NEWSトーク(大リーグ)
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ダスティン・ルイス・ ペドロイア
 -Dustin Luis Pedroia 2011-
<2011 年5月16日(日本時間17日)大リーグオリオーズ戦>

更新 2011/5 /17 13:35

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レッドソックスのペドロイア

小柄な選手の“気”が勝利に導いた試合。

 前半の6点差という大量点を1点差まで追い上げてきたレッドソックスの7回の攻 撃。
 チャンスに打順が回ってきたペドロイアは、燃えに燃えていた。
 しかしペドロイアの大きな当たりは、オリオーズのセンターの好守備にあい打ち取 られた。
 1塁ベースに向かって走っていたペドロイアは悔しがる。
 その悔しさはベンチに引き上げてきても治まらずに、外したバッティング手袋を椅 子に向かって投げつけていた。

 そんなペドロイアに9回1点差、ランナー1塁で打順が回ってきたのだ。
 先ほど悔しがっていたペドロイアの打順だっただけに、私は注目して観ていた。
 1塁ランナーのエルズベリーが盗塁を決め、1アウト2塁という絶好の同点の場面 になる。
 ペドロイアは抑えの切り札グレッグから粘りに粘って、いや闘魂を剥き出しにして 四球を奪い取りチャンスを広げる。
 次打者は今シーズンからレッドソックスに加入し活躍している3番ゴンザレスだ。
 本拠地フェンウェイ・パークの盛り上がりは最高潮になる。
 そのムードに押されるようにゴンザレスがフェンウェイ・パーク名物のグリンモン スター直撃の2塁打を放つ。
 2人の走者が生還し逆転サヨナラだ。
 サヨナラの走者となったペドロイア、殊勲打のゴンザレスがチームメートに手荒く 祝福される。

 この試合は先発した松坂選手の女房役のバリテックの渋いヒットによる2打点など も見所だったが、なんといってもペドロイアの闘魂だろう。
 ペドロイアは一生懸命に試合に向かう姿勢が素晴らしいので、以前から注目してい たのだが、本領発揮の試合を観られた。
 小柄な選手なので大リーグの選手としては恵まれているわけではないが、気持ちで 打ち、守り、走る選手だ。
 その“気”が勝利に導いた試合だった。

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