セント・マーティンの小径

　 　

記号[☆：スタッフ・キャスト　→： 始めに]

　大道芸人チャールズ(チャー ルズ・ロートン)が、スリなどして空き家で隠れて暮らしているリバティ(ヴィ ヴィア ン・リー) に興味を持ち自宅に連れ帰る。
彼女の芸人としての素質を見抜いたチャールズは、劇場脇のセント・マーティン通りで仲間と一緒に活動する場を提供する。
やがてリバティは作曲家ハー レーに引き抜かれスターとなってゆく。が、チャールズは…
大道芸人の 悲哀が描かれている。

『セン ト・マーティンの小径』チャールズ・ロートン、ヴィヴィアン・リー

ヴィ ヴィアン・リーが脚を高く上げ、 踊る姿が愛らしい。

『セント・マーティンの小径』チャールズ・ロートン、ヴィヴィアン・リーら

※翌年(1938)、ヴィ ヴィア ンは、ローレンス・オリ ヴィエにより彼のエージェントをしているマイロン・セルズニック(『風と共に去りぬ』のプロ デューサー、デビッド・O・セルズニックの兄)に紹介された。
マイロンは一目でヴィ ヴィアンの高貴な美しさに魅せ られた。
12月11日夜、『風 と共に去りぬ』はヒロイン未定のままアトランタ炎上のスペクタクル・シーンの撮影 を開始した。
マ イロンの薦めで、そのオープン・セットを見学に行ったヴィ ヴィアンは、そこでデビッド・O・セルズニックプロ デューサーの目にとまり、スカーレット・オハラの大役を射止めた。[詳細は『風 と共に去りぬ』シネマトーク　〜エピソード〜へ]