NEWSトーク(大相撲)
最
近のニュースについて考えを書き綴っています
関脇照ノ富士
-Sumo 1.2010-
<2021年3月28日 大
相撲3月場所千秋楽>
更新 2021/3
/29 17:20
お帰り照ノ富士
◆心が折れる場所からの復活劇。
春場所優勝から一夜明
け、記者会見に臨む照ノ富士=日本相撲協会提供 東京新聞より
3度目
の優勝を飾り、約3年半ぶりの大関復帰を確実とした照ノ富士。
5年ほど前、誰もが直ぐに横綱になるだろうと思うほど圧倒的な破壊力を備えていた大関照ノ富士は、同じモ
ンゴルの元横綱朝青龍のようにヒールな存在となっていた。
それは、日本人の優勝を待ち望んでいた稀勢の里の新横綱場所のことだ。
14日目、大関照ノ富士が1年前に手術した左膝の治療のための病院も欠かせない状況での判断だったらしい
が、負けると大関を陥落する琴奨菊を優勝を意識するばかりに変化して勝ったことで館内にはブーイングが飛び
交った。
千秋楽、13日目の横綱日馬富士戦で左胸を負傷した稀勢の里と1差リードで結びの一番だ。
勝てば優勝、負けると優勝決定戦だ。
日本人横綱の優勝を待ち望んでいたファンから稀勢の里に大声援、照ノ富士にはヤジが飛んだ。
私は大相撲が大好きな日本人ながら、異様な雰囲気に何か嫌な気がして観ていた。
それは、テニスのヒンギスとグラフ戦( https://yurikoariki.web.fc2.com/newstalksporttennis1.html
)を観た時と似ていたからだ。
結局、本割と決定戦で勝った稀勢の里が逆転優勝した。
満員のファンは大歓声で稀勢の里の優勝を称えた。
私はある意味、冷静に観ていた。
照ノ富士は稀勢の里の負傷していない右手からの突き落としと、小手投げを食らったからだ。
場内から冷静になれない圧迫が押し寄せていたのではないだろうかと思った。
その後、大関を陥落した。
この関取はどうなるのだろうと気になってしかたなかった。
休場により序二段まで下がった。
そこで相撲を取っている姿を目にした。
何か胸が熱くなった。
心が折れる場所からの復活劇を観たくて「頑張れ」と毎場所声援を送り続けた。
そして、今回の大関復活が決定的になった逆転優勝だ。
何度も引退を考えていた照ノ富士に師匠の伊勢ケ浜親方は「やればできる」と引き留めたそうだ。
優勝インタビューで「辞めなくて良かったか」と問われて、10秒ほどの間を置いて「そうですね。良かった
です」と言葉を振り絞った姿にすべてが集約されていた。
「1日1日必死に、前向きでやってきた結果が現れる日がくる
と思って信じてやってきた」と言う言葉と共に。
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