーヌ)/キャロリーヌ・ガサー/フェイリア・ドゥリバ/マタリー・リシャール

Top

1991

『ふたりのベロニカ』-La Double Vie de Veronique-(ポーランド/仏)(国際批評家連盟賞)
-監督:ク シシュトフ・キェシロフスキ
-製作:ベルナール・P・ギルマ ン
-製作総指揮:レオナルド・デ・ ラ・フェンテ
-脚本:ク シシュトフ・キェシロフスキ/クシシュトフ・ピェシェヴィチ
-撮影:スワヴォミール・イ ジャック
-編集:ジャック・ウィッタ
-音楽:ズビグニエフ・プレイス ネル
-出演:イレーヌ・ジャコブ(コンサート歌手/ベロニカ)(小学校の音 楽教師/もう一人のベロニカ)(二役)(カ ンヌ映画祭主演女優賞)/フィリップ・ヴォルテール(人形使い/アレクサンドル・ファブリ)/サンドリーヌ・デュマ/クロード・ドュヌトン(もう一人のベロニカの父親)/ルイ・デュクルー/クシシュトフ・ピエシェヴィッチ


『ふたりのベロニカ』イレーヌ・ジャコブ


『ふたりのベロニカ』イレーヌ・ジャコブ

Top

1993

 『秘 密の花園』-The Secret Garden-(米)
-監督:アニエシュア・ホランド

-製作総指揮:フラ ンシス・フォード・コッポラ
-製作:フレッド・ フックス/フレッド・ルース/トム・ラディ
-原作:フランシス・ホジソン・バーネット

-脚本:キャロライン・トンプソン
-撮影:ロジャー・ディーキンス
-美術:スチュアー ト・クレイグ
-音楽:ズビグニエフ・プ レイスネル
-編集:イザベル・ロレント
-衣装
(デザイン):マリ・アレン<

-出演:
ケイト・メイバリー(メアリー・レノックス)/ ヘイドン・プラウズ(伯 爵の息子/コ リン)/アンドリュー・ノット(マーサの弟/ディコン)/
ジョン・リンチ(メアリーの伯 父/クレイヴン伯爵)/マギー・スミス(クレイヴン家の家政婦/メドロック 婦人)/イレーヌ・ ジャコブ(メアリーの母)/ローラ・クロスリー(親切な召使い/マーサ)

