ジュリアン・デュヴィヴィエ -Julien Duvivier-

～プロフィール～

　ジュリアン・デュヴィヴィエ監督は、ジャック・フェーデー、ジャン・ルノワール、ルネ・クレール、マルセル・カルネと古典フランス映画のビッグ5と言われていた。
　また、フランスの大スター、ジャン・ギャバンを世に送り出した監督でもある。
　厭世的な人生を描いた作品で、日本で特に親しまれた監督で、私も好きだ。
　毎年のようにキネマ旬報ベストテンに入っているのも頷ける。
　
　泣いた、泣いた『にんじん』(1932)に、最後まで目が離せなかった『巴里の空の下セーヌは流れる』(1951)、それに、燕尾服を一緒に追いかけている気になった『運命の饗宴』(1942)。20年前のダンス・パートナーのそれぞれの人生はの『舞踏会の手帖』(1937)。ジェラール・フリップの所作にうっとりの『奥様ご用心』(1957)、すれ違いによる男女の航海は果たして…の『商船テナシチー』(1934)。宝くじに当たって夢に向かってゆく仲間は『我等の仲間』(1936)。ギャピーの名を呼ぶペペの声が…の『望郷』(1937)等々、 40年程前に立て続けに観て作品に釘付けになったのが昨日のことのようだ。

～独自の作品解釈～

～年譜～

パリで舞台俳優として活躍し、その後、舞台助監督から舞台監督となる。

『Haceldama ou Le prix du sang』
-監督・脚本:ジュリアン・デュヴィヴィエ
-映画監督としてデビュー。

『L'Agonie des aigles』
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ

『Les Roquevillard』
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ

『L'Ouragan sur la montagne』
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ

『Le Reflet de Claude Mercœur』
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ

『Credo ou la Tragédie de Lourdes』
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ

『Cœurs farouches』
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ

『La Machine à refaire la vie』
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ

『L'Œuvre immortelle』
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ

『L'Abbé Constantin』
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ

『Poil de Carotte』
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ

1926

『L'Homme à l'Hispano』
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ

『L'Agonie de Jérusalem』
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ

『Le Mariage de mademoiselle Beulemans』
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ

『Le Tourbillon de Paris』
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ

『La Vie miraculeuse de Thérèse Martin』
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ

『資本家ゴルダー』-David Golder-
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ
※自身初のトーキー。

『カイロの戦慄』-Les cinq gentlemen maudits/Die fünf verfluchten Gentlemen-(仏/独)
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ

『にんじん』-Poil de carotte-(仏)(キネマ旬報ベストテン第3位)★
-監督・脚本:ジュリアン・デュヴィヴィエ
-原作:ジュール・ルナール
-撮影:アルマン・ティラール/エミール・J.モニオ
-編集:マルト・ポンサン
-美術:リュシアン・アゲッタン/リュシアン・キャレ
-音楽:アレクサンドル・タンスマン
-指揮者:ロジェ・デゾルミエール
-出演:ロベール・リナン(フランソワ・ルピック/"にんじん")/アリー・ボール(ルピック氏)/カトリーヌ・フォントネー(ルピック夫人)/クリスチアーヌ・ドール(アネット)/マキシム・フロミオ(フェリックス・ルピック)/コレット・セガール(マチルド)/シモーヌ・オブリ―(エルネスチーヌ・ルピック)/ルイ・ゴーティエ(名付け親)/マルト・マルティ(オノリーヌ)

『モンパルナスの夜』-La tête d'un homme-(仏)
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ
-原作:ジョルジュ・シムノン(犯罪小説「男の頭」)
-脚色:ジュリアン・デュヴィヴィエ/ルイ・ドゥラプレ/ピエール・カルマン
-撮影:アルマン・ティラール/エミール・ピエール
-出演:アリ・ボール/インキジノフ/アレキサンダー・リニョオ/ジナ・マネス/リーヌ・ノロ/ガストン・ジャッケ/ルイ・ゴーチエ

