シドニー・ポワチエ - Sidney Poitiier -

　黒人最初のスーパースターとなったシドニー・ポワチエは、紳士的な立ち振る舞いから発するユーモアと、“生きた”台詞で感じられるように体中から湧き出てくるパワーで惹きつけた。(『冒険者たち』のマヌー(アラン・ドロン)とローラン(リノ・バンチェラ)のエンジェル、レティシア(ジョアナ・シムカス)のハートまで射止めてしまった。共演した『失われた男』で。)

　人々のハートを鷲掴みにする“生きた”台詞の代表的な作品として、私の脳裏に焼き付いているのが『招かれざる客』だ。

　ジョン(ポワチエ)が自分の父親に向かって言う。(実際、実の父親に言っているつもりで言っていたという)

“「父さんは旧世代の人間
自分のやり方を唯一無二と　信じてる」
「その世代が死に絶えないと　僕らは自由になれない
縛るのはやめてくれ」 と怒りを爆発させ父に背を向けるジョン。
ジョンが瞳を真っ赤にして父を振り向く。
唇を固く結んだ父の瞳から覇気が消えている。
　泣いている。
父を見ているジョンの瞳に涙が浮かぶ。
「父さん」 と呼び掛けるジョン。
涙を堪えて、
「父さん
僕の父さん」 と言い、愛を込めて父の身体に触れるジョン。
「僕は息子　愛してる
今までも　これからもずっと
でも　父さんは
自分を黒人と
僕は一個の人間と考えてる」 と泣きながら言うジョン。”

　人々をスクリーンに釘付けにするポワチエの映画デビューは脇役からであった。
『暴力教室』(1955)で黒人生徒を好演し忽ち注目され、黒人問題を大胆に取り上げた問題作『手錠のままの脱獄』(1958)で主役に抜擢された。
　観客をグイグイと引き込んでいく熱演で大ヒットさせアカデミー賞にノミネートされた。

　『野のユリ』(1963)ではユーモア溢れる放浪青年を感情豊かに演じ、黒人初のアカデミー主演男優賞を受賞した。

　その授賞式でポワチエが発した「全黒人俳優を代表してもらう」は長い歴史の流れと抑圧の時代を感じさせるものであったという。

　人種差別問題を真正面から提起する『夜の大捜査線』(1967)や『招かれざる客』(1967)では、知性と善意を体中で表す迫真の演技で、多くのファンの支持を得て、白人社会ハリウッドに確固たる地位を築き上げた。

　次々とヒット作に出演していたポワチエだったが、過激派の黒人たちから「白人におべっかをつかって餌にありついた犬」といった激しい批判を浴び、さらに若いブラック・パワーの台頭で次第に出演作が減っていった。

　そのこともあり、1970 年代以降はポール・ニューマンらとプロダクションを設立し、監督業に挑んだ。
　この頃に出演していた『影なき男』(1988)や『スニーカーズ』(1992)のユーモア溢れる役柄も好きだ。

　ともあれ、ポワチエがハリウッドに果たした役割は大きく、彼の功績に2001年にはアカデミー名誉賞が贈られた。

　先日(2014/3/3)のアカデミー授賞式で監督賞のプレゼンターとして、壇上に姿を見せたポワチエに目頭を熱くして見ていた私の目に、彼の功績を称える会場の監督や俳優たちの姿がさらに胸を熱くさせた。

　“心に轟かせるものを持っている”ポワチエは、「黒人の地位を高めた男」として永遠に記憶されるのだろうと感じたからだ。

　半世紀前に、黒人初のアカデミー主演男優賞を受賞した時に「全黒人俳優を代表してもらう」と発していたポワチエの目の前で、人種問題を取り上げた『それでも夜は明ける』が作品賞を受賞した。
　壇上で様々な人種の関係者たちが喜びを爆発させていたのを見ていた私は、黒人初の助演女優賞のハッティ・マクダニエルや、ポワチエたちが開拓した地に道が出来たとの思いを持ち、改めて“おめでとう！”と拍手を送った。

[追記]
米俳優シドニー・ポワチエさんが6日、バハマで死去されました。94歳でした。
黒人として初めてアカデミー主演男優賞を受賞するなど、ハリウッドに果たした役割は大きく、彼の功績は称えられています。
「黒人の地位を高めた男」として永遠に記憶されることでしょう。
お悔やみ申し上げます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　更新2022.1.8

…2月20日、アメリカ、フロリダ州マイアミ生まれ。両親はバハマ諸島で貧しいトマト作りをした。
6人の兄弟と2人の姉妹がいる。
学校へは長く通えず、16才でニューヨークへ出て駐車場係、溝堀り人夫、靴みがきなど職業を転々する。
年齢を詐称してアメリカ軍に入隊した。(生年月日に諸説があるのはこのため)
ニューヨークのスラム街でラジオのアナウンスを聞きながらバハマ訛りを一生懸命に矯正したポワチエは、18才のとき黒人劇団の俳優募集に応じてやっと裏方でやとわれる。
地道な勉強が実を結んで2年後にハリー・ベラフォンテの代役としてブロードウェーの舞台を踏む。やがて主役を演じるようになる。(スクリーン 1972年9月特大号　近代映画社　参考)

『ナバホ・キッド』-Navajo Kid-
-出演:/シドニー・ポワチエ
-映画デビュー。

『復讐鬼』-No Way Out-(サスペンス)
-監督:ジョセフ・L・マンキウィッツ
-出演:リチャード・ウィドマーク(レイ)/シドニー・ポワチエ(郡病院の黒人医師/ルーサー・ブルックス)/リンダ・ダーネル(レイの弟ジョニーの元妻/イーディ)

