ロバート・レッドフォード

　レッドフォードは『明日に向って撃て！』でアンチ・ヒーローと呼ばれる新鮮なヒーローを演じた。この作品でロバート・レッドフォードの名が一躍トップクラスとなるのである。
　この作品に彼を推したポール・ニューマンとジョージ・ロイ・ヒル監督とは『スティング』でも私たちを大いに楽しませた。

　また、親友のシドニー・ポラック監督の『追憶』ではバーブラ・ストライサンドと共演して愛の歓びと哀しみと思想をしっかりと演じ、往年のスペンサー・トレーシーとキャサリン・ヘップバーンの知的なゴールデン・コンビの再来と騒がれた。
　ノスタルジックな愛のバラード♪THE　WAY　WE　WEREの主題曲と共に二人の演技は忘れられない。

　甘いマスクだけでなく知性派のレッドフォードが設立したサンダンス・プロは、サンダンス・インスティチュートとなり、インディーズ映画（独立系映画）の世界最大の映画祭「サンダンス映画祭」を開催し、優れた作品が日の目を浴びている。
　全く売れない時代を過ごしたレッドフォードが門下を開いたところから。

…8月18日、アメリカ、カリフォルニア州サンタ・モニカ生まれ、本名、チャールズ・ロバート・レッドフォードJr.(Charles Robert Redford Jr.)。
母はロバート・レッドフォードが幼いときに亡くなっている。
父チャールズ・ロバート・レッドフォードは妻が逝ったあと、牛乳配達からスタンダード石油の重役の地位にまでのぼったそうだが、ロバート・レッドフォードは孤独な少年時代を送ったという。

…ヴァン・ナイズ・ハイスクールをへてコロラド大学へ。1年足らずで中退。
絵画を学ぶためヨーロッパへ渡り13ヶ月の放浪生活後に帰国。

…9月12日、ヨーロッパ放浪生活後に同じアパートに住んでいた17才のローラ・ヴァン・ワンジメンと結婚。88年に離婚。四児(ショーナ、エイミー、ジェームズ、スコットの二女ニ男)がいる。
　
…舞台美術勉強のため、アメリカ演劇アカデミー(AADA)に入学。が役者志願に転向。

＜Tall Story＞(V)
-出演:/ロバート・レッドフォード
-通行人役でブロードウェイの舞台にデビュー。

…しばらくは全く売れない時代が続き、生活費はローラ夫人が銀行勤めでまかなった。

＜Sunday in New York＞(V)
-出演:ロバート・レッドフォード
-このブロードウェイの舞台で注目されるようになる。

[戦場の追跡]-War Hunt-(米)(T)
-出演:/ロバート・レッドフォード
-映画デビュー。
この時に共演したシドニー・ポラック(のち監督に転向)と親友になる。

＜Barefoot in the Park＞(V)
-出演:ロバート・レッドフォード
-このブロードウェイの舞台で主演して成功を納め、演技派の若手スターとして映画界からも注目されるようになった。
1967 年に映画化(『裸足で散歩』)された。

『戦場はどこだ！』-Situation Hopeless But Not Serious-(英/米)
-監督・製作:ゴットフリード・ラインハルト
-原作:ロバート・ショウ
-脚色:シルヴィア・ラインハルト
-撮影:クルト・ハッセ
-音楽:ハロルド・バーンズ
-出演:アレック・ギネス/マイケル・コナーズ(ラッキー)/ロバート・レッドフォード(ハンク)

『サンセット物語』-Inside Daisy Clover-(米)
-監督:ロバート・マリガン
-製作:アラン・J・パクラ
-原作・脚色:ギャヴィン・ランバート
-撮影:チャールズ・ラング・ Jr
-衣装デザイン:エディス・ヘッド
-音楽:アンドレ・プレヴィン
-出演:ナタリー・ウッド(デイジー・クローバー)/クリストファー・プラマー(レイモンド・スワン)/ロディ・マクドウォール(ウォルター・ベインズ)/ロバート・レッドフォード(ウェード・リュイス)/ルース・ゴードン(ディーラー)

『逃亡地帯』-The Chase-(米)
-監督:アーサー・ペン
-製作:サム・スピーゲル
-原作:ホートン・フート
-脚色:リリアン・ヘルマン
-撮影:ジョセフ・ラシェル
-音楽:ジョン・バリー
-出演:マーロン・ブランド(カルダー)/ロバート・レッドフォード(ババー・リーブス)/ジェーン・フォンダ(アンナ)/ ジェームズ・フォックス(ロジャースの息子/ジェイク)/アンジー・ディキンソン/E・G・マーシャル(石油成金/バル・ロジャース)/ロバート・デュヴァル/ジャニス・ルール/ミリアム・ホプキンス/マーサ・ハイヤー/スティーヴ・イーナット/ロリ・マーティン
-大役で出演。

…この頃、『卒業』(1967)への出演を依頼され、「このぼくが女を知らない男に見えますか？」と断ったそうだ。

『雨のニューオリンズ』-This Property is Condemned-(米)
-監督:シドニー・ポラック
-製作:ジョン・ハウスマン
-原作:テネシー・ウィリアムズ
-脚色:フランシス・フォード・コッポラ/フレッド・コー/エディス・R・ソマー
-撮影:ジェームズ・ウォン・ハウ(ジェームズ・ウォン・ホウの表記も)
-音楽:ケニヨン・ホプキンス
-出演:ナタリー・ウッド(アルバ・スター)/ロバート・レッドフォード(オーエン)/チャールズ・ブロンソン(ニコルス/J.J.)/ロバート・ブレイク

『裸足で散歩』-Barefoot in the Park-(米)
-監督:ジーン・サックス
-製作:ハル・B・ウォリス
-原作・脚本:ニール・サイモン
-撮影:ジョセフ・ラシェル
-音楽:ニール・ヘフティ
-出演:ロバート・レッドフォード(弁護士/ ポール)/ジェーン・フォンダ(コリー)/ シャルル・ボワイエ(“東10丁目の青ひげ”/ベラスコ)/ミルドレッド・ナトウィック/ハーブ・エデルマン
-『Barefoot in the Park』の映画化に舞台と同じ役で出演。

