NEWSトーク(高校野球)
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関西-早実
-Senbatsu 2006-
<2006 年3月30日　選抜高校野球大会(春)第8日目2回戦第4試合(再試合)>

更新　2006/3 /30 23:33

◆春選抜高校野球　関西-早実　熱き攻防。

　甲 子園は何というドラマを用意していたのだろう。
　今日も終盤の攻防に釘付けになった。
　0-2と早実のエース斎藤佑樹選手のホームランもあり2点リードできていた試合 は終盤に動き出した。
　関西が7回裏に1点を返す。
　1-2で迎えた8回裏、関西は1死3塁から5番のセンターへ特大2ランで3-2 と逆転する。
　底力を見せた一打で一気に流れが関西にゆき沸き立つ。
　だが、ドラマはもうひとつ用意されていた。
　9回表早実1死1塁から右前打がでる。それを走者を気にした右翼手が後逸する。
　その間に打者も生還して3-4と逆転する。
　大きなエラーをして泣き続ける右翼手。慰めるチームメイト。
　逆転に喜ぶ早実。
　そして、9回裏。
　関西は2死満塁。一打で逆転サヨナラの場面だ。打者は4番。
　ここで前日は231球投げ、今日も3回から投げていたエース斎藤佑樹選手が踏ん 張り、4番をキャッチャーフライに。
　両校の前日からの長い戦いが終わる。
　何と凄い両校だろう。
　2日、24イニングの壮絶な試合を戦った両校に心から拍手を送りたい。
　エラーをした右翼手は一生懸命にやった中でのプレーであるので、胸を張っていて もらいたい。
　上手い外野手に見られる紙一重のプレーなのだから。