1994

『ト リコロール 赤の愛』-Trzy kolory:Czerwony/Rouge-(仏/ポーランド/スイス)(1994年NY批評家協 会賞外国映画賞)(1994年ロサンゼルス批評家協会 賞外国映画賞)
-監督:ク シシュトフ・キェシロフスキ
-製作:マラン・カルミッツ
-脚本:ク シシュトフ・キェシロフスキ/クシシュトフ・ピェシェヴィチ
-脚本協力:アグニェシュカ・ホ ランド/エドヴァルト・ジェブロフキ/ピョートル・ソボチンスキ
-撮影:ピョートル・ソボチンス キ
-美術:クロード・ルノワール
-編集:ジャック・ウィッタ
-音楽:ズビグニェフ・プレイス ネル(1994 年セザール賞作曲賞)
-衣装(デザイン):コリンヌ・ジョリー
-出演:イレーヌ・ジャコブ(モデル/バランティーヌ)/ジャン=ルイ・トランティニャン(元判事/ジョゼフ・ケルヌ)/フレデリック・フェデル(カラン)/ジャン・ピエール・ロリ(オーギュスト)/マリオン・スタランス
-ク シシュトフ・キェシロフスキ監督『トリコロール3部作(青の 愛・白の愛・赤の愛)の最終章であり、これはフランス国旗三 色の持つ青(自由)、白(平等)、赤(博愛)の意味をテーマにキェシロフスキ監督が作った 運命と偶然の恋愛物語三部作の幕下ろしである。『青の愛』『白の愛』も秀作だが、『赤 の愛』は特に素晴らしい。
孤 独な元判事(ジャン=ルイ・トランティニャン)と純真な女 子大生バランティーヌ(イレーヌ・ジャコブ)の出会いに よってもたらされる心理描写を見事に演出している。 
私 が一番、注目したのは明りだ。実に効果的に使われている。 
ま ず、憤ってい るバランティーヌの背後に美しい光線が射しこんでくる。空間が眩しく照らし出される。それは、内なるも のの開放でもある。そして、繰り返される消し忘れた ヘッドライト。動揺が伝わる。それから、判事の家の窓からバランティーヌが夕日を見詰めるシーンだ。対 立していた判事に興味を持つことを意味している。一 抹の安静を得る。明りをもう一度、登場させる。重要なポイントとして。それは、裸電球だ。被いをしてい ない人工の明りは突き刺さす。視線を意味している。 バランティーヌはおもわず顔を背ける。電球に被いがされる。柔らかな空間に変化して行く。赤は衝撃・動 揺・怒りで、その抑揚を明りで演出してい る。 
キェ シロフスキ監督はド キュメンタリー作家らしい視点で、広告の大幕、窓、フロントガラス、 コップ、小石、それぞれに息を吹き込む演出をする。監督の手法に目が離せない。 
そ して、この作品を際立たせたのはイレーヌ・ジャコブの存在だ。ジャコブは品格が あり知的だ。戸惑い、揺らいでいる表情がいい。温かい眼差しで見詰める彼女は例えようがないほどいい。 優しい人ではないかと思ってしまう。 
共 演のジャン=ルイ・トランティニャンも渋いいい味を出して、人生のひだを演じて いる。 
キェ シロフスキ監督の眼差 しはジャン=ルイ・トランティニャンが役する判事としてイレーヌ・ ジャコブに注がれている。 
生 前『ト リコロール 赤の愛』はイレーヌ・ジャコブをイメージして作った」とコメ ントしている。ジャコブの清楚なところに惚れ込んだそうだ。 ジャコブもその監督の思いに応える演技をしている。
演 出家と役者が作品に寄せる思いが深くなると感銘を与える作品が誕生する。かってフェ デリコ・フェリーニ監督とジュリエッタ・マシーナの『道』や、小 津安二郎監督原 節子『晩春』がそうだったように。 
『トリコロール 赤の愛』を 作った後に亡くなったキェ シロフスキ監督程、次回作を期待された人はいないと言われていた。『赤の愛』は 1996年3月13日に54才で心臓病で亡くなった監督の遺作だ。[全 文へ]


『トリコロール 赤の愛』イレーヌ・ジャコブ


『トリコロール 赤の愛』イレーヌ・ジャコブ


『トリコロール 赤の愛』イレーヌ・ジャコブ


『トリコロール 赤の愛』イレーヌ・ジャコブ、ジャン=ルイ・トランティニャン


『トリコロール 赤の愛』イレーヌ・ジャコブ


『トリコロール 赤の愛』イレーヌ・ジャコブ

Top

1995

『愛のめぐりあい』-Al di la delle nuvole-(伊/仏/独合作)(オムニバス)(ヴェ ネチア映画祭批 評家協会大賞受賞)
-監督・原作:ミケランジェロ・ アントニオーニ
-共同監督:ヴィム・ベンダース
-脚本:ミケランジェロ・アント ニオーニ/ヴィム・ベンダース/トニーノ・グエッラ 
-撮影:アルフィオ・コンティー ニ/ロビー・ミュラー
-出演:ジョン・マルコヴィッチ /ソフィー・マルソー/ピーター・ウェラー/ジャン・レノ/イレーヌ・ジャコブ/マルチェロ・マストロヤンニ /ジャンヌ・モロー
-4話の愛のオムニバス。
美 女が次々に出てきて愛の形を表現する。


