街の灯
  
   チャールズ・チャップリン

 

記号[☆:スタッフ・キャスト : 始めに] web拍手 by FC2
(1931)(キ ネマ旬報ベストテン10位)(アメ リカ 映画ベスト100で76位)(アメ リカ 映画ベスト100 10周年版で11位)-City Lights-
監督…チャー ルズ・チャップリン
製作…チャー ルズ・チャップリン
脚本…チャー ルズ・チャップリン
撮影…R・トザロー
装置…D・ホール
作曲…チャー ルズ・チャップリン
挿入曲…♪ラ・ビオレテラ(当時流行していたメロディーをチャー ルズ・チャップリンが生かす)
出演…チャー ルズ・チャップリン(浮浪者/チャーリー)
………バージニア・チェリル(盲目の娘)
………フローレンス・リー
………ハリー・マイヤーズ
………アラン・ガルシア
………ハンク・マン

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 何度も観ている作品だから展開は分かって いるのに 同じシーンで胸が締め付けられ涙が流れ落ちる。

 そもそも私は、チャップリン作品を敬遠していた。それが1977・8年頃にこの 作品 を観てから一転してチャップリンに興味を持ち、他の作品も観るようになった。

 あのラストシーンを観た時の感銘は鮮烈だ。この作品を観た人は一様に頷いている ので はないだろうか。

 そのラストシーンをチャップリンは当初は『ステラダラス』(1925)(キネマ旬報第3位)の ラストシーンのようにしようと思っていたそうだ。だが、ヘンリー・キング監督に先を越されたので変えたそう だ。

 私は変更されて良かったと思う。あのラストシーンだから、肌の温もりにより、驚き、喜び、戸惑い、困惑を瞬時に感じさせる効果があったと思う。私がハッとし、涙したのも一緒に肌の温もりを感じたからだと思う。他のラストシーンは思い浮かべたくない。このラストシーンにしてくれてあ りが とうと言いたい。

 パントマイムによる豊かな表現力が素晴らしいこの作品は大好き だ。

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『街の灯』チャールズ・チャップリン、バージニア・チェリル


『街の灯』バージニア・チェリル、チャールズ・チャップリン


『街の灯』バージニア・チェリル、チャールズ・チャップリン


『街の灯』チャールズ・チャップリン

『街の灯』チャールズ・チャップリン

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※バージニア・チェリルはまっ たくの新人。同じシーンを50回も撮りなおし、作曲に3ヶ月を費し、150万ドルの巨費をつぎこんで3年の歳月 をかけてチャップリンは完成した。
※日本では昭和9年(1934)に日劇で公開されて大ヒットする。

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1997

ア メリカ映画ベスト100で76位

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2007

ア メリカ映画ベスト100 10周年版で11位

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参 考文献
チャー ルズ・チャップリン
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〜クラシック映画に魅 せられて〜

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