『夕陽に向って走れ』-Tell Them Willie Boy Is Here-(米)
-監督・脚本:エイブラハム・ポロンスキー(赤狩りで追放されたが、映画界に復帰した映画作家)
-製作:フィリップ・A・ワックスマン/ジェニングス・ラング
- 原作:ハリー・ロートン
-撮影:コンラッド・ホール
-編集:メルビン・シャピロ
- 美術:ヘンリー・バムステッド /アレクサンダー・ゴリツェン
-音楽:デーヴ・グルーシン
-衣装(デザイン):イーディス・ヘッド
-舞台装置:ルビー・レヴィット/ジョン・マッカーシー・ Jr
-出演:ロバート・レッドフォード(保安官補/クリストファー・クーパー)(英国アカデミー賞主演男優賞)/キャサリン・ロス(ローラ)/ ロバート・ブレイク(先住民族の青年/ウイリー・ボーイ)/スーザン・クラーク(Dr. エリザベス・アーノルド)/バリー・サリヴァン(レイ・カルヴァート)/ジョン・ヴァーノン(ジョージ・ハッカー)/チャールズ・エイドマン(ベンビー判事)/チャールズ・マックグロー(フランク・ウィルソン保安官)/シェリー・ノヴァク(ジョニー・フィニー)/ロバート・リプトン(チャーリー)/ロイド・ガフ(デクスター)/ネッド・ロメロ(トム)
-戦後まもなくの非米活動委員会による"赤狩り"でハリウッドを追われ、長い間匿名で脚本を書いていたエイブラハム・ポロンスキーが1909年に起きた事件の実話をもとに、アメリカの病根を追求した力作。
ネイティブアメリカンのウィリー(ロバート・ブレイク)は同じ種族のローラ(キャサリン・ロス)を愛していたが、彼女の父親を誤って殺してしまった。
二人は山奥に逃走するはめになる。ウィリーの逮捕を依頼された保安官補クリストファー(ロバート・レッドフォード)が追跡したが…

『夕陽に向って走れ』ロバート・ブレイク、キャサリン・ロス

『夕陽に向って走れ』ロバート・レッドフォード、ロバート・ブレイク、キャサリン・ロス

『夕陽に向って走れ』ロバート・レッドフォード

『夕陽に向って走れ』ロバート・レッドフォードら

『夕陽に向って走れ』スーザン・クラークら

『夕陽に向って走れ』ロバート・レッドフォード

『明日に向って撃て！』-Butch Cassidy and the Sundance Kid-(米)★
-監督:ジョージ・ロイ・ヒル
-製作:ジョン・フォアマン
-製作総指揮:ポール・モナシュ
-脚本:ウィリアム・ゴールドマン(アカデミー脚本賞)
-撮影:コンラッド・ホール(アカデミー撮影賞)
-特撮:L・B・アボット
-作詞:ハル・デヴィッド
-衣装デザイン:エディス・ヘッド
-音楽:バート・バカラック(アカデミー音楽賞)
-出演:ポール・ニューマン(ブッチ・キャシディ)/ロバート・レッドフォード(サンダンス・キッド)(英国アカデミー賞主演男優賞)/キャサリン・ロス(女教師/エッタ・プレース)/ジェフ・コーリイ/ストローザー・マーティン/クロリス・リーチマン /チャールズ・ディアコップ/サム・エリオット/ヘンリー・ジョーンズ
※主題歌:♪雨にぬれても(歌：B・J・トーマス)(アカデミー主題歌賞)
-オープニングで“この物語は実話に近い”と紹介されているように実在のギャング、ブッチ・キャシディ(ポール・ニューマン)とサンダンス・キッド(ロバート・レッドフォード)の鮮烈な青春と、恋人エッタ・プレース(キャサリン・ロス)を加えた愛と友情を明るく痛快に描いた西部劇でアメリカン・ニュー・シネマの伝説的名作である。
ジョージ・ロイ・ヒル監督の新しい感覚の演出や、バカラックの軽やかな音楽が青春の輝きをみせて大ヒットした。
ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードが演じた“壁の穴強盗団”の計画考案者ブッチと早撃ちサンダンスが列車強盗に挑む姿は、自由への憧れを持つ若者たちに支持され、アンチ・ヒーローと呼ばれる新鮮なヒーローを誕生させた。
ロバート・レッドフォードの名が一躍トップクラスのものとなった作品でもある。[全文へ]

…この出演料でユタ州コロラド山中に土地を買い、映画の中で演じた役名をとってサンダンス・プロを設立。
それが母体となって、その後、映画人育成のためのサンダンス・インスティチュートが設立された。

『白銀のレーサー』-Downhill Racer-(米)
-監督:マイケル・リッチー
-製作:リチャード・グレグスン
-原作:オークレイ・ホール
-脚本:ジェームズ・ソルター
-撮影:ブライアン・プロビン
-美術:イアン・ホイッティカー
-音楽:ケニョン・ホプキンス
-出演:ロバート・レッドフォード(デービッド・チャペレット)(英国アカデミー賞主演男優賞)/ ジーン・ハックマン(コーチ/クレア)/カミラ・スパーヴ(カミラ・スパーブの表記も)(キャロル)/ジム・マクマラン(ジョニー・クリーチ)/カール・マイケル・フォーグラー
-サンダンス・インスティチュート製作の映画第1号。ヒットには至らず。

『お前と俺』-Little Fauss and Bog Halsy-(米)
-監督:シドニー・Ｊ・フューリー
-製作:アルバート・S・ラディ
-脚本:チャールズ・イーストマン
-撮影:ラルフ・ウールジー
-美術:ラリー・ポール
-編集:アーダイル・ネルソン・ジュニア
-衣装デザイン:ピエール・カルダン
-出演:ロバート・レッドフォード(ハルズイ)/マイケル・J・ポラード(ファウス)/ローレン・ハットン(リタ)/ノア・ビアリー(ファウスの父)/ルシル・ベントン(ファウスの母)