…舞台で共演したフアニタ・ハーディーと51年に結婚し5人の子供をもうけた。

『泣け!愛する祖国よ』-Cry, the Beloved Country-(英)
-監督:ゾルタン・コルダ
-製作:ゾルタン・コルダ/アラン・ペイトン
-原作:アラン・ペイトン
-脚本:ジョン・ハワード・ローソン/アラン・ペイトン
-撮影:ロバート・クラスカー
-音楽:R・ガロワ・モンブラン
-出演:カナダ・リー/チャールズ・カーソン/シドニー・ポワチエ(Msimangu)/ ジェフリー・キーン/レジナルド・ニーボ/ジョイス・ケアリー

『Red Ball Express』-Red Ball Express-
-出演:/シドニー・ポワチエ

『暴力教室』-Blackboard Jungle- (米)
-監督:リチャード・ブルックス
-製作:パンドロ・S・バーマン
-原作:エヴァン・ハンター
-脚本:パンドロ・S・バーマン
-撮影:ラセル・ハーラン
-編集:フェリス・ウェブスター
-音楽:チャールズ・ウォルコット
-出演:グレン・フォード(新米教師/リチャード・ダディエ)/ アン・フランシス(アン・ダディエ)/ ルイス・カルハーン(ジム・マードック)/ ヴィック・モロー(アーティー・ウェスト)/ シドニー・ポワチエ(グレゴリー・W・ミラー)/リチャード・カイリー(ヨシュア・エドワーズ)/ ジェイミー・ファー(サンティニ)/ワーナー・アンダーソン(ドクター・ブラッドリー)
-高校生の非行化と戦う新米教師(グレン・フォード)の物語。黒人生徒(シドニー・ポワチエ)の協力で学園に平和がよみがえる。
アカデミー賞4部門にノミネートされた。ヴィック・モローの映画デビュー作。

『黒い牙』-Something of Value-
-監督:リチャード・ブルックス
-製作:パンドロ・S・バーマン
-脚本:リチャード・ブルックス
-撮影:ラッセル・ハーラン
-音楽:ミクロス・ローザ
-出演:ロック・ハドソン/シドニー・ポワチエ(Kimani Wa Karanja)/ ダナ・ウィンター/ウェンディ・ヒラー/フレデリック・オニール/アンジェラ・カートライト

『暴力波止場』-Edge of the city-
-監督:マーティン・リット
-製作:デヴィッド・サスキンド
-原案・脚本:ロバート・アラン・アーサー
-撮影:ジョセフ・ブルン
-音楽:レナード・ローゼンマン
-タイトルデザイン:ソウル・バス
-出演:ジョン・カサヴェテス(白人青年)/シドニー・ポワチエ(トミー・テイラー)/ ジャック・ウォーデン/デヴィッド・クラーク
-ニューヨークの波止場を舞台に気弱な白人青年(ジョン・カサヴェテス)が労働者を搾取する男を倒すまでを描く。ポワチエは彼をかばい励ます役。

『暴力波止場』ジョン・カサヴェテス、シドニー・ポワチエら

『南部の反逆者』-Band of Angels-
-監督:ラオール・ウォルシュ
-原作:ロバート・ウォーレン
-脚本:ジョン・ツイスト/アイヴァン・ゴッフ
-撮影:ルシアン・バラード
-音楽:マックス・スタイナー
-出演:クラーク・ゲイブル/イヴォンヌ・デ・カーロ/シドニー・ポワチエ(ラウル)/ エフレム・ジンバリスト・Jr

『The Mark of the Hawk』-The Mark of the Hawk-
-出演:シドニー・ポワチエ

『手錠のままの脱獄』-The Defiant Ones-(ゴールデングローブ作品賞)★
-監督・製作:スタンリー・クレイマー
-制作:ユナイテッド・アーティスツ
-脚本:ネイサン・E・ダグラス/ハロルド・ジェイコブ・スミス(アカデミー脚本賞)
-撮影:サム・リーヴィット(アカデミー撮影賞)
-音楽:アーネスト・ゴールド
-出演:シドニー・ポワチエ(ノア・カレン)(英国アカデミー賞男優賞(国外))(ベルリン国際映画祭銀熊賞(男優賞))/トニー・カーチス(ジョン“ジョニー”・ジャクソン)/セオドア・バイケルミラー/チャールズ・マックグロー/カーラ・ウィリアムズ/ロン・チェイニー・Jr/クロード・エイキンス/ウィット・ビセル
-黒人問題を大胆に取り上げた問題作で好演したポワチエとトニー・カーティスが共にアカデミー主演男優賞にノミネートされた。
護送途中の車の転落事故で逃げ出した白人と黒人。
武装強盗の白人ジョニーと、白人に暴力を振るって逮捕されたカレン(シドニー・ポワチエ)が同じ手錠につながれての逃走だ。
二人は手錠に繋がれたままでいがみ合いながら逃走する。

『手錠のままの脱獄』トニー・カーティス、シドニー・ポワチエ

憎み合っていた二人だったが、ともにする労苦の中で肌の色を越えた人間愛へ変わって行った。

『手錠のままの脱獄』シドニー・ポワチエ、トニー・カーティス

『手錠のままの脱獄』シドニー・ポワチエ、トニー・カーティス

逃走の途中で村人に捕らえられリンチされそうになるのを、助け逃がしてやる老人が逃げて行く二人を見送りながら「走れ　逃げるんだ」というシーンがいい。
その老人の手にはアザがあった。同じ体験をした老人の心の叫びだった。
また、人間扱いしない警部たちのなかで、一人の人間として扱おうとする保安官が心が繋がっているカレンとジョニーを見つめるシーンが最高だ。

