オードリー・ヘプバーン、ゲーリー・クーパー ※ストーリーを載せていますので、映画をご覧になっていない方は、ご了承下さい。 監督…ビ リー・ワイルダー 製作…ビ リー・ワイルダー 原作…クロード・アネ 脚本…ビ リー・ワイルダー/I・A・L・ダイアモンド 撮影…ウィリアム・C・メラー 音楽…フランツ・ワックスマン 挿入曲…♪魅惑のワルツ 出演…オー ドリー・ヘプバーン(アりアーヌ) ………ゲー リー・クーパー(大富豪/フラナガン) ………モーリス・シュバリエ(探偵/クロード) ………ジョン・マッギーヴァー ………ヴァン・ドード 小粋なタッチのラブ・コメディーで私が 17・8才の時に、オー ドリーの出演作の中で一番最初 に観た作品だ。 大富豪の
フラナガン(ゲー
リー・クーパー)は、名うてのプレイボーイでいつ
もスキャンダル の種がつきない。
『昼 下りの情事』オードリー・ヘプバーン 『昼下りの情事』オードリー・ヘプバーン、ゲーリー・クーパー 『昼下りの情事』オードリー・ヘプバーン、ゲーリー・クーパー そのアリアーヌが別れを告げられたフラナガンを駅で見送るラストシーンが 好き だ。 アリアーヌは“私は平気よ”と瞳を涙でうるわせてフラナガンが乗った電車を追い走る。
彼女を見ているフラナガン。 フラナガンがタラップから身を乗り出してアリアーヌを車上へ…となる。 なお
も見栄を張って言おうとするアリアーヌの口に手を持ってゆき“もういいのだよ”という表
情のフラナガンがいい。 そして、数十回観ても何時も、涙が溢れ出てくるのが、父親のクロード(モー
リス・シュバリエ)が「小魚を水に返して下さい」とフラナガンに言うシーンだ。
ビ
リー・ワイルダーの洒落た演出といい、バックに流れる♪魅惑のワルツといい、どこを取
り上 げてもいい。 Top |