昼下りの情事
  
   オードリー・ヘプバーン、ゲーリー・クーパー

※ストーリーを載せていますので、映画をご覧になっていない方は、ご了承下さい。

 

記号[☆:スタッフ・キャスト : 始めに] web拍手 by FC2
(1957)(米)-Love in the Afternoon-
監督…ビ リー・ワイルダー
製作…ビ リー・ワイルダー
原作…クロード・アネ
脚本…ビ リー・ワイルダー/I・A・L・ダイアモンド
撮影…ウィリアム・C・メラー
音楽…フランツ・ワックスマン
挿入曲♪魅惑のワルツ
出演…オー ドリー・ヘプバーン(アりアーヌ)
………ゲー リー・クーパー(大富豪/フラナガン)
………モーリス・シュバリエ(探偵/クロード)
………ジョン・マッギーヴァー
………ヴァン・ドード

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 小粋なタッチのラブ・コメディーで私が 17・8才の時に、オー ドリーの出演作の中で一番最初 に観た作品だ。

大富豪の フラナガンゲー リー・クーパーは、名うてのプレイボーイでいつ もスキャンダル の種がつきない。
そのフラナガンの素行調査をしてい た探偵の娘アりアーヌオー ドリーが彼に恋をしてしまう。
彼女は、彼に近づくために見栄を張 り大人のフリをして翻弄する。


『昼下りの情事』オードリー・ヘプバーン


『昼 下りの情事』オードリー・ヘプバーン


『昼下りの情事』オードリー・ヘプバーン、ゲーリー・クーパー


『昼下りの情事』オードリー・ヘプバーン、ゲーリー・クーパー

 そのアリアーヌが別れを告げられたフラナガンを駅で見送るラストシーンが 好き だ。

アリアーヌは私は平気よと瞳を涙でうるわせてフラナガンが乗った電車を追い走る。
 いじ らしい。
彼は彼女のことを父親から聞いて自分が彼女の初恋の相手だと知っている。
堪らない気持ちで彼女を見詰めている。
アリアーヌは涙を溢れさせ、なおも、
ア りアーヌ…「20人目の 恋人にも誘われている の
いえ あなたが20人目だわ
だから寂しくないわよ」と、 言い追いかけて走る、走る。

彼女を見ているフラナガン。
 私はスクリーンのフラナガンに向かってフ ラナガン、アリア-ヌを抱き上げて!と心の中で叫んでいた。

フラナガンがタラップから身を乗り出してアリアーヌを車上へ…となる。

 なお も見栄を張って言おうとするアリアーヌの口に手を持ってゆきもういいのだよという表 情のフラナガンがいい。
 その シーンになると私の気持ちの高鳴りは最高潮になっていてよかった! 素敵!と感動の渦の中だった。

 そして、数十回観ても何時も、涙が溢れ出てくるのが、父親のクロード(モー リス・シュバリエ)「小魚を水に返して下さい」とフラナガンに言うシーンだ。
 父親の愛がヒシヒシと伝わってく る。

 ビ リー・ワイルダーの洒落た演出といい、バックに流れる♪魅惑のワルツといい、どこを取 り上 げてもいい。
 また、観たくなった。

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参 考文献
オー ドリー・ヘプバーン
ゲー リー・クーパー
ビ リー・ワイルダー
洋 画
サ イトマップ
映 画ありき2
映画あり き

〜クラシック映画に魅 せられて〜

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