『Making of “Butch and Cassidy and the Sundance Kid”』(記録映画)
-出演:ロバート・レッドフォード

『ホット・ロック』-The Hot Rock-(米)
-監督:ピーター・イエーツ
-製作:ハル・ランダース/ボビー・ロバーツ
-原作:ドナルド・E・ウェストレイク
-脚色:ウィリアム・ゴールドマン
-撮影:エド・ブラウン
-音楽:クインシー・ジョーンズ
-出演:ロバート・レッドフォード(ジョン・アーチボルド・ドートマンダー)/ ジョージ・シーガル(義弟/ケルプ)/ロン・リーブマン(マーチ)/ ポール・サンド(グリーンバーグ)/モーゼス・ガン(大使/アムーザ博士)

『大いなる勇者』-Jeremiah Johnson-(米)☆
-監督:シドニー・ポラック
-製作:ジョー・ワイザン
-原作:レイモンド・ソープ/ロバート・バンカー
-脚色:ジョン・ミリアス/エドワード・アンハルト
-撮影:デューク・キャラハン
-編集:トーマス・スタンフォード
-音楽:ジョン・ルベンスタイン /ティム・マッキンタイアー
-出演:ロバート・レッドフォード(ジェレミア・ジョンソン)/ウィル・ギア(クリス・ラップ)/ステファン・ギラシュ(デル・ギュー)/アリン・アン・マクレリー(白人の女)/ジョシュ・アルビー(少年/キャレブ)

『候補者ビル・マッケイ』-The Candidate-(米)
-監督:マイケル・リッチー
-製作:ウォルター・コブレンツ
-脚本:ジェレミー・ラーナー
-撮影:ジョン・コーティ
-衣装デザイン:パトリシア・ノリス
-音楽:ジョン・ルベンスタイン
-出演:ロバート・レッドフォード(弁護士/ビル・マッケイ)/ピーター・ボイル(ビルの選挙参謀/ルーカス)/メルヴィン・ダグラス(マッケイの父/ジョン)/ドン・ポーター(共和党/ジャーモン)/ アレン・ガーフィールド(クライン)/カレン・カールソン(マッケイの妻/ナンシー)

『追憶』-The Way We Were-(米)★
-監督:シドニー・ポラック
-製作:レイ・スターク
-原作・脚本:アーサー・ローレンツ
-撮影:ハリー・ストラドリング・ジュニア
-音楽:マーヴィン・ハムリッシュ(アカデミー主題歌賞)(ゴーデン・グローブ主題歌賞)
-編集:マーガレット・ブース
-出演:バーブラ・ストライサンド(ケイティ)/ロバート・レッドフォード(ハベル)/ブラッドフォード・ディルマン(J.J.)/ロイス・チャイルズ(キャロル・アン)/パトリック・オニール
※主題曲♪THE　WAY 　WE　WERE
-私は、この映画を観る前に、ラジオから流れて来るペリー・コモの♪THE　WAY　WE　WEREを聴き、何と素敵な曲だろうと、うっとり酔いしれていた。この曲が、『追憶』の主題歌と知り、映画を何時か観てみたいと思っていた。
そんな折、リバイバル上映されるのを知った。主演のロバート・レッドフォードは好きな男優なので楽しみだったが、バーブラ・ストライサンドは当時、好感が持てない女優だったので、ちょっと残念な気持ちだった。
主題曲を歌っているのだからしょうがないというような心境で観にいった。
ところが…[全文へ]

『スティング』-The Sting-(米)(アカデミー作品賞)★
-監督:ジョージ・ロイ・ヒル(アカデミー監督賞)
-製作:マイケル・フィリップス /ジュリア・フィリップス/トニー・ビル
-製作総指揮:リチャード・D・ザナック/デイヴィッド・ブラウン
-脚本:デビッド・S・ワード(デイヴィッド・ウォードの表記も)(アカデミー脚本賞)
-撮影:ロバート・サーティース
-編集:ウィリアム・レイノルズ(アカデミー編集賞)
-特殊効果:アルバート・ホイットロック
-美術:ヘンリー・バムステッド
-編曲:マーヴィン・ハムリッシュ
-音楽演奏:スコット・ジョプリン
-衣装:エディス・ヘッド(アカデミー衣装賞)
-出演:ポール・ニューマン(ヘンリー・ゴンドーフ)/ロバート・レッドフォード(ジョニー・フッカー)/ロバート・ショウ(ドイル・ロネガン)/チャールズ・ダーニング(スナイダー刑事)/レイ・ウォルストン(J.J.)/アイリーン・ブレナン(ビリー)/ハロルド・グールド(キッド)/ジョン・ヘファーナン(エディ)/ダナ・エルカー(ポークFBI捜査官/ヒッキー)/ジャック・キホー(エリー)/ディミトラ・アーリス(ロレッタ・サリーノ)/ロバートアール・ジョーンズ/チャールズ・ディアコップ/サリー・カークランド/エイヴォン・ロング
※アカデミー作品・監督・脚本・美術・編集・編曲・衣装賞の7部門受賞
-『明日に向って撃て！』のポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード、ジョージ・ロイ・ヒル監督のトリオが再び洗練されたユーモアたっぷりの作品で楽しませてくれた。
1930 年代のギャングのメッカ、シカゴの暗黒街を描いた傑作である。[全文へ]

『華麗なるギャツビー』-The Great Gatsby-(米)
-監督:ジャック・クレイトン
-製作:デヴィッド・メリック
-原作:F・スコット・フィッツジェラルド
-脚本:フランシス・フォード・コッポラ
-撮影:ダグラス・スローカム
-衣装デザイン:セオニ・V・アルドリッジ
-音楽:ネルソン・リドル
-出演:ロバート・レッドフォード(ジェイ・ギャツビー)/ミア・ファロー(デイジー・ブキャナン)/ブルース・ダーン(トム・ブキャナン)/カレン・ブラック(マートル・ウィルソン)/スコット・ウィルソン(マートルの夫/ジョージ・ウィルソン)/サム・ウォーターストン(ニック・キャラウェイ)