『愛のめぐりあい』イレーヌ・ジャコブ

『オセロ』-Othello-(米)
-監督:オリヴァー・パーカー
-製作:リュック・ローグ/デイ ヴィッド・バロン
-製作総指揮:ジョナサン・オル スバーグ
-原作:ウィリアム・シェークス ピア
-脚本:オリヴァー・パーカー
-撮影:デイヴィッド・ジョンソ ン
-美術:ティム・ハーヴィ
-編集:トニー・ローソン
-音楽:チャーリー・モール
-衣装(デザイン):キャロライン・ハリス
-出演:ローレンス・フィッシュ バーン(ムーア 人の将軍/オセロ)/イレー ヌ・ジャコブ(貴 族ブラバンシオの愛娘/デズデモーナ)/ケネス・ブラナー(オセロの旗手/イアーゴ)/ナサニエル・パーカー(カシオ)/マイケル・マロニー(ロダリーゴ)/ピエール・ヴァネック(貴族/ブラバンシオ)/ニコラス・ファレル(元総督/モンターノ)/アナ・パトリック(イアーゴの妻/エミリア)/インドラ・オーブ(娼婦/ビアンカ)
-シェイクスピアの四大悲劇『オセロ』の4度目の映画化。


『オセロ』イレーヌ・ジャコブ


『オセロ』イレーヌ・ジャコブら

『リュミエールの子供たち』-Les enfants de Lumiere-(仏)
-監督:クリストフ・バラティエ/オ リヴィエ・バロ/ピエール・ビヤール/アラン・コルノー/クロード・ミレール/ピエール・フィリップ/ジャン・ク ロード・ロ メール/クロード・ソーテら
-製作:ジャック・ペラン
-製作総指揮:ベルナール・ロラン
-編集:イヴ・デシャン
-音楽:ミシェル・ルグラン
-スクリプター: ポール・ベルトー
-出演:アルレッティ/サッシャ・ギ トリー/ジャン・ルイ・バロー/ジャ ン・ギャバン/ミシェル・シモン/フランソワーズ・ドルレアック/ダニエル・ダ リュー/マ ルセル・ダリオ/ジュリアン・カレット/フランソワーズ・ロゼー/ア ラン・ドロン/ジェ ラール・フィリップ/ ジャン・ダステ/ディタ・パルロ/ジャン・マレー/イヴ・モンタン/モーリス・シュヴァリエ/マルティーヌ・キャロ ル/マックス・ランデ/ジャン・ポー ル・ベルモンド/ジャン・ピエール・レオ/ミシェル・モルガン/ルイ・ジューヴェ/ジャン・ルイ・トランティニャン /アヌーク・エーメ/ピエール・ルノ ワール/ジャン・ルノワール/マルセル・ダリオ/ジャンヌ・モロー/リノ・ヴァンチュラ/シ モーヌ・シニョレ/ミシェル・ピッコリ/ナタリー・バイ/フランソワ・トリュフォー/ジャック・タチ/ロミー・シュナイダー/ ミュジドラ/イザベル・ユペール/ジャックリーヌ・ドゥリュバック/ラナ・マルコニ/アントナン・アルトー/ファ ニー・アルダン/シモーヌ・シモン/アン ナ・カリーナ/シャルル・ボワイエ/ブリジット・バルドー/シャルル・ヴァネル/レオンス・ペレ/セルジュ・レジア ニ/フ ランソワーズ・アルヌール/イレーヌ・ジャコブ/ヴァネッサ・パラディ/ジェラール・ドパルデュー
-“映 画誕生”100周年を祝い、過去一世紀に作られたフランス映画の代表作307本から名 場面を抜粋して作られたアンソロジー。

『ヴィクトリー/遥かな る大地』-Victory-(英/仏/独)
-監督:マーク・ペブロー
-製作:サイモン・ボサンクエッ ト
-製作総指揮:イヴ・アタル/ ジェレミー・トーマス/イングリット・ヴィンディシュ
-原作:ジョセフ・コンラッド
-脚本:マーク・ペブロー
- 撮影:ブリュノ・ド・ケイゼル
- 音楽:リチャード・ハートレイ
- 出演:ウィレム・デフォー/イレーヌ・ジャコブ(ア ルマ)/サム・ニール/ルーファス・シーウェル/ジャン・ヤンヌ /ホー・イ/ビル・バターソン/イルム・ヘルマン/サイモン・キャロウ