『La Machine à refaire la vie』
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ

『商船テナシチー』-Le paquebot Tenacity-(仏)(キネマ旬報ベストテン第1位)☆
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ
-原作戯曲:シャルル・ヴィルドラック
-脚色:ジュリアン・デュビビエ/シャルル・ヴィルドラック
-撮影:二コラ・エイエ/ウィリー・ファクトロヴィッチ/アルマン・ティラール/クリスチャン・マトラ
-編集:マルト・ポンサン
-音楽:ジャン・ウィエネル
-出演:アルベール・プレジャン(バスチアン)/マリー・グローリー(テレーズ)/ユベール・プレリエ(セガール)/ピエール・ローレル/マディー・ベリー/マーシャル・レベ/ニタ・アルヴァレス/ジャンヌ・デュック/エマ・カルヴェ(バスチアンの母)

『白き處女地』-Maria Chapdelaine-(仏)(キネマ旬報ベストテン第4位)(第1回フランス・シネマ大賞)
-監督・製作:ジュリアン・デュヴィヴィエ
-原作:ルイ・エモン
-台詞:ガブリエル・ボワシー
-撮影:ジュール・クリューゲル/マルク・フォサール/ジョルジュ・ペリナル/アルマン・ティラール
-美術:ジャック・クラウス
-音楽:ジャン・ヴィーネル
-出演:マドレーヌ・ルノー/シュザンヌ・デュプレ/ジャン・ギャバン(フランソワ)/ジャン＝ピエール・オーモン/ロベール・ル・ヴィガン/アレクサンドル・リニュー
※ジャン・ギャバンとの初コンビ作。

『ゴルゴダの丘』-Golgotha-(仏)
- 監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ
-脚本:ジュリアン・デュヴィヴィエ/ジョセフ・レイモン
-台詞:ジョセフ・レイモン
-撮影:ジュール・クリューゲル/ルネ・リボルト/マルク・フォサール /ロベール・ジュイラール
-美術:ジャン・ペリエ/アンドレ・ルー
-音楽:ジャック・イベール
-出演:ロベール・ル・ヴィガン(キリスト)/ジャン・ギャバン/(ローマ領ユダヤの総督/ポンテオ・ピラト)/アリ・ボール/エドウィージュ・フイエール/ジュリエット・ヴェルヌイユ /アンドレ・バッケ/シャルル・グランヴィル/リュカ・グリドゥー(ユダ)/ ル・ヴィガン(キリスト)

『地の果てを行く』-La Bandera-(仏)(キネマ旬報ベストテン第5位)☆
-監督: ジュリアン・デュヴィヴィエ
-原作:ピエール・マッコルラン(小説)
-脚本:ジュリアン・デュヴィヴィエ/シャルル・スパーク
-撮影:ジュール・クリュージェ
-音楽:ジャン・ヴィーネ/ローラン・マニュエル
-出演:ジャン・ギャバン(ピエール)/ アナベラ/ロベール・ル・ヴィギャン/レイモン・エーモス/ピエール・ルノワール/マルゴ・リオン/シャルル・グランヴァル/ガストン・モド、レーヌ・ポーレエ/ カストロ・ブランコ
-外人部隊に投じた殺人犯と彼を追う探偵の対決。逞しいギャバンの凄みが描かれている。

『我等の仲間』-La belle équipe-(仏)(キネマ旬報ベストテン第2位)☆
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ
-脚本:ジュリアン・デュヴィヴィエ/シャルル・スパーク
-撮影:ジュール・クリュージェ/マルク・フォサール
-音楽:モーリス・イヴェン
-出演:ジャン・ギャバン(ジャン)/シャルル・ヴァネル/レイモン・エーモス /ヴィヴィアーヌ・ロマンス/ミシェリーヌ・シェイレル/ラファエル・メディナ/ロベール・リナン/レイモン・コルディ