『華麗なるヒコーキ野郎』-The Great Waldo Pepper-(米)
-監督・製作・原案:ジョージ・ロイ・ヒル
-脚本:ウィリアム・ゴールドマン
-撮影:ロバート・サーティース
-編集:ウィリアム・レイノルズ
-音楽:ヘンリー・マンシーニ
-出演:ロバート・レッドフォード(ウオルド・ペッパー)/ボー・スヴェンソン(アクセル・オルソン)/スーザン・サランドン(メアリー・ベス)/ジェフリー・ルイス(ニュート・ピップ)/ ボー・ブランディン(ケスラー)
-レッドフォードはジョージ・ロイ・ヒル監督と三度組み、双発機の曲乗り飛行で町から町を巡業するスタント・パイロットを演じ古き良き時代の男たちの冒険への夢を描く。

『コンドル』-Three Days of the Condor-(米)
-監督:シドニー・ポラック
-製作:スタンリー・シュナイダー
-脚本:ロレンツォ・センプル・ジュニア/デイヴィッド・レイフィール
-撮影:オーウェン・ロイズマン
-音楽:デーヴ・グルーシン
-出演:ロバート・レッドフォード(ジョー・ターナー/コンドル)/フェイ・ダナウェイ(キャシー・ヘイル)/クリフ・ロバートソン(CIA ニューヨーク支部長/ヒギンズ)/ マックス・フォン・シドー(殺し屋/ジョベア)/ジョン・ハウスマン(CIA作戦部長/ワバシュ)

『大統領の陰謀』-All the President's Men-(米)☆
-監督:アラン・J・パクラ
-製作:ウォルター・コブレンツ /ロバート・レッドフォード
-原作:カール・バーンスタイン /ボブ・ウッドワード
-脚本:ウィリアム・ゴールドマン
-撮影:ゴードン・ウィリス
-編集:ロバート・L・ウォルフ
-音楽:デヴィッド・シャイア
-出演:ダスティン・ホフマン(ワシントン・ポスト紙の記者/カール・バーンスタイン)/ロバート・レッドフォード(ワシントン・ポスト紙の記者/ボブ・ウッドワード)/ジェイソン・ロバーズ(ベン・ブラッドリー)/ジャック・ウォーデン(上司/ハワード・ローゼンフェルド)/マーティン・バルサム(局長/ハワード・サイモンズ)/ハル・ホルブルック(ディープ・スロート)

『遠すぎた橋』-A Bridge Too Far-(米)
-監督:リチャード・アッテンボロー
-製作:ジョセフ・E・レヴィン /リチャード・P・レヴィン
-原作:コーネリアス・ライアン
-脚本:ウィリアム・ゴールドマン
-撮影:ジェフリー・アンスワース
-SFX:ジョン・リチャードソン
-美術:テレンス・マーシュ/スチュアート・クレイグ
-編集:アントニー・ギブス
-音楽:ジョン・アディソン
-出演:ダーク・ボガード(ブラウニング中将)/ショーン・コネリー(アーカート少将)/マイケル・ケイン(バンドール中佐)/ジーン・ハックマン(ソサボフスキー少将)/エリオット・グールド(スタウト大佐)/アンソニー・ホプキンス(フロスト中佐)/ジェームズ・カーン(ドーハン軍曹)/ライアン・オニール(ギャビン准将)/ロバート・レッドフォード(クック少佐)/エドワード・フォックス(ホロックス中将)/マクシミリアン・シェル(ビットリッヒ中将)/ハーディ・クリューガー(ルドウィック将軍)/ローレンス・オリヴィエ(スパンダー)/ジェレミー・ケンプ/ピーター・フェイバー/ニコラス・キャンベル/ベン・クロス/アーサー・ヒル/リヴ・ウルマン(ホルスト夫人)

『出逢い』-The Electric Horseman-(米)
-監督:シドニー・ポラック
-製作:レイ・スターク
-原作:シェリー・バートン
-脚本:ロバート・ガーランド/ ポール・ギア
-撮影:オーウェン・ロイズマン
-音楽:デーヴ・グルーシン
-出演:ロバート・レッドフォード(サニー・スチール)/ジェーン・フォンダ(女性記者/ハリー・マーチン)/ウィリー・ネルソン(ウェンデル)/ ヴァレリー・ペリン/ジョン・サクソン(会長/ハント)

『ブルベイカー』-Brubaker-(米)
-監督:スチュアート・ローゼンバーグ
-製作:ロン・シルヴァーマン
-製作総指揮:テッド・マン
-原作:トーマス・O・マートン /ジョー・ハイアムズ
-脚本:W・D・リクター
-撮影:ブルーノ・ニュイッテン
-美術:J・マイケル・リヴァ
-編集:ロバート・ブラウン
-音楽:ラロ・シフリン
-出演:ロバート・レッドフォード(囚人/ブルベイカー)/ヤフェット・コットー(黒人の囚人/ ディッキー)/マーレイ・ハミルトン(ディーチ)/ ジェーン・アレクサンダー(女性補佐官/リリアン)/デヴィッド・キース(囚人/ラリー)/ モーガン・フリーマン

『普通の人々』-Ordinary People-(米)(アカデミー作品賞)☆
-監督:ロバート・レッドフォード(アカデミー監督賞)(ゴールデン・グローブ監督賞)
-製作:ロナルド・L・シュワリー
-原作:ジュディス・ゲスト
-脚本:アルヴィン・サージェント
-撮影:ジョン・ベイリー
-音楽:マーヴィン・ハムリッシュ
-編集:ジェフ・カニュー
-出演:ドナルド・サザーランド(カルビン)/メアリー・タイラー・ムーア(ベス)/ティモシー・ハットン(コンラッド)/ジャド・ハーシュ(バーガー医師)/エリザベス・マクガヴァン(ジェニン・ブラット)
-初監督作品でオスカー受賞。