Top

1997

『迷宮のレンブラント』-Incognito-(米)(サスペン ス)
-監督:ジョン・バダム
-製作:ジェームズ・G・ロビン ソン
-脚本:ジョーダン・カッツ
-撮影:デニス・クロッサン
-美術:ジェイミー・レナード
-編集:フランク・モリス
-音楽:ジョン・オットマン
-衣装(デザイン):ルイ・セトジャンスワー
-エグゼクティブ・プロデュー サー:ゲイリー・バーバー/ビル・トッドマン・ジュニア
-出演:ジェイソン・パトリック(天才的な贋作画家/ハリー・ドノヴァン)/イレーヌ・ジャコブ(マリーケ)/トーマス・ロックイヤー/イアン・リチャードソン/サイモン・チャンドラー
-巨匠レンブラントの名画の贋作をめぐるサスペンス。

Top

1998

『追跡者』(USマーシャル)-U.S. Marshals-(米)
-監督:スチュワート・ベアード
-製作:アーノルド・コペルソン /アン・コペルソン
-脚本:ジョン・ポーグ
-撮影:アンジェイ・バートコ ウィアク
-美術:メイハー・アーマッド
-編集:テリー・ローリングス
-音楽:ジェリー・ゴールドスミ ス
-衣装(デザイン):ルイーズ・フログレイ
-エグゼクティブ・プロデュー サー:ロイ・ハギンス/キース・バリッシュ
-出演:トミー・リー・ジョーン ズ(連邦保安官上級代理/サミュエル・ジェ ラード)/ウェズリー・スナイプス(元CIAの特殊工作員/マーク・J・シェリダン)/ロ バート・ダウニーJr.(ジョン・ロイス)/ ジョー・パントリアーノ(コズモ・レンフ ロ)/ダニエル・ロウバック(ボビー・ビッグズ)/トム・ウッド(ノア・ニューマン)/ラフー ニャ・リチャードソン(サヴァナ・クー パー)/イレーヌ・ジャコブ(シェ リダンの恋人/マリー)/ケイト・ネリガン(キャサリン・ウォルシュ)

1999

『スパイゲーム』-History Is Made at Night-(英/独/仏/フィンランド)
-監督:イルカ・ジャルヴィラ チュリ
-製作:ジョナサン・カールセン /ケリー・ロック
-製作総指揮:ニック・パウエル /スティーヴン・ウーリー
-原案:パトリック・エイモス/ ジャン=ピエール・ゴラン
-脚本:パトリック・エイモス
-撮影:ステファーヌ・フォン テーヌ
-音楽:コートニー・パイン
-出演:ビル・プルマン/イレー ヌ・ジャコブ/ウド・キア/ブルーノ・カービイ/グレン・プラマー/フェオドール・アトキン/アンドレ・オウマ ンスキー

『第一の嘘』-The Big Brass Ring-(米)
-監督:ジョージ・ヒッケンルー バー
-脚本:オーソン・ウェルズ
-出演:ウィリアム・ハート(ブレイク)/ ミランダ・リチャードソン(ダイナ)/ イレーヌ・ジャコブ(セラ・ブランディーニ)/ ナイジェル・ホーソーン(キム)

Top

2000

<Resonances>(V)
-演出:イリーナ・ブルッ ク
-出演:イレーヌ・ジャコ ブ

『Madame Melville』
-出演:イレーヌ・ジャコブ/マコーレ・カルキン

イリー ナ・ブルック演出で絶賛された舞台『Resonances』に出演したのに続 き、マコーレー・カルキン共演で話題となった『Madame Melville』でロンド ン・デビュー。翌年はこれでブロードウェイにも進出。

Top

2001

<Madame Melville>(V)(ブロードウェイ)
-出演:イレーヌ・ジャコブ

Top

2002

『Mille milliemes』
-出演:イレーヌ・ジャコブ/グレゴリ・デランジェール
(セザール賞有望若手男優賞)