『望郷』-Pépé le Moko-(仏)(キネマ旬報ベストテン第1位)☆
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ
-原作:アシェルベ
-脚本:ジャック・コンスタン
-脚色:アシェルベ/ジュリアン・デュヴィヴィエ
-台詞:アンリ・ジャンソン
-撮影:ジュール・クリュージェ/マルク・フォサール
-編集:マルグリット・ボージェ
-美術:ジャック・クロース
-音楽:ヴァンサン・スコット/モハメド・イグルブーシャン
-録音:アントワーヌ・アルシャンボー
-出演:ジャン・ギャバン(ペペ・ル・モコ)/ミレーユ・バラン(ギャピー)/ ガブリエル・ガブリオ/サテュルナン・ファーブル/シャルパン/リュカ・グリドゥー/ジルベール・ジル /マルセル・ダリオ/シャルル・グランヴァル/ガストン・モド/ルネ・ベルジュロン/ポール・エスコフィエ/ロジェ・ルグリ/ジーン・テメルゾン/ロバート・オーザン/フィリップ・リシャール/ジョルジュ・ペクレ
-迷路曲折のアルジェリアのカスバにひそむ犯罪者ペペ(ジャン・ギャバン)が、訪れたパリ女ギャピー(ミレーユ・バラン)に郷愁をおぼえ…。
ギャピーの名を呼ぶペペの声が汽笛に掻き消されるラストシーンが印象的だ。

『舞踏会の手帖』-Un carnet de bal-(仏)(キネマ旬報ベストテン第1位)★
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ
-助監督:シャルル・ドラ
-脚本:ジュリアン・デュヴィヴィエ/アンリ・ジャンソン/イヴ・ミランド/ジャン・サルマン/ピエール・ヴォルフ/ベルナール・ジマー
-音楽:モーリス・ジョベール
-撮影:フィリップ・アゴスティーニ/ミシェル・ケルベ/ピエール・ルヴァン
-編集:アンドレ・ヴェルサン
-装置:ポール・コラン/ジャン・ドゥアリノ/セルジュ・ピメノフ
-出演:マリー・ベル(クリスティーヌ)/モーリス・ベナール(ブレモン)/フランソワーズ・ロゼー(マルグリット・オディエ)/ルイ・ジューヴェ(ピエール・ヴェルディエ)/アリ・ボール(アラン・レニョー)/ピエール・リシャール＝ウィルム(エリック・イルヴァン)/レイミュ(フランソワ・パチュセ)/ピエール・ブランシャール(ティエリー・レナル)/フェルナンデル(ファビアン・クティソル)/ロベール・リナン(ジャック)

…ハリウッドに招かれ、『グレート・ワルツ』1作だけで帰国。

『グレート・ワルツ』-The Great Waltz-(米.MGM)
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ

『旅路の果て』-La fin du jour-(仏)(キネマ旬報ベストテン第5位)☆
- 監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ
-脚本:ジュリアン・デュヴィヴィエ/シャルル・スパーク
-撮影:アレックス・ジョフェ/クリスチャン・マトラ
-音楽:モーリス・ジョーベール
-出演:ヴィクトル・フランサン/ルイ・ジューヴェ/マドレーヌ・オズレー/ミシェル・シモン/ガブリエル・ドルジア

『幻の馬車』-La charrette fantôme-(キネマ旬報ベストテン第10位)
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ
-出演:ルイ・ジューヴェ

『わが父わが子』-Untel père et fils-
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ

『リディアと四人の恋人』-Lydia-
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ

『運命の饗宴』-Tales of Manhattan-(米)(キネマ旬報ベストテン第2位)(オールスター・キャストによるオムニバス)★
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ
-製作:ボリス・モロス/サム・スピーゲル
-脚本:ベン・ヘクト/モルナール・フェレンツ/ドナルド・オグデン・スチュアート/サミュエル・ホッフェンスタイン/アラン・キャンベル/ラマー・トロッティ
-撮影:ジョセフ・ウォーカー
-編集:ロバート・ビショフ
-美術:リチャード・デイ/ボリス・レヴィン
-衣裳:ドリー・ツリー/バーナード・ニューマン/グウェン・ウェイクリング/アイリーン
-音楽監督:エドワード・ポール
-音楽:ソル・カプラン
-出演:シャルル・ボワイエ(ポール・オーマン)/リタ・ヘイワース(エセル・ハロウェイ)/トーマス・ミッチェル(ジョン/エセルの夫)/ジンジャー・ロジャース(ダイアン)/ヘンリー・フォンダ(ジョージ)/チャールズ・ロートン(チャールズ・スミス)/エルザ・ランチェスター(エルザ/チャールズの妻)/エドワード・G・ロビンソン(エイヴリー・L（ラリー）・ブラウン)/ジョージ・サンダース(ウィリアムズ)/ポール・ロブスン(ルーク)/エセル・ウォーターズ(エスター)/シーザー・ロメロ(ハリー・ウィルソン)/ローランド・ヤング(エドガー)

『肉体と幻想』-Flesh and Fantasy-
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ

『逃亡者』-The Impostor-(米)
-監督・製作:ジュリアン・デュヴィヴィエ
-脚本:ジュリアン・デュヴィヴィエ/ステフェン・ロングストリート/マーク・コネリー/リン・スターリング
-撮影:ポール・イヴァノ
-編集:ポール・ランドレス
-音楽:ディミトリ・ティオムキン
-出演:ジャン・ギャバン(クレマン/モーリス)/ エレイン・ドルー/リチャード・ウォーフ /ピーター・ヴァン・アイク

『アンナ・カレニナ』-Anna Karenina-(英)★
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ
-製作:アレクサンダー・コルダ
-原作:レオ・N・トルストイ
-脚色:ジャン・アヌイ/ガイ・モーガン/ジュリアン・デュヴィヴィエ
-撮影:アンリ・アルカン
-音楽:コンスタント・ランバート
-出演:ヴィヴィアン・リー(アンナ・カレニナ)/ラルフ・リチャードソン
-5月、クランクイン。

『アンナ・カレニナ』(1948英)ヴィヴィアン・リーら

『アンナ・カレニナ』(1948英)ヴィヴィアン・リー

※『アンナ・カレニナ』のシネマ・トークを載せています。
『アンナ・カレニナ』はドストイェフスキーが「この作品の中には世界の最大秘密が、悪の秘密が、恐ろしい深さや力、今日までのわが国になかった程の芸術的完成の現実主義と共に表現されている」と言っているように、奥の深い作品なのだろう。
何度も映画化されている。
最初の映画化は1910年にロシアにおいてで、その後、もう一度、それからアメリカで1915年・1927年(グレタ・ガルボ主演)・ 1935年(グレタ・ガルボ主演)の三度、

『アンナ・カレニナ』(1935米)グレタ・ガルボ

イタリアで1917年、ドイツで1919年、ハンガリーで1920年、イギリスで 1948年(ヴィヴィアン・リー主演)、

『アンナ・カレニナ』(1948英)ヴィヴィアン・リー(近代映画社創立60周年記念出版『情熱的な愛に生きた美しきアクトレス　ヴィヴィアン・リー』より)

アルゼンチンで1956年、それぞれ一度という映画歴になっている。(1966 年飯島正著　参考)
その後もソ連で1968年にタチアナ・サモイロワ主演や、

『アンナ・カレニナ』 (1968ソ連)タチアナ・サモイロワ

1998年にソフィー・マルソー主演が映画化されている。
私はグレタ・ガルボの2作品と、ヴィヴィアン・リー、それにタチアナ・サモイロワとソフィー・マルソーのアンナを観た。
国や監督で解釈が違う。（他の作品でもいえることだが）
それにアンナを演じる女優の役の捕らえ方の違いも面白い。
他の作品も観たいものだ。
1877年にレフ・トルストイが発表した「アンナ・カレーニナ」の映画化作品は、その後も作られ続けた。
興味深い女優のキーラ・ナイトレイ(2012英/ 米)も楽しめた。