『ナチュラル』-The Natural-(米)
-監督:バリー・レヴィンソン
-製作:マーク・ジョンソン
-製作総指揮:ロジャー・タウン /フィリップ・M・ブリーン
-原作:バーナード・マラムード
-脚本:ロジャー・タウン/フィル・ダッセンベリー
-撮影:カレブ・デシャネル
-美術:アンジェロ・グラハム/ メル・ボーン
-編集:ステュー・リンダー
-音楽:ランディ・ニューマン
-出演:ロバート・レッドフォード(ロイ)/グレン・クローズ(アイリス)/ロバート・デュヴァル(スポーツ記者/マックス)/キム・ベイシンガー(メモ)/ウィルフォード・ブリムリー/バーバラ・ハーシー(ハリエット)

『愛と哀しみの果て』-Out of Africa-(米)
-監督・製作:シドニー・ポラック
-製作総指揮:キム・ジョーゲンセン
-原作:アイザック・ディネーセン/ジュディス・サーマン/エロール・トルゼビンスキー
-脚色:カート・リュデューク
-撮影:デイヴィッド・ワトキン
-美術:スティーブン・グライムス
-編集:フレドリック・スタインカンプ/ウィリアム・スタインカンプ/ペンブローク・J・ヘリング/シェルドン・カーン
-衣装デザイン:ミレナ・カノネロ
-音楽:ジョン・バリー
-出演:メリル・ストリープ(カレン)/ロバート・レッドフォード(デニス)/クラウス・マリア・ブランダウアー/マイケル・キッチン/マリク・ボウエンズ

…1969年の『明日に向って撃て！』の出演料でユタ州コロラド山中に設立したサンダンス・プロが母体で、映画人育成のためのサンダンス・インスティチュートが設立された。
そして1985年からユタ州パーク・シティで毎年1月にインディーズ映画（独立系映画）の世界最大の映画祭「サンダンス映画祭」を開催し、優れた作品に日の目を浴びさせている。

レッドフォードはアンチ・ヒーローと呼ばれる新鮮なヒーローを誕生させた『明日に向って撃て！』で一躍トップクラスとなったが、その役名がサンダンスだった。
インタビューに「僕を舞台に立たせ、さらに映画にまで押し出してくれたのは、大衆のおかげです。この恩に僕は報いようと“サンダンス・ロッジ”を立てた。その自然のままの森林や土地は、いつか文明開拓という美名のもとに大自然が破壊されるだろうアメリカで、憩いの場になる」(ベル・エア・ホテルで小森和子の取材へ応えた)と語ったように、その役名を付けたのは全く売れない時代を過ごしたレッドフォードの胸中に特別な思いがあるからだろう。

『夜霧のマンハッタン』-Legal Eagles-(米)☆
-監督・製作:アイヴァン・ライトマン
-製作総指揮:マイケル・C・グロス/ジョー・メジャック
-脚本:ジム・キャッシュ/ ジャック・エップス・ジュニア
-撮影:ラズロ・コヴァックス
-美術:ジョン・デ・キュア
-編集:シェルドン・カーン
-音楽:エルマー・バーンスタイン
-出演:ロバート・レッドフォード(トム・ローガン)/デブラ・ウィンガー(ローラ・ケリー)/ダリル・ハンナ(チェルシー)/ジョン・マクマーティン(フォレスター)/ブライアン・デネヒー(刑事/キャヴァナウ)

『プロミスト・ランド/青春の絆』-Promised Land-(米)
-監督:マイケル・ホフマン
-製作総指揮:ロバート・レッドフォード
-出演:メグ・ライアン/トレイシー・ボラン/キーファー・サザーランド/ジェイソン・ゲドリック

『ミラグロ/奇跡の地』-The Milagro Beanfield War-(米)
-監督:ロバート・レッドフォード
-製作:ロバート・レッドフォード/モクテスマ・エスパルサ
-製作総指揮:ゲイリー・J・ヘンドラー
-原作:ジョン・ニコルズ
-脚本:デイヴィッド・ウォード /ジョン・ニコルズ
-撮影:ロビー・グリーンバーグ
-編集:ジム・ミラー
-音楽:デーヴ・グルーシン
-衣装デザイン:バーニー・ポラック
-出演:ルーベン・ブラデス(保安官/ベルナール)/リチャード・ブラッドフォード(ディヴァイン)/ソニア・ブラガ(自動車修理店の女主人/ルビー)/ジュリー・カーメン/ジェームズ・ギャモン

『Yosemite:The Fate of Heaven』(米)(記録映画)
-ナレーター:ロバート・レッドフォード

『To Protect Mother Earth』(米)(記録映画)
-ナレーター:ロバート・レッドフォード

『ダルク家の三姉妹』-Some Girls-(米)
-監督:マイケル・ホフマン
-製作総指揮:ロバート・レッドフォード
-出演:パトリック・デンプシー(マイケル)/ジェニファー・コネリー(ガブリエラ)

『ハバナ』-Havana-(米)
-監督:シドニー・ポラック
-製作:シドニー・ポラック/リチャード・ロス
-製作総指揮:ロナルド・L・シュワリー
-原案:ジュディス・ラスコー
-脚本:ジュディス・ラスコー/ デイヴィッド・レイフィール
-撮影:オーウェン・ロイズマン
-編集:フレドリック・スタインカンプ/ウィリアム・スタインカンプ
-音楽:デーヴ・グルーシン
-出演:ロバート・レッドフォード(ジャック・ウェイル)/レナ・オリン(ボビー・デュラン)/アラン・アーキン/トマス・ミリアン/ダニエル・デイヴィス

1991

『ダーク・ウィンド』-The Dark Wind-()
-監督:
-製作総指揮:ロバート・レッドフォード

『スニーカーズ』-Sneakers-(米)☆
-監督:フィル・アルデン・ロビンソン
-製作:ウォルター・F・パークス/ローレンス・ラスカー
-製作総指揮:リンズレイ・パーソンズ・ジュニア
-脚本:フィル・アルデン・ロビンソン/ローレンス・ラスカー/ウォルター・Ｆ・パークス
-撮影:ジョン・リンドレイ
-美術:パトリシア・フォン・ブランデンスタイン
-編集:トム・ロルフ
-音楽:ジェームズ・ホーナー
-出演:ロバート・レッドフォード(ビショップ)/シドニー・ポワチエ(クリース)/ダン・エイクロイド(マザー)/リヴァー・フェニックス(カール)/デヴィッド・ストラザーン(ホイッスラー)/メアリー・マクドネル(リズ)/ベン・キングズレー(コズモ)