『ボギーとベス』-Porgy and Bess-
-監督:オットー・プレミンジャー
-製作:サミュエル・ゴールドウィン
-脚本:リチャード・ナッシュ
-撮影:レオン・シャムロイ
-作曲:ジョージ・ガーシュウィン
-音楽:デュボース・ヘイワード/ケン・ダービー
-音楽監督:アンドレ・プレヴィン
-出演:シドニー・ポワチエ(ボギー)/ドロシー・ダンドリッジ（ベス）/ブロック・ピータース/サミー・デイヴィス・Jr/ダイアン・キャロル/ニシェル・ニコルス/クロード・エイキンス
-ガーシュイン作曲オール黒人オペラの映画化。南部の貧民街を舞台に、イザリの乞食ボギーと殺人者の情夫に捨てられた女ベス(ドロシー・ダンドリッジ)の純愛を演じ、音楽的な感覚のよさをも証明。

『ヴァージン・アイランド』-Virgin Island-
-監督:パット・ジャクソン
-脚本:パット・ジャクソン/ロブ・ホワイト/リング・ラードナー・Jr
-撮影:フレディ・フランシス
-音楽:クリフトン・パーカー
-出演:ジョン・カサヴェテス/シドニー・ポワチエ(マーカス)/ イザベル・ディーン/ルビー・ディー/コリン・ゴードン/ハワード・マリオン＝クロフォー

『戦う若者たち』-All the Young Men-
-監督・製作・脚本:ホール・バートレット
-撮影:ダニエル・ファップ
-音楽:ジョージ・ダニング
-出演:シドニー・ポワチエ(エディ)/ アラン・ラッド/ジェームズ・ダーレン/グレン・コーベット/モート・サール/ポール・リチャーズ/ディック・ダヴァロス
-1950年冬の朝鮮戦線で、隊長を失った小隊の指揮を命ぜられた黒人軍曹と、白人の部下たちとの人種的な対立や葛藤を描く。

『パリの旅愁』-Paris Blues-(米)
-監督:マーティン・リット
-製作:サム・ショウ
-原作:ハロルド・フレンダー/ルーラ・アドラー
-脚本:ウォルター・バーンスタイン/ジャック・シャー/アイリーン・キャンプ/ルーラ・アドラー
-撮影:クリスチャン・マトラ
-美術:アレクサンダー・トゥローナー
-音楽:デューク・エリントン
-出演:ポール・ニューマン(ジャズ・ミュージシャン/ラム)/ジョアン・ウッドワード(リリアン)/シドニー・ポワチエ(ジャズ・ミュージシャン/エディー・クック)/ルイ・アームストロング/ダイアハン・キャロル(コニー) /マリー・ヴェルシニ/ロジェ・ブラン
-人種偏見のないパリに住んで白人の友人(ポール・ニューマン)とジャズの勉強にいそしむサックス奏者(シドニー・ポワチエ)、アメリカから来た黒人娘との恋や望郷の思いが、美しい撮影と音楽に助けられてしみじみ語られた。

『パリの旅愁』シドニー・ポワチエ、ポール・ニューマンら

『レーズン・イン・ザ・サン』-A Raisin in the Sun-
-監督:ダニエル・ペトリ
-原作戯曲・脚本:ロレイン・ハンズベリー
-撮影:チャールズ・ロートン・Jr
-音楽:ローレンス・ローゼンタール
-出演:シドニー・ポワチエ(ウォルター・リー・ヤンガー)/ルイス・ゴセット・Jr/クラウディア・マクニール/ルビー・ディー/ダイアナ・サンズ/アイヴァン・ディクソン/ジョン・フィードラー

『野のユリ』-Lilies of the Field-★
-監督・製作:ラルフ・ネルソン
-原作:ウィリアム・E・バレット
-脚本:ジェームズ・ポー
-撮影:アーネスト・ホーラー
-音楽:ジェリー・ゴールドスミス
-挿入歌:♪Amen
-出演:シドニー・ポワチエ(ホーマー・スミス)(アカデミー主演男優賞)(ゴールデングローブ賞主演男優賞)(ベルリン国際映画祭銀熊賞(男優賞))/リリア・スカラ/リサ・マン/アイサ・クリノ/スタンリー・アダムス/ダン・フレイザー
-東独から来て荒地に教会を建てようとする尼僧たちを、いやいや助けつつ、とうとう独力で教会を完成させる放浪青年を演じる。
ユーモアと人間的感情で惹きつける感動的な作品である。
また、心地よいポワチエと尼僧の歌声が効果を上げている。
一緒に「♪Amen」と口ずさみたくなったのは私だけではないだろう。

『野のユリ』シドニー・ポワチエら

『野のユリ』シドニー・ポワチエら

『野のユリ』シドニー・ポワチエ

アナベラ、シドニー・ポワチエ授賞式で

『長い船団』-The Long Ships-
-監督:ジャック・カーディフ
-製作:アーヴィング・アレン
-原作:フランク・ベントソン
-脚本:バークレイ・マーサー/ビヴァリー・クロス
-撮影:クリストファー・チャリス
-音楽:ドゥサン・ラディク
-出演:シドニー・ポワチエ(ムーア族の族長/エル・マンスー)/リチャード・ウィドマーク/ラス・タンブリン/ロザンナ・スキャフィーノ/コリン・ブレイクリー/ゴードン・ジャクソン
-黄金を溶かして作った大鐘をめぐる北欧バイキングとムーア族との戦い。ボワチエはムーア族の族長に扮した。