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『肉体と幻想』-Au royaume des cieux-
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ

『巴里の空の下セーヌは流れる』-Sous le ciel de Paris-(キネマ旬報ベストテン第9位)★
- 監督・原案:ジュリアン・デュヴィヴィエ
- 脚色:ルネ・ルフェーブル/ジュリアン・デュヴィヴィエ
- 撮影:ニコラ・エイエ
-編集:アンドレ・グディエ
-美術:ルネ・ムーラエール
-音楽:ジャン・ウィエネル
-録音:ジュリアン・クテリエ/ジャック・キャリー
-作詞:ジャン・ドレジャック/ルネ・ルーゾオ
-作曲:ユベール・ジロー/ジャン・ウィエネル
-台詞:ルネ・ルフェーブル
-ナレーション台本:アンリ・ジャンソン
- ナレーション:フランソワ・ペリエ
-主題歌:♪Sous Le Ciel De Paris「パリの空の下」(歌:ジャン・ブルトニエール)
-出演:ブリジット・オーベール(ドニーズ)/ジャン・ブロシャール(エルムノー)/ルネ・ブランカール(ベルテリン/教師)/ポール・フランクール(ミルウ)/レイモン・エルマンチエ(マチアス)/ダニエル・イベルネル(ジョルジュ/ 医学生)/クリスチアーヌ・レニエ(マリエ・テレーズ)/マルセル・プランス(パルタザール夫人)/ カトリーヌ・フォントネー/シルビー(猫を飼っているおばあさん)/ジャック・クランシー(アルマン)/ピエール・デタイユ(ミシェル)/マリー・フランス(コレット)/ミッシェル・ロブ(Pirate)

『陽気なドン・カミロ』-Petit monde de Don Camillo-(キネマ旬報ベストテン第8位)
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ
-出演:フェルナンデル

『Le Petit Monde de don Camillo』
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ

『アンリエットの巴里祭』-La Fête à Henriette-
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ
-出演:ミシェル・オークレール/ダニー・ロバン
※オードリー・ヘプバーン、ウィリアム・ホールデン主演『パリで一緒に』(1964)としてリメイクされた。

『ドン・カミロ頑張る』-Le Retour de Don Camillo-
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ

『埋れた青春』-L'affaire Maurizius-(キネマ旬報ベストテン第4位)
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ
-出演:エレオノラ・ロッシ＝ドラゴ

『わが青春のマリアンヌ』-Marianne de ma jeunesse/Marianne, meine Jugendliebe-(仏/独)
-監督・脚色・台詞:ジュリアン・デュヴィヴィエ
-製作:ラルフ・ボーム
-原作:P・E・メンデルスゾーン
-撮影:レオンス・H・ビュレル
-音楽:ジャック・イベール
-指揮:ジョルジュ・チピーヌ
-編集:マルト・ポンサン
-出演:マリアンヌ・ホルト(マリアンヌ)/ピエール・ヴァネック、ホルスト・ブッフホルツ(ドイツ語版)(ヴァンサン・ロランジェ)/ ギル・ヴィダル(マンフレッド)/イザベル・ピア(リーズ)

『殺意の瞬間』-Voici le temps des assassins-(仏)
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ
-出演:ジャン・ギャバン(アンドレ)/ダニエル・ドロルム