『インシデント・アット・オグララ』-Incident At Oglala-(米)(記録映画)
-製作総指揮:ロバート・レッドフォード
-ナレーター: ロバート・レッドフォード

『幸福の条件』-Indecent Proposal-(米)
-監督:エイドリアン・ライン
-製作:シェリー・ランシング
-製作総指揮:トム・シュルマン /アレックス・ガードナー
-原作:ジャック・エンゲルハード
-脚本:エイミー・ホールデン・ジョーンズ
-撮影:ハワード・アサートン
-美術:メル・ボーン
-編集:ジョー・ハッシング
-衣装デザイン:ボビー・リード /バーニー・ポラック/ベアトリス・アルナ・パスツォール
-音楽:ジョン・バリー
-出演:ロバート・レッドフォード(億万長者/ ジョン)/デミ・ムーア(ダイアナ)/ウディ・ハレルソン(デイヴィッド)/シーモア・カッセル/オリヴァー・プラット(ジェレミー)

『リバー・ランズ・スルー・イット』-A River Runs Through It-(米)☆
-監督・ナレーター:ロバート・レッドフォード
-製作:ロバート・レッドフォード/パトリック・マーキー
-製作総指揮:ジェイク・エバーツ
-原案:ノーマン・マクリーン
-脚本:リチャード・フリーデンバーグ
-撮影:フィリップ・ルスロ(アカデミー撮影賞)
-美術:ジョン・ハットマン
-編集:リンジー・クリングマン /ロバート・エストリン
-衣装デザイン:バーニー・ポラック/キャシー・オレア
-音楽:マーク・アイシャム
-出演:ブラッド・ピット(次男/ポール)/クレイグ・シェイファー(長男/ノーマン)/トム・スケリット(父親/マクリーン牧師)/ブレンダ・ブレシン/エミリー・ロイド(ジェシー)

『クイズ・ショウ』-Quiz Show-(米)
-監督:ロバート・レッドフォード
-製作:ロバート・レッドフォード/マイケル・ジェイコブス/ジュリアン・クレイニン/マイケル・ノジク
-製作総指揮:フレデリック・ゾロ/リチャード・ドレイファス/ジュディス・ジェイムズ
-原作:リチャード・N・グッドウィン
-脚本:ポール・アタナシオ
-撮影:ミハエル・バルハウス
-美術:ジョン・ハットマン
-編集:ステュー・リンダー
-衣装デザイン:キャシー・オレア
-音楽:マーク・アイシャム
-出演:ジョン・タートゥーロ/ ロブ・モロー/レイフ・ファインズ/ポール・スコフィールド/デイヴィッド・ペイマー

『Wild Bill:A Hollywood Maverick』(記録映画)
-出演:ロバート・レッドフォード(本人として)

[Grand Avenue](TV映画)
-製作総指揮・ナレーター:ロバート・レッドフォード

『アンカーウーマン』-Up Close & Personal-(米)
-監督:ジョン・アヴネット
-製作:ジョン・アヴネット/デヴィッド・ニックセイ/ジョーダン・カーナー
-製作総指揮:エド・フックストラッテン/ジョン・フォアマン
-原案:アランナ・ナッシュ
-脚本:ジョアン・ディディオン /ジョン・グレゴリー・デューン
-撮影:カール・ウォルター・リンデンローブ
-美術:ジェレミー・コンウェイ
-編集:デブラ・ニール＝フィッシャー
-衣装デザイン:アルバート・ウォルスキー
-作詞作曲:ダイアン・ウォーレン
-音楽:トーマス・ニューマン
-主題歌:セリーヌ・ディオン♪Beacause You Loved Me
-出演:ロバート・レッドフォード(敏腕プロデューサー/ウォーレン)/ミシェル・ファイファー(タリー)/ ストッカード・チャニング(マーシャ)/ジョー・マンティーニャ(バッキー)/ケイト・ネリガン
-全米ネットワークのアンカーウーマンを目指すヒロインの成長を描く。

『彼女は最高』-She's the One-(米)
-監督・脚本:エドワード・バーンズ
-製作総指揮:ロバート・レッドフォード/マイケル・ノジック
-製作:テッド・ホープ/ジェームズ・シェイマス/エドワード・バーンズ
-撮影:フランク・プリンジ
-美術:ウィリアム・バークレー
-音楽:トム・ペティ
-衣装:スーザン・ライヤル
-出演:エドワード・バーンズ(兄/ミッキー)/マイク・マクグローン(弟/フランシス)/ジェニファー・アニストン/マクシーヌ・バーンズ(ホープ)/キャメロン・ディアス(へザー)/ジョン・マホニー/アマンダ・ピート/レスリー・マン

『Ｆカップの憂うつ』-Slums Of Beverly Hills-(米)
-監督・脚本:タマラ・ジェンキンス
-製作総指揮:ロバート・レッドフォード
-製作:マイケル・ノジック/スタン・ブロドコフスキー
-撮影:トム・リッチモンド
-美術:デナ・ロス
-音楽:ロルフ・ケント
-衣装:カースティン・エバーバーグ
-出演:ナターシャ・リオン(長女/ヴィヴィアン)/マリサ・トメイ(父の姪)/ アラン・アーキン(父)/ケビン・コーリガン/ブリナ・ウェイス/シャーロット・スチュワート/イーライ・マリエンタール/デヴィッド・クラムホルツ/ブレンダン・バーンズ/ミーナ・スヴァーリ/ハリス・ラスカウェイ/ジェシカ・ウォルター/ジェイ・パターソン/リタ・モレノ

