津田晴彦、笠智衆 監督…小津安二 郎 脚本…池田忠雄/柳井隆雄/小津安二 郎 撮影…厚田雄治 美術…浜田辰雄 音楽…彩木暁一 録音…妹尾芳三郎 編集…浜村義康 衣裳…斎藤耐三 音響…斎藤六三郎 出演…笠智衆(堀川周平) ………佐野周二(堀川良平) ………津田晴彦(良平の少年時代) ………佐分利信(黒川保太郎) ………坂本武(平田真琴) ………水戸光子(平田ふみ) ………大塚正義(平田清一) ………日守新一(内田実) ………西村青児(和尚さん) ………谷麗光(漢文の先生) ………河原侃二(中学の先生) ………倉田勇助(中学の先生) ………宮島健一(会社員) ………文谷千代子(堀川の女中) ………奈良真養(医師) ………大山健二(卒業生) ………三井秀男(卒業生) ………如月輝夫(卒業生) ………久保田勝巳(卒業生) ………毛塚守彦(写真師) ………大杉恒雄(北陸の中学生) ………葉山正雄(北陸の中学生) ………永井達郎(北陸の中学生) ………藤井正太郎(北陸の中学生) ………小藤田正一(東北の工業生) ………緒方喬(東北の工業生) ………横山準(東北の工業生) ………沖田儀一(東北の工業生) 1928年の『若人の夢』か ら、殆どの小津作品に出演している笠智衆の初主演作。 「笠智衆は人間がいい、人間がいいとそれが演技に出る」といって小津監督が主演に抜擢した。 男でひとつで育てた息子と離れ離れに暮らさなければならない父と息子の深い哀歓 が描かれている。 誠実な父を演じた笠智衆は、この後も主役級を演じ続け小津作品になくてはならぬ 存在になってゆく。 ※アメリカ映画の『ソ レルとその子』からヒントを得て作られたといわれている作品。 1995
1995年の[日本 映画オールタイム・ベストテン]映画100年特別企画は、映画100年を総括する特別企画として、評論家・作家・ジャーナリストなど104人の選考委員の 全体点数(各個人選出ベストテンの第1位を10点、第2位を9点、以下第10位を1点)を集計、合計数の多い作品 から抽出するという方法で、映画史を通じての日本映画ベストテンを発表した。 2000
映画誌『キネマ旬報』が、映画評論家 や俳優、脚本家ら74人に回答を求めて「20世紀の映画スター」を選出し、ランキングを発表した。 Top |