『偉大な生涯の物語』-The Greatest Story Ever Told-
-監督・製作:ジョージ・スティーヴンス
-原作:フルトン・オースラー
-脚本:ジェームズ・リー・バレット/ジョージ・スティーヴンス
-撮影:ウィリアム・C・メラー/ロイヤル・グリッグス
-音楽:アルフレッド・ニューマン
-出演:マックス・フォン・シドー/チャールトン・ヘストン /キャロル・ベイカー/シドニー・ポワチエ(キレネ人/シモン)/ ジョン・ウェイン/ヴァン・ヘフリン/クロード・レインズ/ドロシー・マクガイア/ホセ・ファーラー/サル・ミネオ/マイケル・トレン/デヴィッド・マッカラム/テリー・サヴァラス/アイナ・バリン/アンジェラ・ランズベリー/ジャネット・マーゴリン/シェリー・ウィンタース/マイケル・アンサラ/ロバート・ブレイク/パット・ブーン/ヴィクター・ブオノ/リチャード・コンテ/ジェイミー・ファー/ゲイリー・レイモンド/ジョン・クロフォード/ドナルド・プレザンス/ポール・スチュワート/マーティン・ランドー/マイケル・アンダーソン・Jr/ロディ・マクドウォール
-処刑場ゴルゴタの丘へ向かうキリストを助けてその十字架を背負ったキレネ人シモン。

『駆逐艦ベッドフォード作戦』-The Bedford Incident-
-監督:ジェームズ・Ｂ・ハリス
-製作:リチャード・ウィドマーク/ジェームズ・B・ハリス
-原作:マーク・ラスコビッチ
-脚本:ジェームズ・ポー
-撮影:ギルバート・テイラー
-音楽:ジェラルド・シャーマン
-出演:リチャード・ウィドマーク(フィンランダー艦長)/シドニー・ポワチエ(記者/マンスフォード)/マイケル・ケイン/ドナルド・サザーランド(ナーネイ医務員)/マーティン・バルサム(ポッター少佐)/ジェームズ・マッカーサー(ラルストン少尉)/エリック・ポートマン(シュレプケ代将)
-ソビエト潜水艦を哨戒する駆逐艦艦長が異常な完全主義で功名をあせりすぎたため、敵味方核兵器使用の破壊に至る。ポワチエは乗り組んでいた特派記者役。

『いつか見た青い空』-A Patch of Blue-
-監督:ガイ・グリーン
-製作:パンドロ・S・バーマン
-原作:エリザベス・カタ
-脚本:ガイ・グリーン
-撮影:ロバート・バークス
-音楽:ジェリー・ゴールドスミス
- 出演:シドニー・ポワチエ(ゴードン)/エリザベス・ハートマン(盲目の少女) /シェリー・ウィンタース/ウォーレス・フォード/アイヴァン・ディクソン/ジョン・クォーレン/エリザベス・フレイザー
-孤独な盲目の少女(エリザベス・ハートマン)が黒人青年のあたたかい励ましを受けるうち彼を愛するようになるが、青年は自分の心をおさえ、彼女を自立のための学校に入れてやる。大声に叫ぶことなく人種差別に激しく抗議した傑作。

『砦の29人』-Dual at Diablo-(原題「ディアブロ渓谷の激闘」)(西部劇)
-監督・製作:ラルフ・ネルソン
-脚本:マーヴィン・Ｈ・アルバート/ミッチェル・Ｍ・グリリケス
-撮影:チャールズ・Ｆ・ホイーラー
-音楽:ニール・ヘフティ
-出演:ジェームズ・ガーナー(スカウト)/シドニー・ポワチエ(トラー)/ビビ・アンデショーン/デニス・ウィーヴァー
-インディアン妻を殺されたスカウト(J・ガーナー)、インディアン嫌いの男(D・ウィーヴァー)など多彩な男女群像にまじって、西部劇には珍しい黒人ガンマンを好演。

『いのちの紐』-The Slender Thread-
-監督:シドニー・ポラック
-製作:スティーヴン・アレクサンダー/スターリング・シリファント
-原作:シャヴァ・アレクサンダー
-脚本:スターリング・シリファント
-撮影:ロイヤル・グリッグス
-音楽:クインシー・ジョーンズ
-出演:シドニー・ポワチエ(アラン・ニューウェル)/アン・バンクロフト/テリー・サヴァラス/スティーヴン・ヒル/エドワード・アズナー/ダブニー・コールマン/インダス・アーサー
-睡眠薬自殺をはかった女性が、ふと人恋しくて自殺者救護施設にかけた電話を受けたのがアルバイトの宿直学生。受話器をにぎったままのひとり芝居でほとんどを通してヒューマンな感動を生んだ。

『いつも心に太陽を』-To Sir, With Love-
-監督・製作・脚本:ジェームズ・クラヴェル
-原作:E・R・ブレイスウエイスト
-撮影:ポール・ビーソン
-音楽:ロン・グレイナー
-出演:シドニー・ポワチエ(マーク・サッカレー)/クリスチャン・ロバーツ/ジュディ・ギーソン/ルル/スージー・ケンドール
-ロンドンの貧民地区の高校を舞台に白人生徒たちと黒人教師の対立、そして信頼感の芽生えを描く。
『暴力教室』のリメイク版。ポワチエは『暴力教室』の生徒役からこの作品では教師役で登場。

