リチャード・カールソン、テレサ・ライト、ベティ・デイヴィス 監督…ウィ リアム・ワイラー 制作…サミュエル・ゴールドウィン・ カンパニー 原作…リリアン・ヘルマン戯曲の映画化 脚色…リリアン・ヘルマン 撮影…グレッグ・トーランド 音楽…メレディス・ウィルソン 出演…ベティ・デイヴィス(妻/レジナ) ………テ レサ・ライト(娘/アレクサンドラ) ………ダン・デュリエ ………ハーバート・マーシャル(銀行家/ホレース) ………チャールズ・ディングル ………カール・ベントン・リード ………リチャード・カールソン(デビッド) ………パトリシア・コリンジ 病気療養で家を離れていた銀行家ホレース(ハー バート・マーシャル)が、妻レジ ナ(ベティ・デイヴィス)に呼び戻された。 レジナは 実兄の事業に金を出させようとホレースに強要した。だが、その話にホレース は乗らなかった。そして、彼らに銀行の金庫の債権を盗まれていたことを知る。ホレースは一人娘アレクサンド ラ(テ レサ・ライト)に財産を譲る決心をするが… 階段監督と言われていたワ イラー監督が階段シーンで、その真髄を見せる。階段をのぼりかけて倒れた夫をハッキリ見せない で妻の表情で悟らせる演出で精華を放った。上手い。 テ レサ・ライトが女流作家リリアン・ヘルマンに認められ映画デビューした作品でもある。 Top |