『モンタナの風に抱かれて』-The Horse Whisperer-(米)
-監督:ロバート・レッドフォード
-製作:ロバート・レッドフォード/パトリック・マーキー
-原作:ニコラス・エヴァンス
-脚本:エリック・ロス/リチャード・ラグラヴェネス
-撮影:ロバート・リチャードソン
-美術:ジョン・ハットマン
-編集:トム・ロルフ
-音楽:トーマス・ニューマン
-衣装デザイン:ジュディ・エル・ラスキン
-出演:ロバート・レッドフォード(トム・ブッカー)/クリスティン・スコット・トーマス(グレースの母親/アニー)/サム・ニール(アニーの夫/ロバート)/ダイアン・ウィースト/スカーレット・ヨハンソン(少女/グレース)

『ノー・ルッキング・バック』-No Looking Back-(米)
-監督・製作・脚本:エドワード・バーンズ
-製作総指揮:ロバート・レッドフォード
-出演:ローレン・ホリー/エドワード・バーンズ/ジョン・ボン・ジョヴィ/ブライス・ダナー

『シビル・アクション』-A Civil Action-(米)
-監督:スティーヴン・ザイリアン
-製作:ロバート・レッドフォード/スコット・ルーディン/レイチェル・フェファー
-原作:ジョナサン・ハー
-脚本:スティーヴン・ザイリアン
-撮影:コンラッド・ホール
-美術:デイヴィッド・グロープマン
-編集:ウェイン・ウォーマン
-音楽:ダニー・エルフマン
-出演:ジョン・トラヴォルタ(敏腕弁護士/ジョン・シュリクマン)/ロバート・デュヴァル(弁護士/ジェローム・フェイチャー)/トニー・シャローブ/ウィリアム・H・メイシー/ジョン・リスゴー

『舞台よりすてきな生活』-How to Kill Your Neighbor's Dog-(米)
-監督:マイケル･カレスニコ
-製作総指揮:ロバート・レッドフォード
-出演:ケネス･ブラナー/ロビン･ライト･ペン/スージー･ホフリヒター

『バガー・ヴァンスの伝説』-The Legend of Bagger Vance-(米)
-監督:ロバート・レッドフォード
-製作:マイケル・ノジク/ジェイク・エバーツ/ロバート・レッドフォード
-製作総指揮:カレン・テンコフ
-原作:スティーヴン・プレスフィールド
-脚本:ジェレミー・レヴェン
-撮影:ミハエル・バルハウス
-美術:スチュアート・クレイグ
-編集:ハンク・コーウィン
-音楽:レイチェル・ポートマン
-衣装デザイン:ジュディアナ・マコフスキー
-ナレーション:ジャック・レモン
-出演:ウィル・スミス(バガー・ヴァンス)/マット・デイモン(若き天才ゴルファー/ラナルフ・ジュナ)/シャーリーズ・セロン(ジュナの恋人/アデール)/ジャック・レモン(晩年期/ハーディ)/ジェイ・マイケル・モンクリーフ(少年期/ハーディ)
-「ゴルフも人生も握り方(グリップ)しだい。ゴルフのリズムは人生のリズム。なくしたスイングを見つけろ」と5ドルの報酬でキャディーを申し出たバガー・ヴァンス(ウィル・スミス)の元でゴルフを通して自分自身を取り戻していく青年ジュナの物語を、少年ハーディ(ジェイ・マイケル・モンクリーフ)の視線で描かれた作品。
晩年のハーディを演じ、ナレーションをしたジャック・レモンの遺作。
突然、ジュナの前に現れて人生の指針を示し、そっと姿を消したバガー・ヴァンスの教え(人生のフィールド)を持ち歩み続けるハーディの後姿は名優ジャック・レモンの人生の深みを感じさせた。
また、美的センスでラストシーンを映し出したロバート・レッドフォードの手腕はさすがだ。

『ラスト・キャッスル』-The Last Castle-(米)
-監督:ロッド・ルーリー
-製作:ロバート・ローレンス
-製作総指揮:ドン・ツェッペル
-原案:デヴィッド・スカルパ
-脚本:デヴィッド・スカルパ/ グラハム・ヨスト
-撮影:シェリー・ジョンソン
-編集:マイケル・ジャブロウ/ ゲウィン・ステット
-音楽:ジェリー・ゴールドスミス
-衣装デザイン:ハー・グエン
-出演:ロバート・レッドフォード/ジェームズ・ガンドルフィーニ/マーク・ラファロ/スティーヴ・バートン/デルロイ・リンド

『スパイ・ゲーム』-Spy Game-(米)
-監督:トニー・スコット
-製作:ダグラス・ウィック/ マーク・エイブラハム
-製作総指揮:アーミアン・バーンスタイン/イエン・スミス/トーマス・エー・ブリス/ジェームズ・W・スコッチドポール
-脚本:マイケル・フロスト・ベックナー/デイヴィッド・アラタ
-撮影:ダン・ミンデル
-美術:ノリス・スペンサー
-編集:クリスチャン・ワグナー
-音楽:ハリー・グレッグソン・ウィリアムス
-衣装デザイン:ルイーズ・フログレイ
-出演:ロバート・レッドフォード(ネイサン・ミュアー)/ブラッド・ピット(トム・ビショップ)/キャサリン・マッコーマック(エリザベス)/ステファン・ディラーヌ/ラリー・ブリッグマン

『ニューヨーク　最後の日々』-People I Know-(米)
-監督:ダン・アルグラント
-製作総指揮:ロバート・レッドフォード
-出演:アル・パチーノ/キム・ベイシンガー/ティア・レオーニ/ライアン・オニール

『くたばれ！ハリウッド』-The kids stays in the picture-(ドキュメンタリー)(米)
-監督:ブレット・モーゲン/ナネット・バーンスタイン
-製作:ブレット・モーゲン/ナネット・バーンスタイン/グレイドン・カーター
-原作:ロバート・エヴァンス
-脚色:ブレット・モーゲン
-撮影:ジョン・ベイリー
-音楽:ジェフ・ダンナ
-出演:ロバート・エヴァンス/ ジャック・ニコルソン/ダスティン・ホフマン/フランシス・フォード・コッポラ/ロマン・ポランスキー/ロバート・レッドフォード