『夜の大捜査線』-In the Heat of the Night-★(アカデミー作品賞)
-監督:ノーマン・ジュイソン
-製作:ウォルター・ミリッシュ
-原作:ジョン・ボール
-脚本:スターリング・シリファント
-撮影:ハスケル・ウェクスラー
-編集:ハル・アシュビー(アカデミー編集賞)
-作詞:アラン・バーグマン/マリリン・バーグマン
-音楽:クインシー・ジョーンズ
-主題歌:レイ・チャールズ(♪In the Heat of the Night)
※アカデミー作品・脚色・主演男優・音響・編集賞受賞
-出演:ロッド・スタイガー(ビル・ギレスピー)(アカデミー主演男優賞)/シドニー・ポワチエ(バージル・ティッブス)/ウォーレン・オーツ(サム・ウッド)/リー・グラント(コルバート夫人)/スコット・ウィルソン(ハーヴェイ)/ ジェームズ・パターソン(パーディ)/ クエンティン・ディーン(デロレス)/ ラリー・ゲイツ(エンディコット)/ ウィリアム・シャラート(シュバート)/ ビア・リチャーズ(ママ)/マット・クラーク(パッキー)/ ピーター・ホイットニー(コートニー)/カーミット・マードック(ヘンダーソン)/ラリー・D・マン(ワトキンス)/アーサー・マレット(ウラム)/ティモシー・スコット(シャグバッグ)/ウィリアム・ワトソン(マクニール)/エルドン・クイック(チャールズ・ホーソーン)/アンソニー・ジェームズ(ラルフ)/ フレッド・スチュワート(Dr．スチュアート)
-人種差別問題を真正面から提起する作品である。
ある田舎町で起こった殺人事件の謎を、旅の途中の黒人刑事が無能な白人警察署長に代わって解決する。
旅の途中に立ち寄った田舎町で、見知らぬ黒人ということでそこで起こった殺人。

白人への戦闘意識を見せたポワチエの演技は人気を呼び、ドル箱スターの仲間入りする。

『夜の大捜査線』シドニー・ポワチエ、ロッド・スタイガー

『夜の大捜査線』シドニー・ポワチエ、ロッド・スタイガー

『夜の大捜査線』シドニー・ポワチエら

『夜の大捜査線』ロッド・スタイガー、シドニー・ポワチエ

『夜の大捜査線』シドニー・ポワチエ、ロッド・スタイガー

『招かれざる客』-Guess Who's Coming to Dinner-(米、コロムビア)★

-監督・製作:スタンリー・クレイマー
-脚本:ウィリアム・ローズ(アカデミー脚本賞)
-撮影:サム・リーヴィット
-音楽:フランク・デ・ヴォール
-歌:ジャクリン・フォンテイン
-主題曲:♪Billy Hill.
-出演:スペンサー・トレイシー(ジョーイの父/マット・ドレイトン)(英国アカデミー賞主演男優賞)(アカデミー主演男優賞ノミネート)/シドニー・ポワチエ(ジョン・ W・プレンティス)/キャサリン・ヘプバーン(ジョーイの母/クリスティーナ・ドレイトン)(アカデミー主演女優賞)/キャサリン・ホートン(ジョイ・ドレイトン/ジョアナ)/セシル・ケラウェイ(ライアン司教)/ベア・リチャーズ(ジョンの母/メアリ)/ロイ・E・グレン(ジョンの父/)
-スタンリー・クレーマー監督が人種問題を取り上げた傑作。
進歩派を自任するジャーナリスト夫婦の娘が結婚相手に選んだのが黒人だった。困惑する両親と若いふたりの愛のかたさが描かれている。ポワチエは黒人の知性と良識を好演。

仲睦ましい若いカップルがサンフランシスコ空港で飛行機から降り、タクシーに乗る。
キスをしているカップルをバックミラーで見ている運転手が顔を顰める。
白人の娘と黒人の青年のカップルだからだ。[全文へ]
※アカデミー賞の10部門にノミネートされ、脚本賞と主演女優賞を獲得。

…『招かれざる客』で久しぶりに映画出演となったスペンサー・トレイシーが撮影終了した17日後、6月10日に心臓発作で倒れ死去。

『愛は心に深く』-For Love of Ivy-
-監督:ダニエル・マン
-製作:ジョイ・ウェストン/エドガー・J・シェリック
-原案:シドニー・ポワチエ
-脚本:ロバート・アラン・アーサー
-撮影:ジョセフ・コフィ
-作詞:ボブ・ラッセル
-音楽:クインシー・ジョーンズ
-出演:シドニー・ポワチエ(ジャック・パークス) /アビー・リンカーン/ボー・ブリッジス/キャロル・オコナー/ジェニファー・オニール/スタンリー・グリーン
-家族同様の黒人女中をやめさせないため、その家の息子と娘が彼女に黒人の恋人を紹介する。ユーモラスな展開の中に描かれる若い人たちの愛の素直なあたたかさが心に深く染み渡る。

