素晴らしき哉、人生!
 
  ジェームズ・スチュワート

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八 つ当たり2)-()]Part8 へ[(自 殺)(ク ラレンス1)]Part9 へ[(ク ラレンス2)(化想の世界1)]Part10[(仮想の世 界2)(仮想の世界3)]
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(1946)(米)(アメリカ映画ベスト100 勇気と感動ベスト1位)(私 の好きな映画・名作と思う映画3位)-It's a Wonderful Life-
Part10
~仮想の世界2

睨みつけ ているニックに、
「心は子供のままだ」言い、
「実際の年は?」とクラレ ンスに聞くジョージ。
「293 歳だな 今度の5月で」言うクラレン ス。
酒瓶を ジョージたちの目の前に荒っぽ く置き、
「もうい い 2人とも出てけ 早く消え ろ」と外を指 差し声を張り上げるニック
「ニック 怒るな」言うジョー ジ。
「俺の名 を気安く呼ぶな」言うニッ ク。
「君の名だろ」言うジョー ジ。
俺はお前など 見たこ と もねえ」言い、
ガウワー が入ってくるのを見て、
「飲んだ くれ 来いよ」言うニッ ク
” フラフラ”
して近づ いてくるガウワーを見て驚くジョー ジ。
ガウワーに、
「店をう ろつくなと 言ったろう」言い、顔 面に水を浴び せるニック



『素 晴らしき哉、人生!』H・ B・ワーナー


『素 晴らしき哉、人生!』ジェー ムズ・スチュワート、H・B・ワーナー

驚いて、
「ガウワーさん」声を掛 け、
「ジョージ・ベイリーです 分かるで しょ?言うジョー ジ。
「知ら ん」と答えるガウワー
「放り出 せ」言うニッ ク
従業員に 放り出されるガウワー

それを見 ていたジョージがニックに、
「薬局の店主だろ?」言う
「奴は子 供を毒殺して 20年も刑務所 にいたんだ お前はム ショ仲間だな言い、
従業員 に、
「出口に ご案内しろ」言うニッ ク
「どうぞ こちらへ」とジョー ジとクラレンスを掴み 荒っぽく外に放り出す従業員



『素 晴らしき哉、人生!』ヘ ンリー・トラヴァース、ジェー ムズ・スチュワートら

「見ろ  翼をくれてやる」レジス ターを出し入れして面白がる ニック
大笑いする従業員や客たち。

放り出された店の前で、
「君 がいなかったから 調合ミスで 劇薬を…言うクラレン ス。
「僕は ちゃんといた」言い、
” ニックのと 書いてある看板を見て、
「どう なってるんだ マルティーニの 店のはずだ」
言うジョー ジ。
「…」

クラレンスに、
「君は何者 だ言うジョー ジ。
「守 護天使だと言ったろ」言うクラレン ス。
「それは聞いた」
言い、
クラレンスを突いてみて、
「催眠術を使うのか?」言うジョージ。
「ま さか」
言うクラレン ス。
「でも変なことばかり」と声を荒 げるジョー ジ。
「そ れは君が 生まれてないから さ」言うクラレン ス。
「じゃ僕は誰だ
言うジョージ。
「今 は誰でもない」言うクラレン ス。
「僕はジョージ・ベイリーだ」言い、ズボンの ポケットに手を入れるジョー ジ。
「彼 は存在しない」
言うクラレン ス。
ポケット の中を手探りするジョー ジ。

「君 にはー さ まざまな記録も 免許証 も 保険証書もな い

あ れもない
言うクラレン ス。
上着のポ ケッ トなどを探 していたジョージが、
あれ?」と聞く
「ズ ズの花びら」言うクラレン ス。
必死にズ ズの 花びらを入れたところを探すジョージ。



『素 晴らしき哉、人生!』ジェー ムズ・スチュワート

「君 は特別な機会を得てー 自分の いない世界を見ている」言うクラレン ス。
頭を振 り、
「落ち着 いて考えろ」自分に言 い聞かせ、
「変 な夢でも見てるんだ うち に帰る言うジョー ジ。
「う ちって?」言うクラレン ス。
苛立ちを 抑えられずに、
「俺に構うな あんた どうかしてる 相当な変 人だ
つきあい きれないよ 
う ちに帰って 家族の顔を見る
声を張り 上げて言い、走り去るジョー ジ。
天に向 かって
「現 時点の評価は?」言うクラレン ス。
” ランランランラ ランランラ”

「ど うも 酒 など一滴もと天の声に言いな がらジョー ジのところへ 向かうクラレン ス。

~ 仮想の世界3

” ポッターズビル”看板を目 にするジョー ジ。



『素晴らしき哉、人生!』ジェー ムズ・スチュワート

 
『素
晴 らしき哉、人生!』



『素晴らしき哉、人生!』

如何わし い店が並ぶ街を走りながら、会社を 目指していたジョージが驚 いて足を止めて警官 に、


『素晴らしき哉、人生!』ジェー ムズ・スチュワート

「住宅貸 付組合は?」聞く
「何 て?」言う警官
「ここに あった」
言うジョー ジ。
「大昔に 潰れたよ」
言う警官
警 官に連行されている
バイオ レットが、
「あ の男が嘘を言い、抵 抗して暴れい る
「バイオレット」声を掛 け、
警官に、
「彼女はバイオレット・ビックだ 友人 だ言うジョー ジ。
警官に追 い払われ、
目にしたアーニーに、
「アーニー」声を掛 け、
「うちまで頼む」言うジョー ジ。
「住所 は?」言うアー ニー
知ってる くせに何だよ シカモア320 番地言うジョー ジ。
320?」言うアー ニー
とにかく 急いでくれ 悪い酒で 頭が混乱してる 確認していい か ”ベイリー・ パーク”に 妻 子と住んでるよな?言うジョー ジ。
冗談を言うアー ニー
「君の家には何 度も 行った」言うジョー ジ。
「家 はポッターの貸家 妻子は3年 前に出てった あんたなど知ら ん」言うアー ニー
分かった うちに急げ言うジョー ジ。
ショック を受けるジョージ。

変なやつ だと思ったアーニーは、 警官バートに手招きして知らせる。
パトカーで後 をつ けるバート。
タクシー を停め、
「こ こかね」言うアー ニー
「そうだよ」
言うジョー ジ。
「20 年間 ずっと空き家だ」
言うアー ニー

荒れ果て た空き家に入って行くジョー ジ。



『素 晴らしき哉、人生!』ジェー ムズ・スチュワート
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