『Mille milliemes』イレーヌ・ジャコブら

レミ・ウオーターハウス『Mille milliemes』に出演。

<かもめ>(V)
-出演:イレーヌ・ジャコブ

チェーホフ『かもめ』をフランス各地で公演。

Top

2003

<火刑台のジャンヌ>(V)(音楽劇)
-指揮:S.A.レック
-出演:イレーヌ・ジャコブ(ジャンヌ・ダルク)

1月、パレルモでオネゲルの音楽劇『火刑台のジャンヌ』(S.A. レック指揮)でジャンヌ・ダルクを熱演して評判となる。また、演奏会では語り 役でも出演し、1992年NYで行ったロバート・クラフト指揮、ストラヴィンスキー「ペルセフォーヌ」、フ ルート奏者フィリップ・ベルノルド共演によるドビュシー「ビリティスの唄」(98)がCD化された。

Top

2008

『Collegiens』(仏)(フィクション)
-出演:/イレーヌ・ジャコブ

『エレニの帰郷』-The Dest of Time/Trilogia II: I skoni to u hronou(原題)(ギリシャ//カナダ/ロシア合 作)-ベルリン映画祭正式出品(2009)/東京国際映画祭特別招待作品(2013)
-監督・製作:テオ・アンゲロプロス
-脚本:
テオ・アン ゲロプロス/トニーノ・グエッラ/ペトロス・マルカリス
-撮影:アンドレアス・シナノス 
-美術:アンドレア・クリザン ティ
-音楽:エレニ・カラインドルー
-出演:
ウイレム・デフォー/ブルーノ・ガンツ /ミシェル・ピッコリ/イレーヌ・ジャ コブ(エ レーニ)/ クリスティアーネ・パウル
-ギリシアのテオ・アンゲロプロス監 督の遺作。『エレニの旅』(2004)に続いて撮った3部作の第2作。第3作目を製作中の12年にアンゲロプロス監督は事故死

2009

『いかしたガキども』-The French Kissers-/-Les beaux gosses-(仏)
-監督:リアド・サトゥフ
-脚本:マルク・シリガス
-出演:ヴァンサン・ラコスト/ノエミ・ルヴォウスキー/ヴァレリア・ゴリノ/マルク・シリガス/イレーヌ・ ジャコブ
(オーロールの母)/エマニュエル・ ドゥヴォス/マルジャン・サトラピク/リストフ・ヴァンデヴェルデ/ニコラ・ヴァンズィッキ/ミラベル・カーク ランド

2010

『Rio Sex Comedy』(仏)(コメディ)
-出演:シャーロットランプリング/ビル プルマン/イレーヌ・ジャコブ(イレーヌ)

2014

『The Easy Way Out』(仏)
-出演:/イレーヌ・ジャコブ(マチルダ)

『ラスト・リベンジ』-Dying of the Light-(仏)
-出演:ニコラス・ケイジ/アントン・ イェルチン/ティム・シラノイレーヌ・ジャコブ(ミシェル・ズバレイン)

2015

『さよ うなら』-Sayonara-(日)
-監督・脚本:深田晃司
-原作:平田オリザ
-出演:ブライアリー・ロング(ターニャ)/新井浩文/ジェミ ノイドF(レオナ)/村田牧子/イレーヌ・ジャコブ
(ターニャの両親) (友情出演)

2016

『エタニティ 永遠の花たちへ』-Eternity-(仏)
-監督:トラン・アン・ユン
-脚本:トラン・アン・ユン    
-撮影:リー・ピンビン    
-美術:トラン・ヌー・イェン・ケー
ナレーション:ト ラン・ヌー・イェン・ケー

-出演:オドレイ・トトゥ(女優ヴァランティーヌ)/メラニー・ロラン(女優マチルド)/ベレニス・ベジョ(女 優ガブリエル)/ジェレミー・レニエ(男優アンリ)/ イレーヌ・ジャコブ(女優/ガブリエルの母)

Top

※ 記号[:特に好きな作品 :面白い作 品]
Top
前 へ-次 へ
参 考文献
『ト リコロール 赤の愛』
ク シシュトフ・キェシロフスキ
女 優
サ イトマップ
映 画ありき2

映画ありき

〜クラシック映画に魅 せら れて〜
inserted by FC2 system