『奥様ご用心』-Pot- Bouille-(仏/伊)☆
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ
-製作:ロベール・アキム/レイモン・アキム
-原作:エミール・ゾラ
-脚色:ジュリアン・デュヴィヴィエ/レオ・ジョアノン/アンリ・ジャンソン
-撮影:ミシェル・ケルベール
-音楽:ジャン・ヴィーネ
-美術:レオン・バルサック
-衣装(デザイン):マルセル・エスコフィエ
-出演:ジェラール・フィリップ(オクターヴ・ムーレ)/ダニエル・ダリュー(カロリーヌ・エドゥアン夫人)/ダニー・カレル(ジョスラン夫人の2番目娘/ベルト)/ジャック・デュビー(オーギュスト・ヴァブル)/アヌーク・エーメ(マリイ・ピション夫人)/ジャヌ・マルカン(ジョスラン夫人)/ ダニエル・デュモン/ミシュリーヌ・ルチオーニ/ジャン・ブロシャール/オリヴィエ・ユスノ/ドニーズ・ジャンス

『私の体に悪魔がいる』-La Femme et le pantin-
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ

『自殺への契約書』-Marie-Octobre-
- 監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ

『La Grande Vie』
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ

『並木道』-Boulevard-(仏)
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ
- 製作:リュシアン・ビアール
- 原作:ロベール・サバチエ
- 脚色:ジュリアン・デュビビエ/ルネ・バルジャベル
- 撮影:ロジェ・ドルモワ
-音楽:ジャン・ヤトブ
-台詞:ルネ・バルジャベル
-出演:ジャン＝ピエール・レオ(ジョルジュ)/モニーク・ブリエンヌ(マリエッタ/イタリア人の娘)/ マガリ・ノエル(ジェニー/キャバレーのストリッパー)/ ピエール・モンディ(ディッキー/元ボクサー)/ ジャック・デュビー(ピトル/絵描き)/ ロベール・ピザーニ

『火刑の部屋』-La Chambre ardente-
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ

『フランス式十戒』-Le Diable et les dix commandements/Le Diable et les 10-(仏)
-監督・脚本:ジュリアン・デュヴィヴィエ
-撮影:ロジェ・フェルー
-音楽:ギイ・マジャンタ/ミシェル・マーニュ/ジョルジュ・ガルヴァランツ
-美術:フランソワ・デ・ラモティエ
-出演:ミシェル・シモン(ジェローム)/リュシアン・バルウ/クロード・ノリエ/ダニー・サヴァル(タニア)/アンリ・ティゾ(青年/ダンクール)/ロジェ・ニコラ(管理人/ポロ)/シャルル・アズナヴール(ドニ)/リノ・ヴァンチュラ/モーリス・ビロー(刑事/ルイ)/モーリス・テナック/フランソワーズ・アルヌール(フランソワズ)/ ミシュリーヌ・プレール(ミシュリーヌ)/メル・フェラー(フィリップ)/クロード・ドーファン /フェルナンデル(異様な男)/ジェルメーヌ・ケルジャン(老婆)/ガストン・モド/アラン・ドロン(青年/ピエール)/ ダニエル・ダリュー(名女優/クラリス・アルダン)/マドレーヌ・ロバンソン/ジョルジュ・ウィルソン(ピエールの父親)/ ローラン・アルモンテル/ジャン・クロード・ブリアリ(ディディエ・マラン)/ルイ・ド・フュネス(バイヤン)/ アルマンド・ナヴァル/ノエル・ロックヴェール/ジャン・ポール・ムリノ/ジャン・カルメ/アンドレ・ガブリエロ/ミシェル・シモン(ジェローム老人)/リュシアン・バルウ/M・クレルバンヌ(家政婦/ディルフィーヌ)
-キリスト教徒の「十戒」を独創的な考察で表現し現代風俗の中に描きあげた。蛇の姿をした悪魔の狂言まわしが八つのエピソードをつないでゆく。フランス映画界の代表的なスターが総出演している。

『めんどりの肉』-Chair de poule-
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ

『悪魔のようなあなた』-Diaboliquement vôtre-
-監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ
-出演:アラン・ドロン
-遺作。