『ポール・ニューマン　永遠のクールハンド』-Paul Newman: Hollywood’s Cool Hand-(ドキュメンタリー)(米)(TV映画)
-監督:ケヴィン・バーン
-出演:ポール・ニューマン/ ジョアン・ウッドワード/エヴァ・マリー・セイント/ロバート・レッドフォード/マーティン・スコセッシ/スーザン・サランドン
-ポール・ニューマンの半生を描いたドキュメンタリー｡

『アメリカン・ニューシネマ　反逆と再生のハリウッド史』-A Decade Under the Influence-(ドキュメンタリー)(米)
-監督・製作:テッド・デミ/リチャード・ラグラヴェネーズ
-出演:ロバート・アルトマン/ ジョン・G・アビルドセン /ウォーレン・ビーティ/エレン・バースティン/ピーター・ボグダノヴィッチ/ジョン・カサベテス/フランシス・F・コッポラ、ロジャー・コーマン/クリント・イーストウッド/ピーター・フォンダ/ミロシュ・フォアマン/ウイリアム・フリードキン/モンテ・ヘルマン/デニス・ホッパー/シドニー・ルメット /ポール・マザースキー/パム・グリアー/シドニー・ポラック/ロバート・レッドフォード/ジェリー・シャッツバーグ/ポール・シュレーダー/マーティン・スコセッシ/ロバート・タウン/ジョン・ボイト

『モーターサイクル・ダイアリーズ』-The Motorcycle Diaries-(英/米)
-監督:ウォルター・セレス
-製作総指揮:ロバート・レッドフォード
-原作:エルネスト・チェ・ゲバラ「モーターサイクル南米旅行日記」
-出演:ガエル・ガルシア・ベルナル/ロドリゴ・デ・ラ・セルナ/ミア・マエストロ
-伝説の革命家チェ・ゲバラの青春時代を描いた作品。

『セイクレッド・プラネット　生きている地球』(ドキュメンタリー)(米)
-監督:ジョン・ロング
-製作:ジョン・ロング/カレン・フェルナンデス・ロング
-語り:ロバート・レッドフォード

『二重誘拐』-The Clearing-(米)
-監督:ピーター・ジャン・ブルッジ
-製作:ピーター・ジャン・ブルッジ/パルマ・ウェスト
-脚本:ピーター・ジャン・ブルッジ/ジャスティン・ヘイス
-撮影:ドニ・ルノワール
-編集:ケヴィン・テント
-音楽:クレイグ・アームストロング
-出演:ロバート・レッドフォード(ウェイン)/ヘレン・ミレン(ウェインの妻/アイリーン)/ウィレム・デフォー(アーノルド)/アレッサンドロ・ニヴォラ/マット・クレイヴン(FBI捜査官/レイ・フューラー)

『シャーロットのおくりもの』-Charlotte's Web-(米)
-原作:E・B・ホワイト
-声の出演:ダコタ・ファニング(少女/ファーン)/ジュリア・ロバーツ(シャーロット)/ロバート・レッドフォード
-E・B・ホワイトのファンタジー小説を映画化。

『大いなる陰謀』-Lions for Lambs-(米)
-監督・製作:ロバート・レッドフォード
-製作総指揮:トム・クルーズ/ ポーラ・ワグナー
-脚本:マシュー・マイケル・カーナハン
-撮影:フィリップ・ルースロ
-音楽:マーク・アイシャム
-出演:トム・クルーズ(アーヴィング上院議員)/メルリ・ストリーブ(ジャーナリスト/ジャニーン)/ロバート・レッドフォード(大学教授/マレー)/マイケル・ペーニャ/デレク・ルーク/アンドリュー・ガーフィールド
-アフガニスタンでの対テロ作戦に潜む陰謀を描くサスペンス。
ロバート・レッドフォードが『バガー・ヴァンスの伝説』(2000)以来、7年ぶりの監督作。

2010

『声をかくす人』-The Conspirator-
-監督・製作:ロバート・レッドフォード

2012

『ランナウェイ/ 逃亡者』-The Company You Keep-
-監督・製作:ロバート・レッドフォード
-出演:/ロバート・レッドフォード

2013

『オール・イズ・ロスト～最後の手紙～』-All Is Lost-
-出演:/ロバート・レッドフォード

2014

『キャプテン・アメリカ/ ウィンター・ソルジャー』-Captain America: The Winter Soldier-
-監督:ロバート・レッドフォード
-出演:/ロバート・レッドフォード(アレクサンダー・ピアース)

2015

『サスペクツ・ダイアリー すり替えられた記憶』-The Adderall Diaries-
-製作総指揮:ロバート・レッドフォード

『ロング・トレイル!』-A Walk in the Woods-
-製作:ロバート・レッドフォード
-出演:ロバート・レッドフォード(ビル・ブライソン)

『ニュースの真相』-Truth-
-出演:/ロバート・レッドフォード(ダン・ラザー)

2016

『アメリカ・ワイルド』-National Parks Adventure-
-ナレーター:ロバート・レッドフォード

『ピートと秘密の友達』-Pete's Dragon-
-出演:/ロバート・レッドフォード(ミーチャム)

2017

『ザ・ディスカバリー』-The Discovery-
-出演:/ロバート・レッドフォード(トーマス・ハーバー)

『夜が明けるまで』-Our Souls at Night-
-製作:ロバート・レッドフォード
-出演:/ロバート・レッドフォード(ルイス・ウォーター)

2018

『さらば愛しきアウトロー』-The Old Man and the Gun-(米)
-監督・脚本:デヴィッド・ロウリー
-製作:ロバート・レッドフォード
-出演:ロバート・レッドフォード(フォレスト・タッカー)/ケイシー・アフレック/シシー・スペイセク/ダニー・グローヴァー/トム・ウェイツ
-俳優業から引退を宣言していたレッドフォードが、紳士強盗を演じた作品。

2019

『アベンジャーズ/エンドゲーム』-Avengers: Endgame-
-出演:/ロバート・レッドフォード(アレクサンダー・ピアース)