マーガレット・サラヴァン、ジェームズ・スチュアート、フランク・モーガンら ※ストー リーの結末を載せていますので、映画をご覧になっていない方は、 ご了承下さい。 監督…エ ルンスト・ルビッチ 製作…エ ルンスト・ルビッチ 原作…ニコラウス・ラズロの戯曲の映 画化(ハンガリー) 脚本…サムソン・ラファエルソン 出演…ジェー ムズ・スチュアート(販売主任クラリク) ………マーガレット・サラヴァン(クララ・ノヴァク) ………フランク・モーガン(オーナー/マトゥチェック) ※挿入曲♪黒い瞳 密かに思いを寄せている文通相手がいる文学肌のマ
トゥチェック商会の販売主任クラリク(ジェー
ムズ・スチュアート)が勤める店に、クララ(マー ガレット・サラヴァン)と言
う女性が職を求めてきて強引に採用させてもらう。 クラリクとクララは馬が合わず、何かといがみ続けて半年が過ぎた。二人は文通を続け てきた相手と初めて会う約束をする。 その日が来た。 一方、クララも。約束の時間に間に合うように、駆け出していった。 クララの前に現れたのは… 雑貨店のオーナー、マトゥチェック(フラン
ク・モーガン)が、クラリックを妻の不倫相手だと勘違いし
て不況下で一方的に解雇する。 マトゥチェックは、愛する妻に浮気され、息子同然に思っていたクラリックを解雇して
しまった後悔と寂しさのあまりに自殺未遂をはかる。 あの後、高級レストラン「ビロー」に連れていってご馳走するのだろう。
オープニングの従業員の態度でマトゥチェックらの人物像をインプットさせる手法や、 シガレット・ケースなどの小物を使って惹き込む展開など見事だ。 ル ビッチは、この作品が最もお気に入りだったそうだ。よく解る。 Top
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