『失われた男』-The Lost Man-
-監督・脚本:ロバート・アラン・アーサー
-製作:エドワード・ムール/メルヴィル・タッカー
-原作:F・L・グリーン
-撮影:ジェラルド・ペリー・フィンナーマン
-美術:アレクサンダー・ゴリツェン/ジョージ・Ｃ・ウェッブ
-衣装デザイン:イーディス・ヘッド
-編集:エドワード・マン
-音楽:クインシー・ジョーンズ
-舞台装置:ジョン・P・オースティン/ジョン・マッカーシー・Jr
- 出演:シドニー・ポワチエ(ジェイソン・ヒッグス)/ジョアナ・シムカス(キャシー・エリス)/マイケル・トーラン(カール・ハミルトン警部)/ ヴァージニア・ケイパーズ(テレサ)/リチャード・ダイサート(バーンズ)/アル・フリーマン・Jr(デニス・ローレンス)/ レオン・ビブ(エディ・モクシー)/デヴィッド・スタインバーグ(写真家)/ビヴァリー・トッド(サリー・カーター)/ポール・ウィンフィールド(オーヴィル・ターナー)/バーニー・ハミルトン(レジー・ペイジ)/ディック・アンソニー・ウィリアムズ/ドルフ・スウィート/ヴォネッタ・マギー/フランク・マース/マキシン・スチュアート/リンカーン・キルパトリック
-黒人運動資金活動のため工場を襲った急進派が、傷ついて逃げる途中を未亡人の社会運動家にかくまわれ、悲壮な死へつながる愛が生まれる。

…『失われた男』で共演したフランス女優ジョアナ・シムカスとの間に愛が芽生えたが、正式離婚できないままに子供が生まれた。1976年に再婚しジョアナ・シムカスとの間にニ女(そのうちのシドニー・ターミア・ポワチエは女優)がいる。

『続・夜の大捜査線』-They Call Me Mister Tibbs!-
-監督:ゴードン・ダグラス
-製作:ハーバート・ハーシュマン
-製作総指揮:ウォルター・ミリッシュ
-原作:アラン・R・トラストマン
-脚本:アラン・R・トラストマン/ジェームズ・R・ウェッブ
-撮影:ジェラルド・ペリー・フィンナーマン
-音楽:クインシー・ジョーンズ
-出演:シドニー・ポワチエ(バージル・ティッブス)/マーティン・ランドー(シャープ牧師)/バーバラ・マクネア(バレリー・ティッブス)/アンソニー・ザーブ/ジェフ・コーリイ /ファノ・フェルナンデス/エドワード・アズナー/ノーマ・クレーン/デヴィッド・シェイナー/ビヴァリー・トッド

『ブラック・ライダー』-Buck and the Preacher-
-監督:シドニー・ポワチエ
-製作:ジョエル・グリックマン
-原案:ドレイク・ウォーカー/アーネスト・キノイ
-脚本:アーネスト・キノイ
-撮影:アレックス・フィリップス・Jr
-音楽:ベニー・カーター
- 出演:シドニー・ポワチエ(バック)/ハリー・ベラフォンテ(元奴隷の巡回牧師)/ ニタ・タルボット/ルビー・ディー/デニー・ミラー/ジョン・ケリー
-奴隷制度から解放されて西部に新天地を求めた黒人幌馬車隊を護衛する元北軍軍曹と、元奴隷の巡回牧師(ハリー・ベラフォンテ)が、協力して悪徳白人と戦う。初監督作品。

『夜の大捜査線/霧のストレンジャー』-The Organization-
-監督:ドン・メドフォード
-製作:ウォルター・ミリッシュ
-原作:ジョン・ボール
-脚本:ジェームズ・R・ウェッブ
-撮影:ジョセフ・バイロック
-音楽:ギル・メレ
- 出演:シドニー・ポワチエ(バージル・ティッブス)/バーバラ・マクネア(バレリー・ティッブス)/シェリー・ノース/ジェラルド・S・オローリン/ラウル・ジュリア /フレッド・ベア

『夜の大捜査線/霧のストレンジャー』シドニー・ポワチエら

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『12月の熱い涙』-A Warm December-
-監督:シドニー・ポワチエ
-製作:メルヴィル・タッカー
-脚本:ローレンス・ロマン
-撮影:ポール・ビーソン
-音楽:コルリッジ＝テイラー・パーキンソン
- 出演:シドニー・ポワチエ(マット・ヤンガー)/エスター・アンダーソン/ジョニー・セッカ/イヴェット・カーティス/ジョージ・ベイカー/アール・キャメロン/ヒラリー・クレイン

『ケープタウン』-The Wilby Conspiracy-
-監督:ラルフ・ネルソン
-製作:マーティン・ボーム/ポール・M・ヘラー
-製作総指揮:ヘルムート・ダンティーネ
-原作:ピーター・ドリスコル
-脚本:ロドニー・アマトゥ/ハロルド・ネベンザル
-撮影:ジョン・コキロン
-特撮:キット・ウェスト
-音楽:スタンリー・マイヤーズ
- 出演:シドニー・ポワチエ(Shack Twala)/マイケル・ケイン/ニコル・ウィリアムソン/プルネラ・ギー/パーシス・カンバッタ/サイード・ジャフリー/ルトガー・ハウアー

『シドニー・ポワチエ/一発大逆転』-Let's Do It Again-
-監督:シドニー・ポワチエ
-製作:メルヴィル・タッカー
-原作:ティモシー・マーチ
-脚本:リチャード・ウェスリー
-撮影:ドナルド・M・モーガン
-音楽:カーティス・メイフィールド
- 出演:シドニー・ポワチエ(クライド・ウィリアムズ)/ビル・コスビー/カルヴィン・ロックハート/ジョー・アダムズ/デニース・ニコラス/リー・チェンバリン/メル・スチュアート/ジュリアス・ハリス /ポール・E・ハリス/ヴァル・アヴェリー/ジミー・ウォーカー/オシー・デイヴィス

…ジョアナ・シムカスと再婚。ふたりの間にニ女(そのうちのシドニー・ターミア・ポワチエは女優)がいる。

『シドニー・ポワチエ/ピース・オブ・アクション』-A Piece of Action-
-監督:シドニー・ポワチエ
-製作:メルヴィル・タッカー
-原案:ティモシー・マーチ
-脚本:チャールズ・ブラックウェル
-撮影:ドナルド・M・モーガン
-音楽:カーティス・メイフィールド
- 出演:シドニー・ポワチエ(マニー)/ビル・コスビー/ジェームズ・アール・ジョーンズ/デニース・ニコラス/ホープ・クラーク/トレイシー・リード/ティトス・ヴァンディス/フランシス・フォスター/ジェイソン・エヴァース/マーク・ローレンス/ジャネット・デュボワ

『スター・クレイジー』-Stir Crazy-(N/A)
- 監督:シドニー・ポワチエ
-製作:ハナ・ワインスタイン
-脚本:ブルース・ジェイ・フリードマン
-撮影:フレッド・シェラー
-音楽:トム・スコット
-出演:ジーン・ワイルダー/リチャード・プライアー/ジョベス・ウィリアムズ/S・ブラウン/リー・パーセル/バリー・コービン/グランド・L・ブッシュ/クレイグ・T・ネルソン/ジョナサン・バンクス/カーミン・マーセロ

『ハンキー・パンキー』-Hanky Panky-(N/A)
-監督:シドニー・ポワチエ
-製作:マーティン・ランソホフ
-製作総指揮:メルヴィル・タッカー
-脚本:ヘンリー・ローゼンバウム/デヴィッド・テイラー
-撮影:アーサー・オーニッツ
-音楽:トム・スコット
-出演:ジーン・ワイルダー/ギルダ・ラドナー/ロバート・プロスキー/キャスリーン・クインラン/リチャード・ウィドマーク/ジョセフ・ソマー/ウィリアム・サドラー

『ファスト・フォワード』-Fast Forward-(N/A)
-監督:シドニー・ポワチエ
-製作:ジョン・パトリック・ヴェイチ
-製作総指揮:メルヴィル・タッカー
-原作:ティモシー・マーチ
-脚本:リチャード・ウェスリー
-撮影:マシュー・Ｆ・レオネッティ
-音楽:トム・スコット/ジャック・ヘイズ
- 出演:ジョン・スコット・クロウ/ドン・フランクリン/モニク・シントロン /ノエル・コンロン/タマラ・マーク/コンスタンス・タワーズ/アイリーン・ワース/ドリス・ベラック /マイケル・デロレンツォ

『影なき男』-Shoot to Kill-
-監督:ロジャー・スポティスウッド
-製作:ロン・シルヴァーマン/ダニエル・ペトリ・Jr
-原案:ハーブ・ジンメル
-脚本:ハーブ・ジンメル/マイケル・バートン/ダニエル・ペトリ・Jr
-撮影:マイケル・チャップマン
-音楽:ジョン・スコット
- 出演:/シドニー・ポワチエ(刑事/ウォーレン・スタンティン)/トム・ベレンジャー/カースティ・アレイ/クランシー・ブラウン/リチャード・メイサー/アンドリュー・ロビンソン/ジャネット・ロトブラット

『リトル・ニキータ』-Little Nikita-
-監督:リチャード・ベンジャミン
-製作:ハリー・ギテス
-原案:トム・マスカ/テリー・シュワルツ
-脚本:ジョン・ヒル/ボー・ゴールドマン
-撮影:ラズロ・コヴァックス
-音楽:マーヴィン・ハムリッシュ
- 出演:リヴァー・フェニックス/シドニー・ポワチエ(ロイ)/リチャード・リンチ/ルーシー・ディーキンズ/キャロライン・カヴァ/リチャード・ブラッドフォード/リチャード・ジェンキンス

『ゴースト・パパ』-Ghost Dad-(N/A)
-監督:シドニー・ポワチエ
-製作総指揮:スタンリー・ロバートソン/デヴィッド・ウィスニービッツ
-製作:テリー・ネルソン
-脚本:クリス・リーゼ/ブレント・マドック/S・S・ウィルソン
-撮影:アンドリュー・ラズロ
-音楽:ヘンリー・マンシーニ
-出演:ビル・コスビー/キンバリー・ラッセル/デニス・ニコラス/イアン・バネン/クリスティン・エバーソール

[裁かれた壁～アメリカ・平等への闘い～]-Separate But Equa-(テレビ映画)
-監督・脚本:ジョージ・スティーヴンス・Jr
-製作総指揮:スタン・マーガリーズ
-撮影:ニック・ノウランド
-音楽:カール・デイヴィス
-出演:シドニー・ポワチエ(サーグッド・マーシャル)/ バート・ランカスター/リチャード・カイリー/クリーヴォン・リトル/グロリア・フォスター/ジョン・マクマーティン/グレアム・ベッケル/エド・ホール /リン・シグペン/メイコン・マッカルマン/ランドル・メル/ヘンダーソン・フォーサイス/シェリル・リン・ブルース/トミー・ホリス/ジョン・ロスマン /ダミエン・リーク/アルバート・ホール/マイク・ナスバウム/ハリー・フート/ウィリアム・ケイン/E・キャサリン・カー/トム・アルドリッジ

『スニーカーズ』-Sneakers-(米)☆
-監督:フィル・アルデン・ロビンソン
-製作:ウォルター・F・パークス/ローレンス・ラスカー
-製作総指揮:リンズレイ・パーソンズ・ジュニア
-脚本:フィル・アルデン・ロビンソン/ローレンス・ラスカー/ウォルター・Ｆ・パークス
-撮影:ジョン・リンドレイ
-美術:パトリシア・フォン・ブランデンスタイン
-編集:トム・ロルフ
-音楽:ジェームズ・ホーナー
-出演:ロバート・レッドフォード(ビショップ)/シドニー・ポワチエ(ドナルド・クリース)/ダン・エイクロイド(マザー)/リヴァー・フェニックス(カール)/デヴィッド・ストラザーン(ホイッスラー)/メアリー・マクドネル(リズ)/ベン・キングズレー(コズモ)/ジェームズ・アール・ジョーンズ/ゲイリー・ハーシュバーガー/ジョジョ・マール/ティモシー・バスフィールド/ドナル・ローグ

[いつも心に太陽を2]-To Sir, With LoveII-(テレビ映画)
-監督:ピーター・ボグダノヴィッチ
-製作:リチャード・ステンタ
-脚本:フィリップ・ローゼンバーグ
-撮影:ウィリアム・バーチ
-出演:シドニー・ポワチエ(マーク)/ルル/クリスチャン・ペイトン/ジュディ・ギーソン/イルマ・P・ホール/フェルナンド・ロペス/ダナ・エスケルソン/ジョン・ビーズリー

[マンデラとデクラーク]-Mandela and de Klerk-(テレビ映画)
-監督:ジョセフ・サージェント
-製作:バーナード・ソフロンスキー
-脚本:リチャード・ウェスリー
-撮影:トビアス・A・シュリッスラー
- 出演:シドニー・ポワチエ(ネルソン・マンデラ)/マイケル・ケイン/ティナ・リフォード /イアン・ロバーツ/ジェリー・モフケン/ベン・クルーガー

『ジャッカル』-The Jackal-
-監督:マイケル・ケイトン＝ジョーンズ
-製作:ジェームズ・ジャックス/ショーン・ダニエル/マイケル・ケイトン＝ジョーンズ/ケヴィン・ジャール
-製作総指揮:テレンス・クレッグ/マーク・ゴードン/ゲイリー・レヴィンソン/ハル・リーバーマン
-脚本:チャック・ファーラー
-撮影:カール・ウォルター・リンデンローブ
-音楽:カーター・バーウェル
-出演: ブルース・ウィリス(ジャッカル)/リチャード・ギア(デクラン)/シドニー・ポワチエ(FBI副長官/カーター・プレストン)/ダイアン・ヴェノーラ(コスロヴァ少佐)/マチルダ・メイ(イザベラ)/J・K・シモンズ(ウィザースプーン)/ジャック・ブラック(イアン)/ リチャード・ラインバック/テス・ハーパー/スティーヴン・スピネラ/ソフィー・オコネドー/ラリー・キング /ウォルト・マクファーソン/ジョン・カニンガム

『フリー・オブ・エデン』-Free of Eden-(テレビ映画)
-監督:レオン・イチャソ
-製作:セドリック・スコット
-製作総指揮:シドニー・ポワチエ
-原案:デル・チャットマン
-脚本:デル・チャットマン/ユール・ケイズ
-撮影:クラウディオ・チェア
-音楽:テレンス・ブランチャード/アンドリュー・ローリンズ
- 出演:シドニー・ポワチエ(ウィル)/シドニー・ターミア・ポワチエ/フィリシア・ラシャド/ロバート・フックス/カリル・ケイン/サンドラ・マクレイン/ユージン・クラーク/アンソニー・シャーウッド/ナオミ・ガスキン/コリー・パーカー・ロビンソン
-愛娘シドニー・ターミア・ポワチエと共演。

『デビッド&リサ～心の扉～』-David and Lisa-(テレビ映画)
-監督:ロイド・クレイマー
-製作総指揮:ケイト・フォート/オプラ・ウィンフリー
-原作:セオドア・アイザック・ルービン
-脚本:エレノア・ペリー/ロイド・クレイマー/セオドア・アイザック・ルービン
-オリジナル脚本:エレノア・ペリー
-撮影:ダグラス・クーパー
-音楽:マルコ・ベルトラミ
- 出演:シドニー・ポワチエ(ジャック・ミラー博士)/ルーカス・ハース(デビッド)/ ブリタニー・マーフィ(リサ)/デビ・メイザー(マギー)/ アリソン・ジャネイ(アリックス)/キム・マーフィ(ナタリー)/ジュゼッペ・アンドリュース(ジョーイ)/ ヴィセラス・レオン・シャノン

『希望の大地』-The Last Brickmaker in America-(テレビ映画)
-監督:グレッグ・チャンピオン
-製作:デレク・カヴァナー
-製作総指揮:リチャード・レーダー/ロニー・D・クレマー/ジョセフ・ナッサー/ビル・ペイス/シャロン・シセロ/リチャード・P・クーン
-脚本:リチャード・レーダー
-撮影:ゴードン・C・ロンズデール
-音楽:ジョセフ・コンラン
- 出演:シドニー・ポワチエ(レンガ職人/ヘンリー)/ウェンディ・クルーソン(カレン)/ジェイ・O・サンダース(マイク)/ コーディ・ニュートン(ダニー・ポッター)/ パイパー・ローリー/バーニー・ケイシー/クリストファー・シモンズ